『黄金の高度成長時代 懐かしの名場面100』

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(左)宝島社 2005年5月3日発行 知りたい!得する!ふくろうBOOKS『黄金の高度成長時代 懐かしの名場面100』499円+税
(右)宝島社 2005年5月3日発行 知りたい!得する!ふくろうBOOKS『懐かしい!あの頃の歌』599円+税 CD1枚付き

宝島社のムックをこれまでけっこう買っている。この『知りたい!得する!ふくろうBOOKS』はその廉価版のシリーズであるらしく、週刊誌と同じ「中とじ」の体裁。
個人的にはノドまで開くので、この方が気持ちがいい。

『黄金の高度成長時代 懐かしの名場面100』
この手の本をこれまでどれほど買ってきたろうか。最早目新しい話も写真もないのだが、あれば買ってしまう。
今回のムックは非常によくまとめられていて好感が持てる。
ちなみに同誌が扱っているのは高度成長時代の中でもとりわけ輝いていた1960~72年。

『懐かしい!あの頃の歌』
こちらはCD付きということで、ページ数が少なく、歌詞と曲解説だけ。
全体グラフィックデザインが非常に宜しい。
CDの歌や演奏、選曲は申し分ない。後半の伴奏がピアノだけのテイクが特によい。
が、おれとしては昔の童謡歌手の歌のほうがありがたいナ。

祇王の夢

店頭在庫からそろそろ消えそうなものを買おうというのがそもそも今日のテーマだったが、予定外のものもけっこう買ってしまった。

最初に訪れた文教堂渋谷店。
ちょっと行かない間になんと閉店してましたヨ。

  • 文教堂渋谷店 閉店のお知らせ
  • 文教堂渋谷店 閉店のお知らせ(アップ)

「活字離れ」に加え、ちょっとした本が軒並み2000円以上。
なかなか手が出ません。

講談社刊、犬塚弘+佐藤利明著『最後のクレイジー 犬塚弘 ホンダラ一代、ここにあり!』渋谷東急プラザの紀伊國屋書店では、講談社刊、犬塚弘+佐藤利明著『最後のクレイジー 犬塚弘 ホンダラ一代、ここにあり!』(税込1620円)を購入。2013年6月25日初版。
ブレイク後のクレージーキャッツのメンバーで存命中なのは今日の時点でこの人だけ。興味深いエピソードが語られていて、『8時だョ!出発進行』の失敗についても少々触れられている。クレージーの時代の終焉を印象づけたあの番組は私もブラウン管を通じて見ていた。ドリフの先輩であるはずのクレージーが、子どもをファン層とするドリフと同じ演出で同じようなことをしたのは、残念ながら醜態だった。

アルテスパブリッシング刊、奥和宏著『アメリカン・ルーツ・ミュージック ディスクでたどるアメリカ音楽史』ペーパーウォール品川店では、アルテスパブリッシング刊、奥和宏著『アメリカン・ルーツ・ミュージック ディスクでたどるアメリカ音楽史』(税込1836円)2013年6月25日初版。
昭和51年1月に誠文堂新光社から刊行された青木啓著『ポピュラー音楽200年 フォスターからボブ・ディランまで』を読んだ時、体系的に聴きたいと思い、いろんなレコードを買った。当時はルーツ・ミュージックという言い方はしてなかったと思う。
この本では「ディスクでたどるアメリカ音楽史」の副題のとおり、ほぼ入手可能なタイトルを元に語られていて、手引きとして親切であるという気がした。

河出書房新社刊、松田ようこ訳『キャロル・キング自伝 ナチュラル・ウーマン』丸善メトロ・エム後楽園店では、他店の店頭から既に消えていた河出書房新社刊、松田ようこ訳『キャロル・キング自伝 ナチュラル・ウーマン』(税込4104円)を購入。2013年2月28日初版。
分厚いせいか値段が高い。しかし買わない訳にはいかないだろう。
なんといっても当事者本人の言い分がもっとも重要な証言であることは論を俟たない。

