珍島沖で大型客船が転覆(8終)

韓国で今年4月に起きた旅客船セウォル号の沈没事故で、同国の裁判所は11日、船長のイ・ジュンソク被告に懲役36年の刑を言い渡した。
イ被告は乗員3人とともに、救命ボートや救命胴衣などの装備を利用せず、乗客に避難を呼び掛けなかったとして殺人罪に問われた。検察はイ被告に死刑を求刑していた。韓国では1997年以降、死刑は執行されていない。
5カ月に及んだ裁判で、弁護側はイ被告に殺意はなかったと主張。被告は法廷で乗客救助に必要な措置を取らなかったことを認め、反省と謝罪の言葉を述べていた。判決では殺人罪は適用されなかった。
この事故ではさらにセウォル号の運航会社、清海鎮海運のキム・ハンシク代表が業務上過失致死罪に問われている。韓国の聯合ニュースによると、検察はキム被告に懲役15年を求刑した。
http://www.cnn.co.jp/world/35056410.html

300人以上の死者・行方不明者を出した韓国の大型旅客船「セウォル号」沈没事故で、韓国政府は、11月11日で行方不明者の捜索を打ち切ると発表した。
この日の関係閣僚会議で決まった。乗船していた476人のうち、295人の死亡が確認されたが、まだ9人の行方が分かっていない。4月16日の事故発生以来、ダイバーによる現場付近の捜索が続いていたが、209日ぶりに打ち切られることになる。
http://www.huffingtonpost.jp/2014/11/10/sewol-missing-search-ended_n_6137102.html

今日11月11日、行方不明者の捜索が打ち切られ、船長に一審の判決が出されるという、大きな区切りを迎えた。
行政の不正、カルト宗教の影響などは問われずじまいで、ふたたび同じようなことが起きないか大いに心配される。

 

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2015/04/16
 結局、韓国人はこの1年間を無駄に過ごしたことになる。大統領は国の枠組みを変えなければならないとして「国家改造」を叫んだが、響き渡ることのないまま口先だけになってしまった。海洋警察庁解体後、新たに発足した国民安全処(省庁の一つ)が社会の安全水準を引き上げるのにどれだけ貢献しているのか、我々国民にはよく分からない。国会もセウォル号事故を政争の道具にして力を使い果たした以外、なにもしていない。昨年6月から8月までの3カ月間に「セウォル号国政調査」が行われたものの、報告日程を決めるのに20日間、誰を証人にするかに50日間かかり、とうとう「やっつけ仕事」に終わった。「セウォル号事故真相究明特別調査委員会」も先月発足したが、特別委員会の職位などをどうするか争いとなり、活動はまだ始まっていない。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/04/16/2015041601513.html

1年たっても事故調が動かない、とは、、、!
(2015年4月16日)

 

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2015/04/18
韓国・ソウルの中心部で18日、昨年4月の旅客船セウォル号沈没事故の犠牲者遺族が警察に連行されたのをきっかけに、政府への抗議集会参加者1万人以上が大統領府へ向けデモ行進し、機動隊と激しく衝突した。
 機動隊は放水銃や催涙スプレーを使用したが、デモ隊は機動隊を押しのけ、大統領府に向かった。夜になって大統領府から数百メートル離れた政府ソウル庁舎前で膠着状態になり、デモ隊の一部はバリケード代わりに止められたバスを引き倒そうとした。午後11時前(日本時間同)に遺族代表が、来週も大統領府を目指すとしながらもデモの終了を宣言、参加者らは帰宅を始めた。
 衝突の規模は、2008年5月から同年夏まで、米国産牛肉の輸入規制緩和に反対して連日続いたろうそく集会に匹敵するものになった。韓国では朴槿恵(パク・クネ)大統領が南米を歴訪中のほか、大統領職代行を務める李完九(イ・ワング)首相も違法政治献金疑惑の拡大で国民の信頼を失っており、朴政権の不安定さが際立つことになった。
 18日午後、ソウル中心部の市庁前広場で政府への抗議集会が開かれた。その直前、警察が近くの観光名所、景福宮で座り込みをしていた遺族十数人を連行。集会参加者は集会を打ち切ってデモ行進を始めた。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM18H8L_Y5A410C1000000/

朴政権が危うくなってきたな。
まだ第2ラウンドがありそうだ。
(2015年4月18日)

 

