映画、テレビで幅広く活躍した俳優の小林桂樹(けいじゅ)さんが16日午後4時25分、心不全のため東京都港区の病院で死去した。86歳。葬儀・告別式は近親者のみで済ませた。後日、お別れの会を開く予定。
大正12年、群馬県生まれ。昭和17年にデビューし、東宝の「三等重役」や森繁久彌主演の「社長」シリーズなど、サラリーマンものに多く出演し、人気を得た。代表作に「裸の大将」「江分利満氏の優雅な生活」「名もなく貧しく美しく」など。
テレビでもNHK大河ドラマ「勝海舟」などに数多く出演し、最近ではテレビ朝日系「牟田刑事官事件ファイル」に33作主演。昨年公開された映画「星の国から孫ふたり~自閉症児の贈りもの」が遺作となった。
所属事務所によると、昨年11月、亡くなった森繁さんの葬儀に弔問に訪れたのが、公に姿を見せた最後。今年7月に軽い肺炎で入院し、その後、闘病生活を送っていたという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100918-00000553-san-ent
『三等重役』の1年前、源氏鶏太原作のサラリーマン物『ホープさん』でまじめでおっちょこちょいな新入社員というはまり役を得、社長シリーズにつながっていったというのが1951年といいますから昭和26年。
戦前すでに映画に出演されてますから、まさに日本映画のメインロードを歩んできた幸福な役者だった、といえるでしょう。
テレビでも主演の『牟田刑事官事件ファイル』シリーズが人気となり、長く愛されました。
私の小林桂樹ベスト3は以下のとおりです。
1 『黒い画集 あるサラリーマンの証言』(1960年)
2 『サラリーマン忠臣蔵』(1960年)『続サラリーマン忠臣蔵』(1961年)
3 『裸の大将』(1958年)
社長道中記(1961)予告篇
江分利満氏の優雅な生活(1963)予告篇
The Elegant Life of Mr. Everyman
追加記事
朗読:小林桂樹 CD「江分利満氏の優雅な生活」より 昭和の日本人~バイア・コン・ディオス
2016/07/21
小林桂樹氏 76歳時の朗読です。
3枚組CDより (2000年発売)
komawan
(2016年7月22日)
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『黒い画集 あるサラリーマンの証言』(1960)。松本清張原作、黒澤組出身の堀川弘通監督が映画化。説教臭さはあるものの出演陣も充実して楽しめる作品です。石部金吉的な小林さんが愛人(原知佐子)を囲っているのがおかしい。刑事(西村晃)と検事(平田昭彦)のコンビもよい。後半小林さんが~続。 pic.twitter.com/IXFUs9vk1q
— フローレン(旧ムーミン) (@yuri_chan5656) May 30, 2022
『黒い画集』(続)。「お嬢さん、お手やわらかに!」(1958)を観てゲラゲラ笑うシーンも可笑しい(ジェジェさまの「夜の騎士道」と2本立て)。不良学生の江原さんやチンピラの小池さんたちの絡みも面白い。妻役の中北千枝子さんはリアリティがありましたし、菅井きんさんの演技も見ものです。 pic.twitter.com/NpKxVQpz6p
— フローレン(旧ムーミン) (@yuri_chan5656) May 30, 2022
(2022年5月31日)
追加記事
小林桂樹さんの誕生日🎉
「黒い画集あるサラリーマンの証言」 pic.twitter.com/9luMzHXZqt
— 外山敬 (@yorunonagare) November 22, 2022
(2022年11月23日)
