サウンド・オブ・シックスティーズ

発想(由緒)と過程(努力)を重視する物づくり大国の国民が、流行音楽において『サウンド』を重視するようになったのはいつのころのことか。私の記憶と認識では1967、8年だったような気がする。
当時、ロックがジャンル的に、フォーク・ロック、ソフト・ロック、サイケデリック・ロック、アート・ロック、プログレッシブ・ロック等々細分化されつつあって、その差異が多分に感覚的だったこともあり、仕上がりのトータルなテイストという意味合いで『サウンド』なる言葉が多用され始めたのだった。
それは結果・成果がすべての ドライで合理的・即物的な欧米の思考スタイルが、ウェットで情緒的な日本人に「降りてきた」かのような現象で、まぁ経済面で余裕ができてきたこともあったろうが、それまでクラシック以外の外来音楽すべて、カントリーもシャンソンもハワイアンもロカビリーもポップスも何でもかんでもひっくるめてジャズと呼ばわるようなガサツさが払拭され、すっかり過去のものとなった、そういう時期でもあったのだ。

私が音楽を意識して聴き始めたのはまさにそうしたことが起きていた1960年代なのであって、聞き手側、つまり私の感性も絶好調の少年時代~青春時代。そのせいかサウンドに対する嗜好が60年代のそれに偏ってしまった。贔屓の引き倒しといわれそうだが、私は20世紀の流行音楽の歴史において60年代以上に重要な時代はなかったように思う。それどころか人類の歴史においてあの時代がひとつの頂点でありクライマックスだったとさえ考えております。

The Best Love Songs of the 60s – part one

The Best Love Songs of the 60s – part two

The Best Love Songs of the 60s – part three

Reflections Of 1960 – 1964 ♫ ♫ [500 Songs]

Reflections Of 1965 – 1969 ♫ ♫ [500 Songs]

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