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2015/04/22
韓国政府は、水深44メートルの海底に沈んだままの船体を引き揚げるかどうか検討を進めていましたが、22日午前、関係省庁による検討会議を開き、船体を引き揚げることを正式に決めました。
記者会見をした国民安全庁の長官によりますと、海上で作業する足場を設置するなどの準備が進められたあと、早ければことし9月から水中での作業を開始し、船体に90か所余りの穴を開けてワイヤーを結び付け、大型クレーンで引き揚げるとしています。
順調に進めば、引き揚げにかかる費用は1000億ウォン、日本円でおよそ110億円で、作業期間は1年としていますが、天候などによっては、さらに多くの費用や時間がかかる可能性もあるということです。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150422/k10010056701000.html

そうでもしないと政権が沈没しそうだ。
(2015年4月23日)

 

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2015/04/28
昨年4月に韓国南部で沈没した旅客船「セウォル号」の船長が殺人罪などに問われた裁判の控訴審で、光州の高等裁判所は28日、船長への殺人罪の適用を認め、無期懲役の有罪判決を言い渡した。
沈没事故では修学旅行の生徒ら304人が死亡または行方不明となった。船長のイ・ジュンソク被告は乗客の救助を放棄し先に脱出したとして殺人罪などに問われた。
昨年11月の一審判決では殺人罪が認定されず、遺棄致死罪で懲役36年の刑が言い渡された。検察はこれを不服として控訴していた。
http://www.cnn.co.jp/world/35063880.html

36年から無期。船長のイ・ジュンソク被告は現在69歳なので当人にとっては違いはなさそうだ。
(2015年4月28日)

 

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2015/11/13
2014年4月に起きた韓国の旅客船、セウォル号の沈没事故で、乗客を救助せずに脱出したとして殺人罪に問われていた船長のイ・ジュンソク被告(70)ら乗組員15人に対する上告審判決公判が15年11月12日、ソウルの大法院(最高裁)であった。裁判官全員が殺人罪で船長に無期懲役を言い渡した2審判決を支持し、上告を棄却した。船長の無期懲役判決が確定することになる。
http://www.j-cast.com/2015/11/13250532.html

韓国は恩赦の機会が多いので、ほとぼりが冷めたころに出られると思う。
(2015年11月13日)

 

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(2015年12月7日)

 

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2016/06/29
 2014年4月に304人の死者・行方不明者を出した韓国の旅客船セウォル号沈没事故で、船に軍基地建設用の鉄骨が積まれていたが、検察が明らかにしていなかったことが28日までに分かり、捜査への不信が拡大している。
 原因解明には船体引き揚げが必要だが、朴槿恵政権は遺族の求めでつくられた官民合同の特別調査委員会に今月末で調査をやめるよう指示した。遺族や調査委、野党は政府の幕引きに激しく抵抗している。
 調査委によると、検察の発表より100トン以上重い410トンの鉄骨が積まれていたことが最近判明。一部は当時建設中だった済州島の海軍基地に搬入予定だった。
 セウォル号は沈没前夜、他の船が濃霧で仁川港にとどまる中、唯一出港し、済州島に向かった。軍への納入遅れを避けようと無理に出航した可能性も指摘され、これを検察が隠そうとしたとの臆測が出ている。
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20160629/frn1606291203006-n1.htm

こりゃまたとんだスキャンダルが隠されていたものだ。
(2016年6月29日)

 

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2016/06/29
セウォル号引き揚げの主要な作業となる船首持ち上げが数回延期されるなど、船体の引き揚げが先延ばしされている。海洋水産部は28日からセウォル号の船首を持ち上げる作業を開始する予定だったが、高波と強風などの気象悪化で、次の小潮期の7月11日に延期した。
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/24513.html

2016/07/20
2016年7月20日、韓国・ハンギョレ新聞などによると、海底に沈む旅客船セウォル号の引き揚げ作業が大詰めとなる中、韓国政府が引き揚げ後に船体を切断せざるを得ないとの方針を固めた。これに、船体を維持した状態での保存を訴える遺族らが強く反発している。
http://www.recordchina.co.jp/a145422.html

(2016年7月20日)

 

