情報の「錯綜」と日本政府の「無力」

北アフリカのアルジェリアで天然ガスの関連施設がイスラム武装勢力に襲撃された事件で、複数の関係者が拘束された、横浜に本社があるプラント建設大手「日揮」の広報・IR部の遠藤毅部長は、18日午前0時前から記者会見を開き、「さまざまな情報があり、どの情報を信じていいのか困惑している。情報が錯そうしているので、会社としては現地の事務所が中心となって情報を集めているところだ」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130118/k10014880171000.html

英国のキャメロン首相は17日夜、アルジェリアの武装勢力の制圧作戦について「最悪の状況で、悪いニュースに備えなければならない」と語り、人質の犠牲者がさらに増える可能性を示唆した。首相は外国人拘束事件への対応を優先させるため、18日予定していたオランダでの欧州連合(EU)についての演説を延期することを明らかにした。英BBC放送が伝えた。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130118/erp13011809590000-n1.htm

「最悪の状況で、悪いニュースに備えなければならない」
犠牲者は何人と発表されるのか。ほんとうは何人なのか。
各国政府の発表さえも うかつに信用できない。

そもそも犯人グループの目的は何なのか?
「籠城するからカネをくれ」なのか、政治犯釈放なのか、仏軍マリ撤退なのか。

Barrie James – As Far I Can Tell

 アルジェリアで天然ガス関連施設が襲撃された事件で、安倍首相は日本時間18日未明、アルジェリア・セラル首相と電話会談し、人質解放のための軍事作戦を中止するよう要請した。セラル首相は中止には応じなかった。
http://www.news24.jp/articles/2013/01/18/04221455.html

日本政府は人質救出に何の影響力も発揮できなかった。ただ電話で人命最優先をお願いするだけ。あとは情報を収集するのみ。
攻撃を控え、話し合いを模索し、取引に応じることが人命尊重につながるとの認識。
石破幹事長「我々として、これが早すぎるとか、あるいは不適切であるとか、あるいは適切であるとか、タイミングとして良かったと、そういうことを論評する立場にはない」
この言葉がすべてを物語っている。
発言し行動し責任を持つべき立場であるのに、邦人救出・輸送のできない事が満天下に明らかとなってしまったため、分かりやすい論点の擦り替えをせざるを得なかったのだろう。
まぁ致し方ない。当然の限界だ。この限界を海外にいる日本人はよく承知しておく必要がある。

政府の役人・与党の幹部がわざわざ「論評する立場にない」などと表明するのは、責任追及を回避したいときの決まり文句でしてね、「オラ知ンねぇだよぉ~」ってことです。

Sons Of Robin Stone – Got To Get You Back(1973/06)

辺野古へ移設「論評する立場にない」 小沢幹事長
2010年5月24日20時35分
党本部で記者会見する民主党の小沢一郎幹事長=24日午後、東京・永田町、長島一浩撮影
 民主党の小沢一郎幹事長は24日、党本部で記者会見し、鳩山由紀夫首相が米軍普天間飛行場の沖縄県名護市辺野古への移設を表明したことについて「内外の政策の決定は首相。私は結論を出す過程も、結論も一切聞いていないので論評する立場にない」と直接的な評価を避けた。
 首相が昨年の衆院選で移設先を「最低でも県外」と発言しながら「党代表としての発言で党公約ではない」としたことについては「代表(の発言)と党の公約ということは、一般論で言えば同じようなことと思う」と述べた。
 また、県内移設で社民党の連立離脱が焦点になっていることについて「社民党の党首が内閣の一員で、内閣の意思決定には当然参加している。私がとやかくいう立場にはない」と語った。
 一方、今国会成立を明言した郵政改革法案については「小泉郵政改革は国民に利便もメリットももたらしていない。それを正すことを約束してきた」と強調。さらに国民新党の亀井静香代表と今月10日に会談した際、「どっちみち法案をやるならば、一緒になった方がいいと申し上げた」として、合併を打診したことを公式に認めた。
http://www.asahi.com/politics/update/0524/TKY201005240325.html
ウェブ魚拓:
http://megalodon.jp/2010-0525-0851-06/www.asahi.com/politics/update/0524/TKY201005240325.html

Ennio Morricone – Algiers, November 1, 1954
from the movie “La bataille d’Alger”(1966)

La bataille d’Alger(1966)Trailer アルジェの戦い

アルジェの戦い(La bataille d’Alger / The Battle of Algiers)
製作年 1966年
製作国 フランス アルジェリア

解説 - アルジェの戦い
フランコ・ソリナスの脚本をジロ・ポンテコルヴォが監督したアルジェリア独立戦争を描いた作品で、一九六六年度ベネチア映画祭においてグラン・プリを獲得した。撮影はマルチェロ・ガッティ、音楽はエンニオ・モリコーネと監督のジロ・ポンテコルヴォが担当した。出演はすべてアルジェリア現地人が起用され、ジャン・マルタン、ヤセフ・サーディ、ブラヒム・ハジャク、トマソ・ネリ、ファウチア・エル・カデルなど。製作はアントニオ・ムーズ。