論創社刊、長部日出雄著『天才監督木下惠介』青山ブックセンター本店では以下を購入。
論創社刊、長部日出雄著『天才監督木下惠介』(税込3240円)2013年5月13日初版。
この本には私が40数年来探し求めてきた答が書かれてある。
昭和29年の映画『女の園』で歌われる闘争歌の文句だ。

 古き都に咲きし 花の命は
 祗王ぎ おうの夢ならずや 常盤とき わならずや
 さらば吹けよ みね吹く風よ
 吹きて悲しみの 歴史ぞ変えん

 友よ 香りゆかしき 乙女ならずや
 我も またまこともつ 乙女ならずや
 さらば 恋せよ 自由の園に
 希望と喜びの 花ぞ開かん

この歌が歌われる場面はすべて大規模な合唱で、音質も悪く、歌詞がハッキリ聴き取れなかった。特に「(昨日?)の夢ならずや、(時?)はならずや」「さらば○○よ ○○○○か○よ」の部分、最後の2行も「自由の園に」以外、判らなかった。

木下恵介の実弟・木下忠司はこれで第9回毎日映画コンクール音楽賞を受賞している。
私はこの歌を初めて耳にした時、全身の毛が逆立つような興奮を覚えたものだ。
問題点を容赦なく抉りだすアジ学生=服部敏子(山本和子)の鋭い舌鋒、挑戦的な眼差しにもシビレた。今にして思えばそれは女王様の妥協のない言葉責めだったわけで、なるほどゾクゾクさせられるはずだ。
「女」でもなく「乙女」でもない私が、架空の世界のこの「闘争」にはすっかり肩入れしてしまった。今は昔の話だね。


洋泉社刊『初代ゴジラ研究読本』洋泉社刊『初代ゴジラ研究読本』(税込2160円)2014年10月11日第2刷。
これまで出版されたゴジラ本の中では随一の「詳細さ」。
「お父ちゃまのそばへ行くのよ」の母親、「さようなら、さようならー」のアナウンサーを演じたのは誰だったのか、この本で初めて知った。


マガジンハウス刊『島倉千代子メモリアルブック ~思い出いろいろ~』(税込1543円)2013年12月20日初版。

資料的価値の高い内容でありながらこの価格。当然買うデショ。

  • マガジンハウス刊『島倉千代子メモリアルブック ~思い出いろいろ~』
  • 愛育社刊、鈴木啓之著『王様のレコード』

愛育社刊、鈴木啓之著『王様のレコード』(税込2376円)、2009年12月15日初版。
2000年5月に同文書院から出版された『王様のレコード』の改訂版だそうで、私は当時、旧版も買っている。
レコードを元に、時代の気分が語られているところが良い。

  • グラフィック社刊、ジミー益子監修『60's ガレージ・ディスク・ガイド』
  • グラフィック社刊、ジミー益子監修『ワイルド・ロックンロール・ディスクガイド 50's&60's』

グラフィック社刊、ジミー益子監修『60’s ガレージ・ディスク・ガイド』(税込2376円)、2014年3月25日初版。
グラフィック社刊、ジミー益子監修『ワイルド・ロックンロール・ディスクガイド 50’s&60’s』(税込2376円)、2014年11月10日初版。
どちらも至極丁寧にいちいち洋盤のレーベル部分の写真が添えられているけれども、結局、楽曲自体を実際に聞かないと「良さ」は伝わらないわけで、こうした種類の本はホントに私のような一部の人間しか買わないだろうと感じた。

亜紀書房刊、ミッキー・カーチス著『おれと戦争と音楽と』
亜紀書房刊、ミッキー・カーチス著『おれと戦争と音楽と』(税込1944円)、2012年1月24日初版。
どの本屋の店頭からも消えたこの本は八重洲ブックセンターにちゃんとあった。
文庫に入りそうもないので即Get。