東日本大震災から まる6年

丸に片喰は佐久間家の家紋である。
菅佐原家には残念ながら家紋はない。
で、考えたのだが、家紋には漢字を文様化する例(文字紋、字紋=以下参照)があって、それで行こうかと思う。


<(上) 伊藤幸作著『紋章 | 鳥獣魚・形・印・字・具』1969年8月 美術出版社刊 122ページ より一部引用>

現在、候補のナンバーワンは小津安二郎の墓碑銘「無」。

 

東日本大震災から6年となった11日、台北市内の日本台湾交流協会台北事務所で「追悼感恩会」が開かれ、日台の関係者約80人が犠牲者に黙祷(もくとう)をささげた。
 震災で台湾からは約200億円に上る義援金が寄付された。交流協会台北事務所の沼田幹男代表(駐台大使に相当)は「台湾は心と心がつながった特別な友人だ」と改めて謝意を表明。台湾の対日窓口機関、亜東関係協会の邱義仁会長は「震災という不幸の中で、台日間の人々の感情(の交流)が想像を超えて深いことが発見できた」と応じ、復興に向け「がんばれ」と日本語でエールを送った。
http://www.sankei.com/world/news/170311/wor1703110032-n1.html

台湾の皆さんの温かい友情に心より感謝いたします。
本当にありがとう。非常感謝你。

2017/03/10
平成29年3月10日、安倍総理は、総理大臣官邸で第18回復興推進会議及び第45回原子力災害対策本部会議の合同会合を開催しました。
 会議では「浪江町・富岡町における避難指示区域の解除」について決定され、「復興6年間の現状と課題」及び「原子力災害からの福島復興の進捗」について議論が行われました。
http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/actions/201703/10fukko_gensai.html

現地とスタジオが中継で結ばれ、共に肩を組み、復興ソングが歌われる。
まことに感動的だ。
復興ソングの管理出版社が局系列であれば、口さがない言い方をすれば「今は稼ぎどき」ということにもなろう。

復興予算とか多額の義援金とか、ほんとうに被災者の生活のために使われているのか、、、なんてことにはマスコミは興味がないらしい。
支払いを受ける業者は社員や従業員に与党への投票を命じているたぐいのもの、といってしまえば怒られるだろうかね?

2016/07/08
「この災害復興は失敗である」
それも単なる失敗ではない。
私たちが何年もかけて反省をし、もうこれ以上の失敗を重ねないよう議論をしつづけ、制度にまでのせようと努力していながら、その反省を吹き飛ばすかのように最悪の結果を導いた、そのような失敗である。
この失敗の原因はどこにあるのか。何をどう問題視する必要があるのか。そのなかで震災時から災害の処理を担当してきた各政権をどのように見たらよいのか。9ヵ月後にはついに丸6年を迎えるこの微妙な時点で、あらためてこの震災復興の問題を考えてみたい。
津波被災地では、長大な沿岸に巨大防潮堤が延々と築かれている。だがこのまま建設をつづけても、その背後に住む人はほとんどいない、そういう事態を招きつつある。
奇跡の一本松で有名な陸前高田でも、いったいこの盛り土の上に誰が住むのかという奇態な高台造成が進んでいる。漁業や観光で生業を営んでいた人々にとって、復興事業が――正確には復興の前提となる防災事業が――復興の大きな障害になってしまった。被災地・被災者を応援するはずの復興事業が地域を死の町へと誘っていく。
福島第一原発事故の被災地では、帰還政策が盛んに進められている。除染とインフラ整備が復興の基本であり、この地への早期帰還が目論まれているが、廃炉にまだ何十年もかかる被災地に、おいそれと人が戻れるわけがない。
ましてそこで子育てなどできるわけはなく、帰還政策は早期決着による賠償切りと政府や東電の責任回避のためとみてほぼ間違いがない。
こんな政策で被害者の生活再建につながるわけはない。巨額な資金を投じながら、それらのほとんどが被災者たちのための復興ではないものに使われている。
一体何が起きているのか?

