世界中の新聞業界が生き残りをかけて苦戦するのを横目に、インドの新聞業界は拡大基調を維持している。2008年秋のリーマン・ショックを契機とした世界的な経済不況にもかかわらず、いまや日刊紙の発行部数は世界最大の中国に迫る1億を超え、新たな日刊紙の創設も相次ぐ。高成長と識字率上昇などで新たな購読者層が増えており、13年まで年平均9%増のペースで拡大し続けるとの予測も出ている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100907-00000096-san-bus_all
これを読んで、ちょっと寒けがしました。
だって毎日毎日、一億部も新聞が刷られる、つまり紙が消費される。
森が伐採されれば、二酸化炭素の量は増え、山は裸となり水害が起こるでしょう。
紙は木から作られますが、作るのに水も電気も使います。
明日になれば価値が無くなる新聞が、連日、大量消費され、大量廃棄される。
燃やせば温暖化ガスが発生します。
やっと世の中ネットの時代になってきたというのに、どうなってるんでしょうインドは。
9月7日 CMソングの日
1951(昭和26)年のこの日、初めてCMソングを使ったラジオCMがオンエアされた。
小西六(現在のコニカ)の「さくらフイルム」のCMだったが、歌の中に社名・商品名は入っていなかった。
http://www.nnh.to/09/07.html
きょうはCMソングの日だそうです。
CMにはいささか縁がありまして、昭和54年ごろ、CM音楽制作会社に出入りしていたことがあります。
このブログの右側サイドバーにあるリンク
ASSOCIATED COMPANY
東京麺面(TOKYO FACES)・星空レコード
星空レコード・チャンネル
の東京麺面もCM音楽制作会社です。
CMソングといいますと、例のSONO-COLOアワーで唯一、オンエア前にボツになった企画があり、それがCMソング特集でした。
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SONO-COLOアワー
1983(昭和58)年2月25日放送予定 第64回
タイトル「楠トシエのコマーシャル・ソング集」
アバンタイトル 『お笑い三人組』より
1 カシミロンの歌(旭化成) ※(NA)イントロに伊武雅刀ナレーション
2 仁丹の歌(森下仁丹)
3 アルコLの歌(第一工業製薬)
4 あしたの天気(寿屋)
5 カンカン カネボウの歌(鐘ヶ淵紡績)
a) 「ミタスミタスといいました、マル」
b) 「ワッワッワ~、輪が三つ」
c) 「おめぇ、ヘソねぇじゃねぇか」
d) 「なんである、アイデアル」
e) (声)前田武彦
6 ミツワ石鹸(ミツワ石鹸)
7 ポポンとね(塩野義製薬)
8 ライオン コナコナの歌(ライオン油脂)
9 パンの歌(全日本パン協同組合連合会)
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この回は以下の
10インチLP『みんなが知ってるコマーシャル・・ソング集/楠トシエ』キングレコード
の録音を使い、途中、セリフだけのCMなどを入れるという企画でした。

このLPには収録曲すべての詞と譜面が印刷されてる歌詞カードが添えられております。なぜかJASRACの承認番号は見当たりませんね。
あるいは、そのへんのルールがまだ決まってなかったころのものかもしれません。
ミツワ石鹸 楠トシエ
<参考>
船橋ヘルスセンター(長生きチョンパ)楠トシエ
<参考>
ハウスバーモントカレーの唄 楠トシエ
<参考>
かっぱ黄桜 楠トシエ
番組のテープはすでに茂一プロに渡してあったんですが、FM大阪からダメ出しがあったとのことで、急遽、差し替え分のテープを作成し、それが実際にオンエアされ、事なきを得ました。
その選曲・構成は以下のとおりです。
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SONO-COLOアワー
1983(昭和58)年2月25日差し替え分 第64回
アバンタイトル (セリフ)若尾文子、宇津井健 大映『八月生れの女』より
1 Tutti Frutti/Slim and Slam
a) (セリフ)勝新太郎
2 私の猛獣狩/笠置シヅ子
b) 東宝『妻として女として』より
3 BOP BOP BA DOO BOP/Lew Williams
c) (セリフ)和田浩治
4 若い突風/和田浩治
d) 「A Sunday Kind of Love」の歌唱指導のようす
5 A Frightful Situation/Mrs. Brown’s Lovely Daughter Carol
e) (セリフ)竹脇無我、都はるみ
6 ソー・ロング・ベイブ/いしだ・あゆみ
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Little Richard did not invent the name “Tutti Frutti”; it was a popular flavor of ice cream. The phrase is Italian for “All Fruits,” and the ice cream had little bits of candied fruit mixed in. In 1938, the Jazz duo Slim Gaillard and Slam Stewart, who recorded as Slim And Slam, released a popular song called “Tutti Frutti,” which was about the ice cream. Little Richard’s was a completely different song.
