日別アーカイブ: 2010/09/04 土曜日

地デジ化で役目を終える名古屋テレビ塔

名古屋テレビ塔は、地上テレビ放送の完全デジタル化に伴って、来年、電波塔としての役目を終えますが、歴史的な価値の高さを考慮して保存に向けた耐震工事を行うことが検討されています。
実験は、テレビ塔を運営する会社が耐震工事に必要なデータを集めるため、名古屋大学などのグループに依頼して行いました。地上90メートルの展望デッキでは、地震計などの計測器が取り付けられたあと、学生ら15人が並んでメトロノームのリズムに合わせ同じ方向に体を揺らしました
。しばらくすると、地震計に揺れが観測されはじめ、人にもはっきりと感じられるほど、揺れました。研究グループは今後、データを詳しく調べ、地震に対する揺れの特徴を分析することにしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100904/k10013779691000.html

国の登録有形文化財になっている名古屋テレビ塔。
名古屋テレビ塔を最初に知ったとき、「アレ? 東京タワーに似てるな」と感じたのもむしろ当然でして、
その設計者は二代目の通天閣、別府タワー、さっぽろテレビ塔、東京タワー、博多ポートタワーなど、数々のタワーを物している内藤多仲(ないとう たちゅう)博士なのでありました。

2010年6月3日(木)朝刊
 名古屋・栄の名古屋テレビ塔は来年7月、地上デジタル放送への完全移行で電波塔としての使命を終える。街のシンボルを残すため、テレビ塔会社は2日、新たな文化観光施設として生まれ変わらせる「再生基本構想」をまとめた。実現に向け株主の愛知県と名古屋市に財政支援を求めているが、同社幹部は「資金の手当てができなければ解体もありうる」と話している。
http://house.chunichi.co.jp/news/index.php?id=2114&ts=1275566257

さて、今般、保存するかしないか、保存が可能なのかということで、議論があるようです。
「耐震設計の父」の設計によるとはいえ、今後の大地震に耐えうるかは重要な観点であり、
かくいうわたくしメも、メトロノームのリズムに合わせ同じ方向に体を揺らすくらいなら、及ばずながらお力になれるかと、、、えっ間に合ってる? さいですか。

 
Googleストリートビューで見る名古屋テレビ塔
 
(下)昭和30年代前半の絵葉書
 
名古屋の夜景 テレビ塔から


追加記事

 アナログ放送終了まで1カ月を切った6月30日の名古屋市議会。テレビ塔の存続に危機感を抱く議員が「記念写真からテレビ塔の姿が消えた名古屋の街を想像してほしい」と河村たかし市長に問いかけ、市が改修費などを支出することの是非をただした。市長は「存続させます」とは答弁したが、財政支援については「民間の人が買って、金もうけのシンボルになるぐらいのことをやっていかないかん」とけむに巻いた。
 運営会社の名古屋テレビ塔会社は今年3月、13年のリニューアルを目指す基本計画をまとめ、大株主の市にも提出した。
 アナログ放送終了で、テレビ局から得ていた年間約1億円のアンテナ設置料が消え、収益の3分の1を失うが、機材の撤去によって生まれる空きスペースと、増床工事によりテナント料の増収が可能としている。その増築、改修費用は約20億円だが、民間から調達できる見通しだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110807-00000001-maiall-soci

歴史的建造物として、大金を投じて今後も維持していく価値があるのかないのか、はなはだビミョーですね。
オークションにかけて希望価格に達しなかったら解体でいいんじゃないでしょうか。
(2011年8月7日)

追加記事

 地上デジタル放送への移行でアナログテレビの電波塔としての役割を終えた名古屋テレビ塔(名古屋市中区、高さ180メートル)が2012年4月から名古屋、東京、大阪などで始まる携帯端末向けの新しいマルチメディア放送サービスの送信所として再スタートすることが30日分かった。
(中略)
 携帯端末向けの新しいテレビ放送ともいえる新サービスの送信施設設置に伴う収入は非公表だが、名古屋テレビ塔会社の若山宏常務は「(テレビ塔)本来の役割を再び果たせる」と胸をなで下ろしている。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20111231-OYT1T00164.htm

残ることが決まったようです。
(2011年12月31日)

追加記事

(2017年12月3日)

追加記事

2020/09/18 11:09
「名古屋テレビ塔」が18日、耐震などの改修工事を終えて約1年8カ月ぶりに営業を再開した。周辺の久屋大通公園も、全国で話題のスイーツ店など商業施設と一体となった公園として同時にオープン、新たな観光スポットになりそうだ。
 運営会社によると、世界でも珍しいタワー内のホテルが新設された。新しいマスコットキャラクター「ウエミーヤ」のオリジナル商品などを扱う土産物店など9店舗が1~5階部分に入る。地上から屋外の階段を使って展望台に登れるようになった。

<新しい名古屋テレビ塔にようこそ 改修工事終え営業再開 | 共同通信 より一部引用>
https://www.47news.jp/national/lifestyle-interest/5272321.html

(2020年9月18日)