あらすじ - アルジェの戦い
1954年11月1日、仏領アルジェリアのカスバを中心として、暴動が起きた。それはアルジェリアの独立を叫ぶアルジェリア人たちの地下抵抗運動者によるものだった。激しい暴動の波はアルジェリア全域から、さらにヨーロッパの街頭にまで及び、至る所で時限爆弾が破裂した。
1957年10月7日、この事件を重大視したフランス本国政府は、マシュー将軍(ジャン・マルタン)の指揮するパラシュート部隊をアルジェに送った。独立運動地下組織の指導者はサアリ・カデル(ヤセフ・サーディ)という青年であった。彼はマシュー将軍の降伏勧告に応じようとせず、最後まで闘う決意であった。日増しに激しさを加えるテロ行為に対処するため、マシュー将軍は市内に数多くの検問所を設け、現地人の身体検査から、パスポートの検閲まで、厳しく取締まった。そしてテロ容疑の情報が入ると抜き打ち的に民家やアパートを襲って、アラブ人の強制逮捕を行なった。そのたびごとに地下指導者たちは監禁され、ある者は拷問され、またある者は殺された。しかしサアリは屈せず、女性連絡員ハリマ(ファウチア・エル・カデル)をはじめとするわずかの部下を率いて、地下活動を続けた。
パラシュート部隊の執拗な追求の手を巧みにのがれてきた彼も、ある日、街頭でフランス官憲に目撃され、ついに本拠をつきとめられてしまった。彼はマシュー将軍の投降の呼びかけにも応じなかったため、ハリマと共に軍隊の手にかかって射殺された。サアリの死後三年経た1960年12月、平静だったアルジェは、独立を願うアルジェリア人たちの叫びで再び騒然となった。

<アルジェの戦い – goo 映画>
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD14232/index.html

中東やアフリカのイスラム教徒は、非イスラム教徒を国外に追い出せば理想的なイスラム国家が出来ると夢想しているかもしれないが、歴史に照らせば明らかなように、けっきょくは独裁者の圧政・恐怖政治に堕し、国民が悲嘆に暮れることになる。
これはイスラム教に発する彼らの道徳が、他教のそれと同じく、防非止悪の実を上げないどころか支配(自己正当化・人心掌握・民心収攬・世論操作)のツールとなっている証拠だろうと思われる。
強信を善、疑念を悪とする宗教・信仰の中でもイスラム教(の特に原理主義者において)は狂信(カルト)の傾向が甚だしく、彼らがイスラム教を超克できる可能性はほとんどゼロに近い。

石油・天然ガス・金属鉱物資源等を掘り出し、右から左へ動かして富を得ることは永くは続かないし、そうして得た富が市場で常に利益を出し続けるとの保証もない。その先どうなるかとも思うが、元の砂漠の民に戻ればイスラム教と近代社会との軋轢から解放され、却って彼らの本領が発揮されるようになり、彼らなりの幸せが訪れるかもしれない。

アラブ圏のある国で一人の男性が飛び降り自殺を図ろうとしていた。消防がかけつけ、付近の人々が見守るなか、何とか彼を救助しようとしている。
この救出劇の一部始終は現場にいた人物により撮影されていた。それがYoutube上にアップされ話題となっている。結果として男性は助かったのだが、その救助方法が日本では考えられないほど荒っぽいのだ。
http://rocketnews24.com/2013/01/18/285927/

محاولة انتحار يماني وإنقاذ الدفاع المدني

グッジョブ。
地上ではすでに万全の態勢であるからして、これでいいのだ。
本人も引っ込みがつかなくなっちゃったんじゃないかな。
まぁ「馬鹿も利口も命はひとつたい」(映画『青春の門筑豊編』)
大事にして下さい。

以下、「イスラム」関連投稿。

 東京電力は18日、福島第一原発の港湾内で昨年12月に取った「ムラソイ」から、最大で1キロ・グラムあたり25万4000ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。
 国の規制値(100ベクレル)の2540倍にあたり、原発事故後、最も高い値。東電は「採取場所付近は原発事故時に高濃度汚染水が流れており、この濃度は不自然ではない」としている。
 これまでの魚の最高値は、同原発から北約20キロで取れたアイナメの同2万5800ベクレル。東電は3月から周囲に網を設置するなど、港湾内の魚が外へ逃げないよう対策を取る。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130118-OYT1T01099.htm