<誰も語ろうとしない東日本大震災「復興政策」の大失敗(山下 祐介) 現代ビジネス 講談社 より一部引用>
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49113

現実は誤魔化せない。
真実を知りたくば現場へ行けばよい。

John Legend, Cynthia Erivo – God Only Knows ft. yMusic(2017)

2017/02/23
事故の責任が不問に近い状態のままであること、生活環境が整わないままの原発事故被災地への帰還の方針の強調、事故を起こした原発の廃炉事業の主体を民間企業に任せたまま国の直轄としない無責任さ、どこまで膨らむのか予想がつきにくい賠償や除染費用についての議論の乏しさ、持てるものと持てないものの格差の拡大などである。
ここに現れているのは、「原発事故によって私たちは多くのものを喪失した」という現実についての否認である。国家の無謬性を、どうしても維持したいと願っているかのようだ。

<原発事故から6年、都合の悪いことを黙殺し続ける私たちの「病理」(堀 有伸) 現代ビジネス 講談社 より一部引用>
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/51030

国家の無謬性というイデアを持つこと自体、もはや敗北である。
無謬の人間はいまだかつて存在しないのだから、その人間が作る国家が無謬なわけがないだろ。
人間の謬りは人間の本質に因るのだから、最後の最後まで人は謬り続けて滅ぶのである。

2017/03/10
原発事故に伴う避難によって故郷を離れて以来、放射線量の高い一部の地域については、いまも15歳になるまで原則立ち入りが禁止されている。子どもたちは15歳の誕生日を迎えると、それぞれに「一時帰宅」を果たし、そこで撮った写真を見せ合いながら、友だちと思い出を語り合うのだ。
私たちが調べたところ、この6年のあいだに、対象となる自治体で少なくとも3500人が15歳の誕生日を迎え、そのおよそ半数が一時帰宅を果たしたとみられる。

<いじめ、不登校、諦め…原発事故で故郷を奪われた子どもたちのその後(大野 太輔) 現代ビジネス 講談社 より一部引用>
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/51169

放射線は細胞分裂が活発な子どもたちに、より重大な障害をもたらす。
帰宅した子供がぽこぽこ死んじゃっちゃ政府も困るので15歳未満禁止令とは相成ったが、発症が二十歳以降なら問題ないとでも考えているのか。

県内全原発廃炉 可決8割 きょう東日本大震災から6年
 県内59市町村議会のうち、県内原発の全基廃炉を求める意見書もしくは決議を可決したのは50市町村議会で、全体の8割超に上る。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故発生から11日で丸6年となるのを前に福島民報社が行った調査で分かった。国、東電が福島第二原発の存廃について判断を示していない中、同原発の廃炉が県民の願いであることが改めて浮き彫りとなった。
 調査は10日、県内59市町村議会の担当者から聞き取りで行った。震災と原発事故以降、全基廃炉の意見書か決議を可決した50の市町村議会は【下記】の通り。平成28年度は会津若松、郡山、二本松、桑折の4市町が全基廃炉の意見書を可決したほか、大玉、北塩原、西会津、磐梯、猪苗代の5町村が3月定例会への意見書の議案提出を予定、検討している。桑折町以外は過去にも全基廃炉を求める意見書もしくは決議を可決している。
 50市町村議会の内訳は13の市議会全てと、原発事故で避難指示が出された双葉郡8町村を含む37の町村議会。県町村議会議長会事務局は26年の総会で全基廃炉を求める特別決議を全会一致で採択しており、「全基廃炉を求める方向性は全ての町村議会で一致している」としている。
 県議会は23年9月定例会で県内の全原発の廃炉を求める請願を採択。さらに、計4度、同様の内容の意見書を可決し、国に提出した。一方、県は再三、国と東電に全基廃炉を求めてきた。
 事故が起きた福島第一原発は廃炉となったが、冷温停止中の福島第二原発について国と東電は方向性を明らかにしていない。安倍晋三首相は8日、福島民報社などの合同インタビューで「東電が判断すべき」と述べ、明言を避けた。

<県内全原発廃炉 可決8割 きょう東日本大震災から6年 県内ニュース 福島民報 より一部引用>
http://www.minpo.jp/news/detail/2017031139701

