直木賞作家の藤本義一さん死去 79歳
テレビの深夜番組の司会などでも知られた直木賞作家の藤本義一(ふじもと・ぎいち、本名=よしかず)さんが、30日死去した。79歳だった。
大阪市生まれ。大阪府立大学経済学部卒。質屋を営む父は戦災で店を失い、終戦後は母が占領軍の車にひかれたことが原因で病に倒れ、自身も闇市で12歳から働いた。苦労を重ねる中で、自由な精神を尊ぶ自我を確立した。
大学在学中からラジオやテレビドラマの脚本を手がけ、1957年に戯曲「つばくろの歌」で芸術祭戯曲部門の文部大臣賞。映画の川島雄三監督に師事し、森繁久弥主演の「駅前」シリーズや、勝新太郎の「悪名」シリーズを手がけた。
http://www.asahi.com/showbiz/tv_radio/OSK201210300145.html
藤本義一と花登筺。往時関西を代表する作家だった。
花登は執筆スピードと量で他を圧倒していた。藤本はダンディぶりを発揮しテレビの司会でも人気を得た。
藤本はシナリオより小説のほうが良かったと思う。ドラマの筋運びと人間描写はなかなか両立しない。ものすごい視聴率を取った花登のドラマでステレオタイプの登場人物が多かったのもそういう理由による。
オリジナルシナリオでは田宮二郎主演“犬”シリーズ8作目の「早射ち犬」(1967)、潤色ものでは井伏鱒二原作・川島雄三監督の「貸間あり」(1959)が特に私のお気に入りだが、正直つまらんと思ったシャシンも多い。
笑福亭松鶴(六代目)と藤本義一の対談
百年前の日本語 書きことばが揺れた時代 今野真二著 – 12/10/25
今からおよそ100年前の明治期の日本語を分析し、現代の日本語になるまでの間で、どれだけ変化してきたのかを探る。特に、書き言葉・文字化された言葉を中心にして、夏目漱石の『それから』など、当時の文章を例にしながら分析している。
日本語学者である著者は、明治期の日本語の特徴として大きな「揺れ」を挙げる。一つの言葉でも表記の仕方が複数あったり、旧字と新字が混在していたりしており、それを許容したというのだ。
ところが現代は、使用する文字・漢字の音訓などに関して、できるだけ「揺れ」を排除する方向にある。日本語の歴史の中では、むしろ現代のほうが特殊な状況だという。言葉の変遷から見た日本語論。
岩波新書 735円
http://www.toyokeizai.net/life/review/detail/AC/67423652c9e5279d8c6b0979e8f1cec2/
明治・大正以前は、宛て字は当り前で、字の崩し方や送り仮名なんかもいい加減だった。
国家が決めた「正しい日本語」は功罪でいえばもちろん功のほうが多いのだが、「正しい日本語」以外がすべて「正しくない=間違い」と断定され、排斥されるようになり、芸術や文章表現の可能性が大いに損なわれてしまったと私は思う。
国家の決め事を何でもかんでも金科玉条とするのはつまらぬ権威主義、事大主義ではないのか。
Benny Westmore – One Hundred Years Old
Dave Howard – A Hundred
ハロウィンは、もともとはヨーロッパ由来のお祭り行事で、お化けカボチャを飾ったり、子どもたちが仮装姿でお菓子をねだったりして楽しむ。それが、1990年代ごろから日本にも採り入れられるようになり、最近になって、爆発的に全国各地に広まった。
ツイッターやフェイスブックなどでは、ここに来て、様々な仮装の様子が投稿されている。かなり凝ったものも多く、人気アプリ「ライン」の顔スタンプのキャラクターや映画館でお馴染みの「NO MORE 映画泥棒」に扮した人たちなどが人気を集めていた。
各地でイベントも盛んになっている。国内最大級の「カワサキ ハロウィン」仮装パレードでは、神奈川県のJR川崎駅東口周辺で10月28日、様々なコスチュームの約3500人が行進し、約10万人もが見物に繰り出した。
ハロウィンが大ブレークした理由について、「カワサキ ハロウィン」主催者側のチッタエンタテイメントでは、担当者がこうみる。
「参加者に変身願望があるのではないでしょうか。コスプレの普及がきっかけになった可能性があります。だれかになりたい、見せたいという気持ちです。とにかく自由がいいんですよ。傾向がないのが傾向かもしれませんね」
http://www.j-cast.com/2012/10/30151838.html
他国の祭りの起源も意義も歴史的背景も無視して、日本流に勝手にアレンジするというのは、昭和のサラリーマンが「クリスマスとは英語で忘年会」などと嘯いていたのと同じで、これは今の感覚からするとかなりダサいというか野暮の骨頂という気がします。
つまりは大衆の感覚は実はあまり変わってないんじゃないか、ということも言えそうですね。
Sue & Mary – Traitor In Disguise
変装した裏切り者? ハロウィンとは無関係の歌。
Historic Halloween Hodgepodge
Halloween Hijinks: 1950s, 1960s and 1970
The Red Skelton Halloween Show(1955)
Anaheim’s “Hallowe’en Festival” began in 1924
勤務先は「高円宮家」、募集職種は「侍女」―。昭和女子大(東京都世田谷区)に張り出されたこの求人票が、ツイッターやネット上の話題になっている。
きっかけは、同大を訪れた男性からのツイートだ。「こんな求人票初めて見たw 内定後の辞退は不可だってさ@昭和女子大」と写真付きで投稿すると、ネットの掲示板などに「ロマンあふれる求人票」「超レアですね」といった書き込みが相次いだ。
大学側「他の企業の求人と同じ扱い」
ツイッターに添付された求人票の写真によると、企業名:高円宮家(卒業生3人が在職しています)。職種:侍女(家事全般{炊事、洗濯、掃除等}、来客接待、行事の設営・運営、事務的業務等を行います)。
勤務地:港区元赤坂(「住み込み」となります)。応募用件:家事(特に料理)が得意な方、他社からの内定を持っていないこと、などとなっている。
http://www.j-cast.com/2012/10/30151991.html
こんな求人票初めて見たw 内定後の辞退は不可だってさ。 @ 昭和女子大 (東急バス 小田急バス) http://t.co/NU8VG1CP
— バード (@papabird_ryu) October 28, 2012
これはかなりの才媛でなければ務まらないでしょう。
そもそも今どきの女子大生に召使いが出来るのかナ。いや、その前に「侍女(じじょ)」が読めるのか?