「この濃度は不自然ではない」か(笑)
ものも言いようだな。
中途半端に勉強なんかできると、狡賢くなるばかりだね。

アメリカの大人気ニュース投稿サイト「Reddit」に、あるひとつの質問が投稿された。その質問とは、次のいたってシンプルなものである。
「あなたが今まで聞いた曲の中で、最も美しい曲は何ですか?」
(中略)
このMcSlurryHoleさんの質問が投稿されると、その掲示板には各Redditユーザーの「世界で最も美しい曲」が次から次へと、凄まじい速さでコメントされていった。
(中略)
そしてそれを集計して、「世界で最も美しい曲ベスト100」というリストを作ったところ、これまたネット上で大反響を呼び、現在多くの人がこのリストを参考に、世界音楽旅行を楽しんでいる。以下は、その世界で最も美しい曲ランキングのベスト30である。
 
【世界で最も美しい曲ベスト30】
1位 Claire De Lune
2位 To Build A Home
3位 Nocturne No. 2 in E flat Major, Op. 9,2
4位 An Ending (Ascent)
5位 Moonlight Sonata: Adagio Sostenuto
6位 Into The West
7位 Flower duet from Lakme – Remasterise en 1987
8位 The Book Of Love – Live In London/2011
9位 Blue Ridge Mountains
10位 Divenire
11位 Comptine d’un autre ete, l’apres-midi
12位 The Great Gig In The Sky
13位 Ara batur
14位 Lux Aurumque
15位 Breathe Me
16位 Scarborough Fair
17位 How To Disappear Completely
18位 Holocene
19位 Old Pine
20位 Avril 14th
21位 Flim
22位 Comforting Sounds
23位 Shine ON You Crazy Diamond
24位 Street Spirit (Fade Out)
25位 Fake Plastic Trees
26位 The Humbling River
27位 Boy With a Coin
28位 Song of the Lonely Mountain – From “The Hobbit: An Unexpected Journey”
29位 Time’s Scar
30位 River Man
 
どうやらアメリカネットユーザーが選んだ「世界で最も美しい曲」1位は、ドビュッシーの『月の光』だったようだ。
http://rocketnews24.com/2013/01/18/286185/

クラシック以外は知らない曲ばかり。

Patti Page – The Sweetest Sounds

Millie Vernon(and Friends)- The Sweetest Sounds(1962)

Neil Diamond – Beautiful Noise(1976)ビューティフル・ノイズ

  ※(略)

 

2012/12/29
 近代美術の発展に貢献した岡倉天心の実像に迫る映画「天心」の撮影が28日、茨城県北茨城市内でクランクアップし、横山大観役で出演した俳優の中村獅童さんが同日、県庁に橋本昌知事を表敬訪問した。
 この日は、撮影を終えたばかりの中村さんがその足で県庁を訪問。中村さんは「六角堂など、実在する場所で演じることができるのは俳優としてありがたい。海を臨んでの撮影は気持ちが良かった」と感想を話した。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121229/ibr12122902080001-n1.htm

2013/01/17
東日本大震災の津波で流出し去年4月に再建された茨城県北茨城市の「六角堂」で、再建後に訪れた人が先月までに10万人を超え、震災前を上回るペースになっています。
「六角堂」は近代日本美術の発展に貢献した北茨城市ゆかりの岡倉天心が設計し、東日本大震災では津波で流されましたが、去年4月、創建時に近いかたちで再建されました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130117/k10014860241000.html

五浦海岸 六角堂が消失
アップロード日: 2011/03/26

よみがえる六角堂 再建映像記録(前篇)
05:41

六角精児って芸名だそうだ。3回も離婚してるのか。

The King Jesters – Rex The Hex
直訳すると「六角の王」というタイトル。

  ※(追記:この動画は削除されました

 

追加記事

自民党の石破幹事長は20日の記者会見で、アルジェリアでの人質事件に関し、海外での自衛隊による邦人救出・輸送のため、自衛隊法改正を検討すべきだとの考えを示した。
 石破氏は「今の自衛隊法では、海外で動乱が起き、邦人が空港や港湾まで命からがらたどり着いた場合でも、(隊員の)安全が確保されなければ輸送できない。議論が必要だ」と述べた。
 自衛隊法では、海外での邦人輸送は、現地の安全が確保されている場合に限られる。手段は航空機か船舶で、陸上輸送は認められていない。武器使用にも厳しい制限がある。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130120-OYT1T00991.htm

邦人を救出する局面では当然、戦闘に巻き込まれる可能性が高い。
そのため銃火器の携帯が必須となる。
使えばすなわち「戦闘状態に入れリ」だ。
(2013年1月20日)

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