The Trojans – Alone In This World(1958/09)
Gene Mumford – If You Were The Only Girl In The World(1958/11/10)
きのうテレビ朝日で『アイ・アム・レジェンド』I AM LEGEND(2007年)をはじめて見ました。
3度目の映画化ということで、過去2回との相違点もけっこうあるようです。
原作には、吸血鬼の立場から見たら人間こそ化け物じゃないかという痛烈な皮肉、文明批評がメッセージとしてありましたが、必ずしも原作に忠実である必要はないわけで、映画版にはまた違ったテーマや見せ場が盛り込まれて然るべきでしょう。
今回の見どころはなんといっても荒廃した無人の大都会ニューヨークの映像。
もともと廃墟のイメージは好きなので、その部分は大いに楽しめました。
“GOD STILL LOVES US”という街の広告を強調したり、問題のウイルスを人間が作ったものと設定している、つまりその存在を外敵としてないところから、どうやらキリスト教的天譴論の裏テーマが窺えます。これは通途のエンタテイメントと色合いが違うとこですね。
すでにいろんな人が書いているように、見ていて解けない謎がありました。
電気は自家発電だとしても、水道・ガスなどはどうしていたのか。
ニューヨークにガソリンスタンドがどれほどあったか分からないが、はたして足りていたのか?
主人公の自宅の“要塞化”は自分一人でやったのか?
ダーク・シーカーが血液のにおいに敏感であるように描写されている。それほど鼻が利くのなら、夜どこに隠れていても見つけられて襲われてしまうはずではないか?
DVDレンタルショップの前にあったはずのマネキン人形「フレッド」が移動されていて、主人公ロバート・ネヴィル(ウィル・スミス)が自身の仕掛けと同じ罠で逆さ吊りとなる。これは誰がやったのか? 犬が迷い込んだ建物にいたダーク・シーカーのボスか? ダーク・シーカーの女性(ボスの娘?)を生け捕りにしたことへの復讐なのか?
もしダーク・シーカーのボスの仕業なら、感情も智恵もあるということになるが、ならばダーク・シーカーは自身の存在について省みることはないのか? ダーク・シーカーの中でもボスだけ特別に知能が高いのか?
ダーク・シーカー同士は共食いや仲間割れをしないのか?
ダーク・シーカーは人を食うというが人以外の動物は食わないのか?
人以外の動物を食わないとしたら、ろくに食ってない、つまり栄養状態が悪いということになるが、ならばダーク・シーカーのあの筋力、敏捷性は生物学的に不自然すぎないか?
ウイルスは人、犬以外の動物には感染しないのか?
登場したライオンはブロンクス動物園から逃げ出したという理解でいいのか? ブロンクス動物園、プロスペクトパーク動物園、セントラルパーク動物園にいた他の動物はどうなったのか?
夕暮れまでの間ずっと逆さ吊りのままだとしたら、おそらく助からないと思われるが、ストーリー的に都合よすぎないか?
サンパウロからメリーランド経由でやって来たというアナとイーサンの親子が主人公の窮地を救ったとき、武器を使ったようには描かれていない。強烈な光(自動車のライト?)だけで救えたとするのはいささか無理があるのでは?
アナがボブ・マーリーを知らないことに意味があるのか?
監督にはボブ・マーリーと主人公をダブらせる意図があるのか? 監督はラスタファリアンなのか?
アナは安全地帯のコロニー(バーモント州ベセル)の存在を神のお告げで知ったというが、そういう説明でいいのか?
主人公は「声が聞えた」というが、どういう意味か? 神の声が聞えたということか? それとも娘の言葉を思い出し、ダーク・シーカーのボスの執念は実験用に生け捕った感染者女性への「愛」だと悟ったのか? つまり監督が言いたかったのは、強暴な食人鬼(ゾンビ)ですらその愛情は斯くの如し、いわんや人間においておやということか?
もし生け捕った感染者女性がダーク・シーカーのボスの娘なら、監督はなぜそのことをはっきり描かなかったのか?
かつて娘が言った「パパ見てホラ蝶々」という言葉とアナの首筋にある蝶々のタトゥーがどう関係するのか?
