「危うく第2のチェルノブイリ」

Urals Meteorite Allegedly Intercepted by Russia’s Air Defense
Feb 15, 2013 02:40 Moscow Time
MOSCOW – A massive meteorite crash shook the Urals region in central Russia early Friday, shattering windows and prompting panic in three major cities. According to some reports, the meteor was intercepted by the air defense complex at the Urzhumka village near the Russian city of Chelyabinsk, when a salvo missile allegedly burst the “shooting star” at an altitude of 20 kilometers.
http://voicerussia.com/2013_02_15/Urals-meteorite-allegedly-intercepted-by-Russia-s-air-defense/

突然の音速飛来物に対して、ロシア軍は為す術がなかったのではないか?

2013年2月16日21時43分
隕石、周辺に核施設も 「危うく第2のチェルノブイリ」
 【モスクワ=関根和弘】1200人の負傷者が出たロシア・ウラル地方の隕石(いんせき)爆発で、プーチン政権が災害対応を急いでいる。プーチン大統領自身が15日、プチコフ緊急事態相らを招集し、「冬でもあり、ことは緊急を要する」として、復旧活動や被災者の支援を指示した。
 緊急事態相は、大きな被害が出たチェリャビンスク州に部隊を増派。16日には輸送機を派遣して、背骨が折れた女性をモスクワの医療機関に運んだ。
http://www.asahi.com/international/update/0216/TKY201302160251.html

今回、隕石が落下したチェリャビンスク州には、旧ソ連時代の核兵器生産プラントがあり、かつて 放射能を撒き散らす大事故を起こしていたという。
そうした国家機密はペレストロイカ~グラスノスチ~ソ連邦解体以降に出てきたもので、実のところ今でもそのすべて判明しているとは言いがたい。

1957年にチェリャビンスクから150キロメートル北西にあるオジョルスク市(秘密閉鎖都市のため、当時はチェリャビンスク-65と呼ばれた)のマヤーク核兵器工場で事故が発生し、3万人を越える住民が被曝した。同市には現在もその後遺症が残っている。
(中略)
2013年2月15日、チェリャビンスク州に隕石が落下し、この衝撃波により市内だけでも3300棟の建物が被害を受け、被害総額は10億ルーブル(約31億円)を上回る見込み。現地当局は盗難や治安悪化を警戒、市街地で夜間の巡回を強化した。
<チェリャビンスク – Wikipedia>
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AA%E3%83%A3%E3%83%93%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%AF

 ロシアの首都モスクワから東へ約千五百キロ。大小三千五百以上の湖が点在するウラル山脈南東に位置する旧ソ連時代のかつての秘密都市「チェリャビンスク65」と隣接のプルトニウム核施設「マヤーク生産協同体」は、視界を遮る深い森の向こうにあった。
 「あの煙突がプルトニウム工場のものだ」。チェリャビンスク市を拠点に放射線被害者の支援をする市民団体「アイグリ(月の花)」共同代表のガスマン・カビーロフさん(44)が、湖の向こうにそびえる煙突群を指して言った。「マヤークは国内最初の兵器用プルトニウム生産工場だ。そのための原子炉五基をはじめ、再処理工場などがある。ロシアで最悪の放射能汚染を引き起こしてきた」
 マヤーク核施設は、広島・長崎原爆投下直後の一九四五年十月、ソ連政府が最初のプルトニウム生産工場敷地として決定。四九年初頭には照射済みの核燃料からプルトニウムを分離し、同年八月二十九日のソ連初のセミパラチンスク核実験場(カザフスタン)での原爆実験成功に導いた。
 東西冷戦下、激しい対立を続けていた米国に遅れること四年余。予想外の速さの実験成功は米政府を驚かせ、より破壊力の大きい水爆開発など米ソ間の新たな核軍拡競争の引き金となった。
 が、開発優先のその裏で、環境を省みない化学・放射性物質の川や湖などへの投棄や事故が続発。今も高レベル放射能汚染のため、マヤーク核施設周辺の約三百五十平方キロメートルは「健康保護ゾーン」として、農業や居住を禁止。広島市の面積の二倍余に当たる約千七百六十平方キロメートルが環境上の「モニタリングゾーン」に指定されている。

<21世紀 核時代 負の遺産 旧ソ連編(1)マヤーク核施設 上 死んだ川 残された住民 | 中國新聞>
http://www.chugoku-np.co.jp/abom/nuclear_age/former_soviet/010916.html

1957年9月29日に、南ウラルのチェリャビンスク-65(チェリャビンスク市の北北西71km、キシュテムの東15kmに位置するマヤク核兵器生産コンビナート)の再処理施設で、高レベルの硝酸アセテート廃液の入った液体廃棄物貯蔵タンクの冷却系統が故障したために、加熱による化学的な爆発がおこり、タンク内の核種7.4E17Bq(2,000万キュリー)のうち、約9割が施設とその周囲に、約1割にあたる7.4E16Bq(200万キュリー)が環境中に放出され、チェリャビンスク州、スヴェルドロフスク州、チュメニ州などのテチャ川の下流の町を300kmにわたり汚染した。このため34,000人が被ばくしたといわれる。これがいわゆる東ウラル放射能事故(East Urals Radioactive Trace ;EURT)、南ウラルの核災害(ウラル核惨事)、あるいはキシュテム事故(キシュチム事故)といわれるものである。