今、福島で進められている廃炉計画は、溶けた核燃料を全量取りだすというもの。これに対してチェルノブイリでは「石棺」方式が取られました。溶けた燃料をすぐに取り出すのは無理なので、上からコンクリートで何重にも固めて放射性物質が外に漏れ出ないように、文字どおり石棺のように固めるという方法です。
実は去年、福島についても廃炉に関わる技術者たちから、取り出すことを大前提としつつも「石棺も選択肢のひとつ」とした計画案が示されました。「取り出し」は相当な困難を伴うという思いからです。
これに対して福島県は「石棺はあり得ない、そういうことを考えてもらっては困る」と強く反発しました。福島県からすれば、溶けた核燃料を除去しない限り、危険物質がそこに存在し続けることになるわけで、それでは復興の妨げになるという考えです。その心情は確かに理解できます。
ただ、私がこの一件で最も問題だと思ったことは、その後、経産省が技術者の責任者を呼び出して注意をし、計画案から石棺方式を削除させたことです。
政府として絶対に「取り出す」というのであれば、技術者の意見を聞いた上で、「石棺方式は取らない」という判断を示せばいいだけです。何も技術者を呼んで叱りつける必要はありません。技術者には政策判断とは別に、あらゆる技術的可能性を提示してもらうべきでしょう。

<NHK解説委員「水野さん」が語る、いま福島で起きていること(週刊現代) 現代ビジネス 講談社 より一部引用>
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/51176

ロボット開発とか夢のある話題があるが、開発費は誰が出してるのか。
ハッキリ言うが、メルトダウンした以上、石棺化して放射能を封じ込めるしか手は無いのだが、原子力村の狂人たちが海岸べりに原発を作ったので、それすら出来そうにない。

福島県は「石棺化は復興をあきらめることと同義語だ」として強く抗議したそうだ。県はマジでそういう次元の話と捉えているのか?

The Beach Boys – God Only Knows(1966)神のみぞ知る
a cappella
曲としては4度目の引用。

 日本で最も津波が早く到達するとされる和歌山県串本町にとって、「3・11」はひとごとではない。海岸近くまで山がせり出し、市街地は液状化が心配される埋め立て地が大半だ。

 ――東北と串本の沿岸部を比較すると、巨大津波が予想される串本には巨大な防潮堤もかさ上げもない

 岩手県宮古市とは四端会議(本州の4つの端の自治体が集まる会議)で交流があるが、向こうは14メートルの防潮堤をつくったという。串本は今年度から補正予算でかさ上げ工事が始まった。海抜5メートルまで積み上げる。
 10メートルクラスの防潮堤を作れば大きな効果はあるだろうが、町民はそれを望んでいない。今回は1・3メートルのかさ上げをする。東海・東南海・南海の3連動地震が起きたら、16分で津波の第一波(高さ3・9メートル)が到達する。1・3メートルかさ上げをすることによって海抜5メートルとなり、津波の浸水を32分間止めることができる。
 32分間止めれば、避難困難区域の住民が逃げることができる。
http://www.sankei.com/west/news/170311/wst1703110032-n1.html

次に来るのはどこか?
北海道十勝沖か? 南海トラフか? 首都直下型か? はたまた富士山噴火か?
おれが生きてるうちに答が出るだろう。
ナニそう遠い話ではない。

God Only Knows – BBC Music
BBC Music
視聴回数 14,151,413 回
2014/10/07 に公開

以下「地震」「Earthquake」「火山」「噴火」「Volcano」を含む投稿。

以下、「津波」を含む投稿。

2016/12/06
トヨタファイナンスは2017年1月4日、国税庁より納付受託者の指定を受け、GMOペイメントゲートウェイとの提携により、パソコンやスマートフォン等によるインターネットを利用した国税のクレジットカードによる納付の取り扱いを開始する。国税を対象とするクレジットカード納付は、初の取り組み。
http://news.mynavi.jp/news/2016/12/06/358/

2017/03/10
自動車税など、都税のクレジットカードでの納付を受け付けるインターネットのサイトが不正アクセスを受け、最大でおよそ67万件余りの個人情報が流出した可能性のあることがわかりました。東京都によりますと、クレジットカード番号の情報も含まれているものの、これまでに被害は確認されていないということです。
情報流出の可能性があるのは、自動車税など、都税のクレジットカードでの納付を受け付けるウェブサイト「都税クレジットカードお支払サイト」です。
東京都によりますと、このサイトが不正アクセスを受け、おととし4月1日からことし3月9日までの間にサイトを利用した人の個人情報が最大で67万6000件余り流出した可能性があるということです。
この個人情報の中にはクレジットカードの番号や有効期限が含まれているということです。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170310/k10010906691000.html