<Tutti Frutti by Little Richard – Songfacts より一部引用>
https://www.songfacts.com/facts/little-richard/tutti-frutti
●上記事の Google 翻訳。
『トゥッティ・フルッティ』は、ブラック・エンタテイメントのスター、ズリム・ゲイラードがスラム・スチュワートとコンビを組んでいた1938年の録音。コンビは同年『フラット・フット・フルッジー』のヒットで一躍世に知られるようになります。
Tutti Fruttiはイタリア語でして、英語に直訳するとall fruitsとなり意味が分かりませんが、実は(ブランデーやシロップに漬けた)刻んだ果物の砂糖漬けのこと。アイスパフェに乗せたりパウンドケーキに入れたりして使うそうです(ice cream containing chopped candied fruits)。
この歌、リトル・リチャードの『トゥッティ・フルッティ』とはまったくの同名異曲。とはいえリトル・リチャードはスリム&スラム・バージョンをおそらく知っていたと思われます。
Slim and Slam – Tutti-Frutti(1938)
The second most successful recording by Gaillard and Stewart behind their earlier “Flat Foot Floogee” hit.
<参考>
Little Richard and His Band – Tutti-Frutti(1955/10)
<参考>
Lee Austin(The Burner)- Tutti Frutti(1973/09)
リトル・リチャードをカバー。
<参考>
Adriano Celentano – Buonasera Signorina(1958)
『私の猛獣狩』は1955年(昭和30)年2月のリリースで(レーベル部分には’55 1とある)、原六朗作詞作曲のノベルティ・ソング。裏面は同じ笠置シヅ子の『めんどりブルース』。
この頃の笠置はブギのブームも去り、歌手引退・女優業専念を考えていた時期。
『バップ・バップ・バ・ドゥー・バップ』はテキサスのわりと知られたロカビリアン、ルー・ウィリアムズ、1956年の録音。
「わりと知られた」というのは1977年にユナイト・レコードがオムニバスLP『IMPERIAL ROCKABILLIES』を出したことと、その後ベア・ファミリー・レコードが熱心に発掘作業をしてくれたことの賜物でして、2000年にラスベガスでロカビリアンとしてカンバックを果たしております。
では売れなかった時代は何をしていたかというとタレント事務所、音楽出版社などで、これがけっこう成功していたんだそうです。まったく人生なんて分からないもんですね。
Lew Williams – Bop Bop Ba Doo Bop(Classroom Hop)(1956)
(左)シングル『若い突風』和田浩治
『若い突風』は1960年7月20日封切の同名日活映画の主題歌(併映は沢本忠雄、稲垣美穂子主演の『浅草姉妹』)。
曲調から日活が和田浩治を第二の裕次郎に擬していたことが判りますが、エロキューションが稚拙で、無理してスゴんでる分、いま聞くと笑えます。
和田浩治 – 若い突風(1960)
(右)シングル『A Frightful Situation』Mrs. Brown’s Lovely Daughter Carol
『ア・フライトフル・シチュエーション』は一聴すぐにそれと判りますが、ハーマンズ・ハーミッツ『ミセス・ブラウンのお嬢さん』の歌詞だけ替えたアンサーソングです。
歌っているMrs. Brown’s Lovely Daughter CarolとはおそらくB面の『What Else Do You Do For Kicks』を歌っているキャロル・クレーン(Carol Crane)じゃないかと思われるのですが、この歌を聞いてから何十年も経ってるのに、いまだ結論に達してません(笑)。
Herman’s Hermits – Mrs. Brown You’ve Got A Lovely Daughter(US:1965/04, UK:1965/06)ミセス・ブラウンのお嬢さん
Pop Chart Peaks: Billboard, Cash Box & Record World #1 – UK: uncharted
The first #1 U.S. hit for Peter Noone’s group was the third in an amazing nine-title streak of consecutive top-10 Billboard singles.
Mrs. Brown’s Lovely Daughter Carol – A Frightful Situation(1965/05)
<参考>
Tom Courtenay – Mrs. Brown You’ve Got A Lovely Daughter(1963/06)
UK
この楽曲のオリジナルはこれ。
<参考>
Tom Courtenay – Mrs. Brown You’ve Got A Lovely Daughter(1963/06)
UK
この楽曲のオリジナルはこれ。
で、歌のアイデアの元はこれじゃないかと。
Steve Rossi – Mr. Jones, I Love Your Daughter(1962)
(B.Mann – S.Well – G.Goffin)
John D Loudermilk – Mister Jones(1962)
<蛇足>
ハーマンズ・ハーミッツ『ミセス・ブラウンのお嬢さん』のアレンジと似てると思う2曲。
The Innocence – There’s Got To Be A Word!(1966/10)すてきな言葉
2度目の引用。
Pop Chart Peaks: Record World 33, Billboard 34, Cash Box 47
This is the songwriting-singing-production duo of Vinnie Poncia & Pete Anders (Andreoli), who had sung with the Videls in 1960(”Mr. Lonely”) and also recorded as the Trade Winds in 1965 (”New York’s A Lonely Town”.
