さらばテレビと言おう

2010年5月27日
地デジ未対応だと「砂嵐」画面 7月4日に一斉放送
 地上波で放送している全国の民放テレビ127局とNHKが7月4日午後5時59分から1分間、地上デジタル放送への移行を宣伝する番組を一斉に放送する。日本民間放送連盟が27日発表した。
 アナログ放送では約5秒間、電波が届かなくなった時にテレビに映る、小さな光が多数明滅する砂嵐のような画面を放送して、デジタル放送への移行を促す。デジタル放送では、視聴者が見ているテレビが移行済みであることを知らせる。
http://www.asahi.com/national/update/0527/TKY201005270529.html

Sandstorm on TV

民放連:“砂嵐”月1回放送へ 地デジPR
 日本民間放送連盟の広瀬道貞会長は15日、アナログ対応テレビに1分間の“砂嵐”画像を流す地上波テレビ放送完全デジタル化PR番組を、関東地区の民放で月1回放送していく方針を明らかにした。
http://mainichi.jp/select/biz/news/20100716k0000m040043000c.html

こうしたチマチマした嫌がらせ・脅しを考えつく人間の、
傲慢さと臆病さ、心の乏しさと小ぢんまりとした悪意が
透けてみえるかのようです。

TV Static Noise

ブラウン管の、いやもうブラウン管の時代じゃありませんけど、放送が終わったあとの「砂嵐(snow noise)」。あれを見てると『アウター・リミッツ』を思い出します。
あれには子供のころゾッとさせられた。
いまから考えると、われわれの精神を侵略しようとしていたのは、テレビというメディアそのものだったかもしれませんね。

The Marketts – Out Of Limits(1963/10)

arranged by Ray Pohlman
(Debuted late ’63) 1964 Pop Chart Peaks: Billboard 3, Cash Box 3, Music Vendor 4
The instrumental group’s most popular hit was initially issued on record with the title “Outer Limits” before the title change (the music was unrelated to the current science fiction TV series “The Outer Limits”).

私はもう10年以上も新聞を取ってません。でも何ら支障はない。
テレビも同じです。生活の中からテレビを排除しても、現代においてはそう困ることもないんです。
それどころか、テレビを捨てれば節電、地球温暖化防止に多大な寄与が出来ます。

それにこれから年金生活をするような老人には、テレビは百害あって一利なしですよ。
彼らにとってリタイヤ後の時間というのはまさに人生の総仕上げをするべき大切な期間のはずです。
それを朝から晩まで、日がな一日テレビの前に座り込んで、予定調和のドラマやワイドショーをのんべんだらりと見て過ごす。
せっかく人に生まれながら、なんともったいない生き方でしょう。
いや、もうそれは半分死んでるようなもんですよ。

だから私は彼らに言っときたいんです。
今からでも遅くはない。地デジ移行を機に、テレビを捨てて、町に出ましょう!
広い世界を見て、実際に体験して、そして今度は自分から世界に情報を発信していきましょう。
テレビの桎梏・呪縛をスッパリと絶ち切って、
新しい友を見つけましょう。
   新しい出会いをしましょう。
        新しい経験をしましょう。
あなた方に残された時間は少ない。
豊かな老後、意義ある人生を過ごしたいなら、いまわのきわに後悔したくないのなら、
砂嵐のようなむなしさを感じたくないなら、
テレビは不要です。

追加記事

2016/07/04
この「見てもらってナンボ」は通じるのか。おそらく時代にはあっていないだろう。むしろ「見てもらいたい人に見てもらってナンボ」という風に替えなければならないはずだ。
キー局もそのことは分かっているのだと思う。特にマーケティングの部局にいて、視聴率調査会社「ビデオリサーチ」のデータを縦横に使える立場にいる人にとっては自明のことだろう。
では、なぜそうならないのか。それは放送法があるからだ。では、なぜ放送法は変わらないのか?
それは、テレビ業界が日本に唯一残っている「政府丸抱えの護送船団ビジネスだから」である。利権があるうちはまだ変えない方が良い、監視下に置いた方が都合が良い、ということだ。そんなものは、そう遠くない将来、ITの技術革新や環境の変化によって押し流されてしまうことは明らかであるにも関わらずだ。
テレビの他に、もうひとつ残っていた護送船団ビジネスであった電力業界は、電力小売り自由化によって沖縄電力のを除く電力9社体制が崩れた。もちろん、本当は政府は電力を握っておきたかったはずだ。しかし、それが崩れ、出来なくなった。
・・・となると、残った「最後のひとつ」、どうしても握っておきたいのは許認可事業の放送であろう。放送はもともと「政府のモノ」だと思っているから、「停波発言」のようなものも飛び出す。

<高橋秀樹[放送作家/日本放送作家協会・常務理事]<総合放送の崩壊>テレビは日本に残った最後の「護送船団ビジネス」 メディアゴン(MediaGong) より一部引用>
http://mediagong.jp/?p=16139

(2016年7月4日)

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