この重大な事案について、なぜもっと大きく報じないのか首を傾げざるを得ない。
とにかくもネットで安全なんてありえないことを肝に銘じるべきだ。

余談ですが、私が大好きな映画『男はつらいよ』にも日本人らしいシーンが出てきます。それは、博さんが手をケガしたときに、タコ社長がおすしを持って謝りにくる場面です。ギリシャ人の社長だったら「自分は悪くない。ケガをしたのは君の不注意だ」と言うところ、タコ社長は自分の責任を潔く認め、お詫びの品まで持ってくる。私は思わずこのシーンで涙してしまいました。でも、普通のギリシャ人には理解できないことだと思います。

<外国人が気付いた「日本のドラマ」3つの特徴 テレビ 東洋経済オンライン より一部引用>
http://toyokeizai.net/articles/-/162142

日本人もその頃とはずいぶん変わりました。
悪い意味で外人ぽくなったみたいです。

政治家やエリート官僚は悪事がバレても誤魔化せばいい、誤魔化しきれると考えてます。
年金暮らしの老人たちは幼児の声がうるさいと言って保育園や幼稚園の新設に反対しています。
まったく、ろくなもんじゃない。
『男はつらいよ』の人情の世界は、もう遠い過去のお話。ノスタルジーの対象なんですよ。

 

キャピトルタワーみたい。

以下、「Tower」「塔」「ピサの斜塔」「キャピトル・タワー」「円形校舎」を含む投稿。

今年、ジョン・レジェンドはグラミー賞授賞式では、今年の死者追悼の場面でザ・ビーチ・ボーイズの「ゴッド・オンリー・ノウズ」(伝説の『ペット・サウンズ』収録。ポール・マッカートニーはこの曲を聴いて「今まで聴いた曲の中で最も美しい」と絶賛した)をピアノで弾き語りし、アカデミー賞授賞式では前述のダブルノミニー、「シティ・オヴ・スターズ」と「オーディション」を歌った。
 現在、ソウル/R&Bで最高クラスの歌唱力を持つジョン・レジェンドによる両者を(おそらく既に上がっているだろう動画サイトかなんかで)聴き比べてみてほしい。「ブライアン・ウィルソンと比べちゃ気の毒だろ」等と言うなかれ、アカデミー賞最優秀主題歌賞である。

<いよいよ追補へ Real Sound|リアルサウンド 映画部 より一部引用>
http://realsound.jp/movie/2017/03/post-4359.html

Grammy’s 2017
Daryene Henry
2017/02/12 に公開
In Memorial tribute. John Mayer does “God only knows”

以下、「God Only Knows」「神のみぞ知る」を含む投稿。

以下、「知る」「Know」を含む投稿。

追加記事

(2017年3月12日)

追加記事

2017/03/12
南海トラフの巨大地震が発生した際、太平洋側を中心に人口が変動し、元の市区町村から145万世帯余りが流出するおそれがあることが、専門家による最新のシミュレーションでわかりました。
(中略)
今回のシミュレーションでは、巨大地震のあと、246の市区町村の外へおよそ145万6000世帯が流出するおそれがあるとされています。
日本の平均の世帯数で計算すると、およそ340万人に相当します。
都道府県の外へ流出する世帯数で見ると、最も多い愛知県がおよそ22万7000世帯、静岡県がおよそ18万8000世帯、高知県がおよそ14万6000世帯、三重県がおよそ13万8000世帯、大阪府がおよそ12万9000世帯、愛媛県がおよそ11万3000世帯、和歌山県がおよそ9万2000世帯、徳島県がおよそ8万3000世帯、宮崎県がおよそ5万4000世帯などとなっています。
(中略)
一方、流出する世帯の多くは主に賃貸住宅の空き部屋が多い都市部へ流入するとされ、増加する世帯数は、福岡県でおよそ15万5000世帯、神奈川県でおよそ11万6000世帯、兵庫県でおよそ11万1000世帯、東京都でおよそ10万2000世帯、埼玉県でおよそ9万2000世帯、広島県でおよそ7万9000世帯などとなっています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170312/k10010908411000.html

おそらく東日本大震災よりも深刻な被害となるだろう。
沿岸部のほとんどの人には逃げるだけ時間がない。
(2017年3月12日)

追加記事

(2017年3月15日)

追加記事

(2017年12月28日)

追加記事

(2019年5月31日)