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2017/03/23
<修学旅行の高校生らを乗せた旅客船セウォル号の沈没事故発生から3年。遺族たちの悲願であった沈没した船体が引き揚げが始まった。作業は何度かトラブルが発生して中断しており、予断を許さぬ状況だ。未だ発見されない9名の捜索と事故原因の究明に韓国中の期待が寄せられている>
2014年4月に韓国南西部の珍島沖で沈没した旅客船セウォル号について、引き揚げ作業にあたっている韓国海洋水産部は、22日午前から試験引き揚げとはしけ船との固定作業を行っていたが、夜から本格的な引き揚げを進め、23日午前3時45分ごろ、海面に船体の一部が現れた。事故発生から実に1073日目のことだ。
予定では23日午前11時に水面上13mまで引き揚げすることを目標に徹夜で作業を進めたが、引き揚げの過程で、船体の姿勢が変わることによって引き揚げ作業を行うはしけ船とセウォル号の船体間で接触する部分が見つかった。
このため現在作業を一時中断し、セウォル号の固定作業を行って午後から引き上げを再開。午後2時に水面6mまで引き揚げ、その後午後5時までにで8・5mまで引き揚げていたが、その後、引き揚げ作業が再び中断されている。ダイバーが潜って調査をした結果、車両積み込み用の船尾ランプが壊れて開いており、これと引き揚げワイヤーが干渉しているという。このため、現在ダイバーがランプの除去作業にあたっており、24日朝までには終えて引き上げを再開する予定だという。
最終的には水面上13mまで引き揚げられると、はしけ船との2次固定作業を行う予定だ。その後1週間ほどで半潜水式の重量物運搬船に移し替え、87km離れた陸揚げ予定地の木浦新港へ1日かけて輸送される予定になっている。

<韓国セウォル号引き揚げ、沈没事故から1073日目で姿を現す ニューズウィーク日本版 より一部引用>
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/03/1073.php

(2017年3月23日)

 

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(2017年4月14日)

 

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2017/11/21
2014年4月16日に韓国南西部の珍島沖で沈没し、今年3月、引き揚げられた大型フェリー、セウォル号の船内捜索を行っている船体調査委員会は20日、来年3月までにセウォル号の船体を縦に長く立て、いまだ見つかっていない5人の行方不明者の捜索と船体調査を行うと発表しました。
まだ捜索が行われていない機関室は、狭い空間の中に多様な設備が入っていて、捜索者の安全性を考えると、船体を縦に長く立てる必要があるということです。
(中略)
そのための予算を政府に要請している状態で、予算が確保されれば、ことし12月から準備作業に入り、来年3月までに捜索・調査を終わらせ、来年5月に最終報告書を政府に提出するとしています。
一方、まだ、遺体が見つかっていない行方不明者5人の葬儀が18日から3日間行われました。
遺体が見つからないため、捜索時に発見された遺品を骨つぼに安置しました。
これで、これまでに葬儀が行われた299人を含め、合わせて304人の犠牲者全員の葬儀がすべて終わりました。

<セウォル号 縦に立てて調査へ KBS World Radio より一部引用>
http://world.kbs.co.kr/japanese/news/news_Dm_detail.htm?No=65861

(2017年11月25日)

 

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2018/05/24
政府の船体調査委員会は24日、現場海域に近い木浦の港に昨年引き揚げられた船体の内部を報道陣に公開し、今後の調査方法などを説明した。
 引き揚げ後、横倒しの船体内部で、依然行方不明となっている5人の捜索などが行われたが、調べづらい個所があるとして今月、船体をほぼ直立の状態にした。
 事故による死者・不明者は304人に上る。調査委は4月、船体の左舷下部に衝撃を受けた形跡があると発表、潜水艦などと衝突した可能性も指摘されている。

<セウォル号内部を公開 韓国南西部の港 – 産経ニュース より一部引用>
http://www.sankei.com/world/news/180524/wor1805240042-n1.html

뒤틀리고 무너지고…세월호 선체 안으로 직접 들어가 보니 / SBS
SBS 뉴스
2018/05/24 に公開

(2018年5月25日)

 