Nancy Sinatra – Sugar Town(1966/10)シュガー・タウンは恋の町
2度目の引用。
(左)シングル『夢見る17才』c/w『ソー・ロング・ベイブ』いしだ・あゆみ
『ソー・ロング・ベイブ』はナンシー・シナトラ1965年の中ヒットのカバー。
ナンシーはリプリーズで1961年にデビューして以来、本国アメリカでは鳴かず飛ばず。ようやく1965年、デュアン・エディの盟友リー・ヘイゼルウッドの手になる『So long, babe』でビルボードHot 100の86位をマーク。その第一歩は決して華々しいものではありませんでしたが、ここから「60年代のセクシーアイコン」としてのナンシーの快進撃が始まったのでした。
Nancy Sinatra – So Long Babe(1965/10)
それにしてもナンシー・シナトラの歌の拙(まず)さには今さらながらシビレますねぇ!
いしだ・あゆみ – ソー・ロング・ベイブ
『ソー・ロング・ベイブ』は女性から男性への三行半の歌、別れの歌です。
このころのいしだあゆみ(いしだとあゆみの間に「・」ナカグロが入ってました)はまだ頬もふっくらしていて可憐ですが、別れの情感や寂しさの表現は西田佐知子に引けをとらないほど巧かった。
彼女が歌う『ソー・ロング・ベイブ』は、だから聞くとなんだかホントに寂しくなっちゃいます。
なぜこれを番組の最後にかけたのか・・・
このあたりから私は聴取率低迷・反響ゼロという部分で、SONO-COLOアワーを続けることに、そろそろ限界を感じ始めておりました。


菅佐原さま。お久しぶりです。以前HPにコメントを書き込もうとしたのですがなぜかパスワードで何度もはじかれてしまって。パート3も読ませてもらっています。毎日いろんな事件事故があるものですね。毎日の出来事に絡めて曲を紹介するこのページなかなか面白いです。また気が向いたらSONO-COLOアワーの内容を紹介してくださいね。そういえばクラウンラジオとか森永チューイングガムのCMなんかが放送されたことがありましたね。
板倉さん、コメント有難うございます。
いや~暑い日が続いておりますね。
私はこの1月に体調を崩してからというもの、ドォ~モいけませんで、
今夏の酷暑には、“息も絶えだえ”といった感じです。
> なぜかパスワードで何度もはじかれてしまって
それは大変申し訳ありませんでした。
お気を悪くなさったかもしれませんね。
不正ログインとコメントスパムが ものすごい量になってしまったので、
前者には Limit Login Attempts 、後者にはキャプチャ(画像認証)の SI CAPTCHA Anti-Spam というプラグインを導入し、対抗しておりました。
「パスワードで何度もはじかれて」というのは、おそらくその頃のことかと思われます。
その後、SI CAPTCHA Anti-Spam を止め、昨秋より、
簡単な四則計算で機械的不正アクセス(ログイン試行やコメント投稿)を阻止する Captcha というプラグインにしたところ、
99%不正アクセスが無くなり、安堵しております。
> 毎日の出来事に絡めて曲を紹介するこのページなかなか面白いです。
そんなふうに褒めてくださるのは世界広しといえども板倉さんだけです。有難うございます。恐縮です。
DJの故 糸居五郎氏のひそみに倣い、ジャーナリズムと音楽を結びつけようという試みですが、音楽のネタがYouTubeであるため、元が削除されることが多く、そろそろこの「徒労」も限界かなぁ、なんてちょっと感じてます。
それと話題が分散しているため、必然的に何のキーワードにおいても検索結果表示順位が低く、まぁ「炎上」もありませんが、閑古鳥が鳴いて静かなもんです。それでも半年に一度くらいは弁護士事務所から削除要請のメールが来たりしますが。
> SONO-COLOアワーの内容を紹介してくださいね
身辺が落ち着いたら、どーんと曲目リストを載せていくつもりです。来年あたりそれが出来るといいなと思っております。
> クラウンラジオとか森永チューイングガムのCMなんかが放送されたことがありましたね。
さすがよく憶えてらっしゃる!
ああした昔のナレーションの雰囲気、いま再現しようとしても出来る人いませんね。
人間は時代性とは切り離せないものなんでしょう。
そういう部分では我々は比較的「罪のない」平和な時代に人生の大半を過ごすことが出来たわけで、まぁラッキーだったのかなぁ、なんて感じるようにもなりました。
ともかくも、なにとぞご自愛いただいて、御身大切に。なんでも健康第一ですからね。
ではまた。
菅佐原 英二