<旧ソ連における南ウラル核兵器工場の放射線事故(キシュテム事故など) (09-03-02-07) – ATOMICA - より一部引用>
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_Key=09-03-02-07

Наш Челябинск
私たちのチェリャビンスク

ちなみに日本の原発の安全基準では「隕石による事故」の可能性はまったく考慮されていない。

陸地面積が狭い日本に巨大隕石が墜ちる確率は極めて低いけれども、では今日明日にそれが絶対ないとも言えないわけで、死なばもろとも、あとは野となれ山となれ、ということらしい。

今回の隕石落下の報道では、関連する話題として、チェリャビンスク-65の核災害よりツングースカ大爆発を扱うメディアが多かった。

ツングースカ大爆発(ツングースカだいばくはつ、ロシア語: Тунгусский взрыв、英語: Tunguska explosion)は、1908年6月30日7時2分(現地時間)頃、ロシア帝国領中央シベリア、エニセイ川支流のポドカメンナヤ・ツングースカ川上流北緯60度55分0秒東経101度57分0秒(現 ロシア連邦クラスノヤルスク地方)の上空で起こった爆発である。ツングースカ事件(Тунгусский феномен, Tunguska event)とも言われる。

<ツングースカ大爆発 – Wikipedia>
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%84%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%AB%E5%A4%A7%E7%88%86%E7%99%BA

20世紀最大の謎ツングースカ大爆発の真相を追え!

  ※(追記:この動画は削除されました

 

Тунгусский метеорит часть 1/Tungusskiy meteorite

 パキスタン南西部のクエッタで16日起きた爆弾テロは、一夜明けて死者が81人、けがをした人は164人となりました。犠牲者の数は今後さらに増える可能性があります。
(中略)
 現場は、パキスタンでは少数派のイスラム教シーア派が多く住む地域で、スンニ派の過激派武装勢力「ラシュカ・レ・ジャングビ」が犯行を認めています。「ラシュカ・レ・ジャングビ」は少数派のシーア派を「異教徒」と見なして攻撃するパキスタン国内でも最も暴力的とされる組織とされています。
 クエッタでは先月も86人が死亡する連続爆弾テロが起きるなど、スンニ派によるシーア派を狙った事件が相次いでいます。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5259314.html

スンニ派とシーア派
預言者ムハンマドの打ち立てた慣行・規範をスンナといい、スンナに従う人々がスンニ派。一方、ムハンマドとの血のつながりが必要だとして、いとこのアリーを指導者に仰いだのがシーア派。イスラム教徒全体ではスンニ派が圧倒的多数だが、イランではシーア派が9割を占める。スンニ派はムハンマドやカリフ(後継指導者)を人間とみなすのに対し、シーア派は指導者を絶対的な判断を下すイマームと呼び、神格化している。
( 2007-04-11 朝日新聞 朝刊 2外報 )
http://kotobank.jp/word/%E3%82%B9%E3%83%B3%E3%83%8B%E6%B4%BE%E3%81%A8%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%A2%E6%B4%BE

教条主義 対 血脈主義(神秘主義)みたいな?

騷ぎは一層激しくなり、あわや兩派の僧俗入り亂れて忽ち一大修羅場を現出せんとする勢い(東京日日新聞1901年3月12日付)って感じかな。

 宮崎あおいが、木下恵介監督の実話を映画化する『はじまりのみち』で、映画『二十四の瞳』(1954)の構想を練る木下監督の前に登場する国民学校の先生役を務めることが発表された。宮崎は、ナレーションも担当し、物語を彩るという。
 木下監督役を加瀬亮が務める本作は、戦時中、軍部からマークされ、次回作の制作を中止されてしまった木下監督が、松竹に辞表を提出し、一時映画界から遠ざかった際のエピソードを映画化するもの。疎開のため、脳溢血で倒れた母をリヤカーに乗せ、17時間に及ぶ山越えをするなど、知られざる木下監督の姿を描く。
http://www.cinematoday.jp/page/N0050319

木下恵介の伝記映画であろうか。
木下監督が描いた女性像はウェットなタイプが多く、見ていて重い。
数多く主演した高峰秀子などは自分の性格とは正反対の役が多くて苦労したと述懐しているくらいだ。
世代は少し違うが増村保造の描く女性たちと比較してみるのも面白いだろう。

追加記事

NASAの担当者に言わせれば、その10分の1ほどのサイズの隕石でも、地球に衝突すれば「文明を終わらせかねない」という。
 もっともNASAでは、このクラスの小天体についてはすでにその95%を把握しており、常時その動きを監視している。また実際に衝突が起きる可能性も、それほど高くないと見る。
 一方問題なのは、「小さい」隕石だ。小さい、といってもその直径は50メートル級。落下すれば、街ひとつくらいは簡単に吹き飛ばす。こちらはNASAでも、その10%ほどしか把握できていない。
http://www.j-cast.com/2013/03/27171402.html

(2013年3月27日)

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