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2018/11/07
セウォル号の沈没事故で、当時の軍情報機関が世論の沈静化を狙い、遺族や同級生らの監視や運航会社オーナーへの盗聴を行っていた。韓国軍特別捜査団が6日、発表した。捜査団は拘束していた3人を職権乱用などの罪で起訴し、ほかの2人も在宅起訴した。
 遺族らを監視していたのは、今年8月に解体された軍情報機関、機務司令部。集めた情報は朴槿恵(パククネ)前政権当時の大統領府に報告していたという。
 同司令部は事件直後、当時の朴政権の支持急落を避けるために対策班を結成。事故の沈静化には行方不明者の捜索や船体の引き揚げ作業を打ち切る必要があると考え、遺族らの説得や圧力をかけるのに役立つ情報収集を始めた。
 光州(クァンジュ)と全羅南道(チョルラナムド)を担当する第610部隊は関係者に偽装し、遺族らが集まる現場近くの体育館に紛れ込み、事件への思いなどを情報収集。京畿道安山(キョンギドアンサン)地域担当の第310部隊は、死亡した生徒らが通った安山市の檀園(タンウォン)高校の同級生や父母らについて、政治思想などの情報を集めていた。
 また、セウォル号運航会社の実質的なオーナー兪炳彦(ユビョンオン)氏を検挙するため、同氏への盗聴を実施。対策班で盗聴は違法行為にあたるとの指摘も出たが、無視されたという。同氏は事件後、変死体で見つかった。
 機務司令部は今年、朴前政権を巡る政情不安に備えて戒厳令を検討していた疑惑が浮上し、文在寅(ムンジェイン)政権が8月に組織の解体を決めた。

<韓国軍、セウォル号沈没の関係者を盗聴 世論沈静化狙い(朝日新聞デジタル)- Yahoo!ニュース より一部引用>
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00000007-asahi-int

(2018年11月7日)

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(2022年6月8日)

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2023/01/15 06:59
 2015年1月、韓国国会で「セウォル号被害支援法」が与野党一致で可決された。出席議員181人のうち171人が賛成した。セウォル号事故の犠牲者を追悼し、遺族など被害者を物心両面で支援するための法案だった。 同法によって、韓国政府と自治体、公共機関、企業が財布のひもを緩めた。政府と京畿道がセウォル号惨事で犠牲になった檀園高校の生徒・遺族が住む安山市に2017年から22年までの6年間に配分した支援金だけで110億ウォン(約11億6,800万円)だ。安山市のほか、4・16財団など関連団体に支援された金額を合計すれば数百億ウォンに上る。特定事件の被害者支援にこれほど多額の国費を投入するのは珍しいことだ。それだけセウォル号事故による国民的衝撃と痛みが大きかったことを物語る。
 ところが、犠牲者を追悼し、遺族の涙をぬぐい、心の傷を癒すために使われるべき国費の一部が、この6年間、とんでもないことに使われていた事実が最近明らかになった。資金横領、不正会計処理も確認された。安山市でセウォル号被害支援費数千万ウォンを受け取った一部の市民団体は、その資金でプール付きの豪華ペンションに遊びに出かけた。繁忙期にヨットに乗り、海上で飲み食いした。「現場体験」という名目で全州韓屋村、済扶島、済州島などに観光出張に行った。
 事件を取材し、最後までわずかな希望を持って確認したことがある。「現場体験にセウォル号事故の遺族を連れて行ったのではないか」という点だった。まさかセウォル号被害支援費を遊興費に使ったはずはないと思った。しかし、問題の団体が訪れた「プールビラ」に遺族はいなかった。ある団体は支援金として、北朝鮮の金正恩(キム·ジョンウン)総書記による新年の辞、金日成(キム・イルソン)主席の抗日闘争の真実などのテーマでセミナーまで開いた。セウォル号と金正恩にどんな関係があるのか。安山市が選挙直前にセウォル号予算をマンション婦人会や「○○工房」「○○の会」など町内の小規模団体や自治委員会に集中的に100万-500万ウォンずつばらまいた状況も明らかになった。
 セウォル号事故が起きた時、正義を叫び、被害者のために全てをなげうつかのように大口をたたいた政治家は一人や二人ではない。しかし、彼らは不思議なことにセウォル号支援金の不正支出事件には憤らない。沈黙に徹している。問題ではないと考えているのか、何か良心がとがめて話せないのか。
 セウォル号追悼事業を行う財団法人「4·16財団」は昨年の内部監査で年間30億-40億ウォンに達する予算を浪費し、会計処理も不十分だという指摘を受けた。内部からも「金銭問題が続けば、財団の信頼性は勿論、事故被害者の名誉も失墜させる恐れかねない」という自省の声が上がった。今からでも政界はセウォル号事故のような災難を政争の火種にしようという考えを捨て、血税が無駄に使われないように制度整備に力を合わせるべきだ。
盧錫祚(ノ・ソクチョ)記者

<【コラム】セウォル号支援金横領事件になぜ政治家たちは沈黙しているのか – Chosun online 朝鮮日報 より引用>
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/01/13/2023011380150.html

(2023年1月15日)

 
 

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