コロニーはどうやって成立したのか? 寒さでウイルスが死んだのなら、寒冷地には感染すらしていない人々が多くいたはずで、そうなるとコロニーは複数存在してもおかしくないが、その可能性はどうなのか?
コロニーの人々はあの少量の血液から血清、ワクチンを作れたのか?
ダーク・シーカーのボスが娘を取り返しにきたのなら『モスラ対ゴジラ』や『大巨獣ガッパ』と同じだナァという気がします。となると親子の情愛がテーマなのかしらん・・・
公開前にエンディングが差換えられたそうですが、高価(たか)いDVDを買わないと見れないそうです。それを見ればいくつかの謎が解けるのでしょうか。
- 地球最後の男 – Wikipedia
- リチャード・マシスン – Wikipedia
- 地球最後の男オメガマン – Wikipedia
- アイ・アム・レジェンド
- アイ・アム・レジェンド – Wikipedia
- フランシス・ローレンス – Wikipedia
- バイオハザード – Wikipedia
The Omega Man(1971) trailer 地球最後の男 オメガマン
The Last Man on Earth(1964)TV trailers
The Last Man On Earth(1964)Trailer
The World, the Flesh and the Devil(1959)Trailer SF地球全滅
The Last Man on Earth(1924)女護の島
※動画なし。
追加記事
米フロリダ(Florida)州マイアミ(Miami)で、全裸の男が別の全裸男性の顔を食いちぎってむさぼり食うという異様な事件があり、現在、警察が捜査を進めている。男は警察官に射殺されたが、顔を食べられた男性は重体だという。
猟奇的事件が起きたのは26日。マイアミ近郊のマッカーサーコーズウェイ(MacArthur Causeway)を通行した車を運転していた人々が、おぞましい現場を目撃し、警察に通報した。
現場を目撃したラリー・ベガ(Larry Vega)さんは、地元ラジオ局に「(男に)止めろと叫んだが、もう1人の男性を食べるのを止めなかった」と語った。ベガさんによると現場は血の海で、ホラー映画のワンシーンのようだったという。
(中略)
テレビが放映した映像には、大の字に並んで横たわった2人の男が映っており、被害者とみられる男性は血まみれだ。ほとんど意識はなく、顔の75%が食いちぎられていた。
警察では、男が強力な新型LSD(幻覚作用のある薬物)を過剰摂取していたのではないかとみている。
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2880826/9019985
妄想でゾンビになったものか、、、
顔の75%って、さすがに再生不能だろうな。
Jim Burgett – The Living Dead(1961)
Roger Davy – Zombie(1971)
(2012年5月29日)
追加記事
なんとその後同様の事件が続いている。
MacArthur Causewayの事件から一週間後。再びマイアミを恐怖が襲った。今度は21歳の男が警察官に噛み付いて”食べよう”とした事件が起きている。この男は、警察官に向かって「お前を食ってやる」と言い放ち、吠え声を上げ、歯をガチガチ鳴らしていたという。
同じく6月2日、今度はルイジアナ週で42歳の男が、DVで立入禁止命令が出ていた元妻の自宅に現れ、彼女の現在の夫に噛み付いて顔の肉を4分の1ほど削ぎとったという。
なんとも恐ろしい事件が頻発しているが、実はこれ以前もすでに兆候があったという。
5月21日にはフロリダ州ウエストチェスターで男が18歳の女性の頬に噛み付き右手を捻挫させた容疑で逮捕、続く5月23日にもフロリダ州スプリングバレーで従兄弟と口論の末、鼻を噛みちぎって逮捕されている。
最後の2件は定かではないが、冒頭に挙げた3つの事例で共通しているのが、容疑者がいずれも「バスソルト」と呼ばれる合法ドラッグの成分が血中から検出されたこと。
http://nikkan-spa.jp/227071
自分より強い者の顔に噛みつくとか、そういうことはしないんだね。
(2012年6月8日)
追加記事
B. J. Thomas – Everybody’s Out Of Town(1970/03 mono 45)エヴリバディズ・アウト・オブ・タウン
街から人がいなくなって自分一人という歌。理由は不明。
“No more pollution” という詞があるが、環境汚染か何かか?
produced by Burt Bacharach-Hal David
Pop Chart Peaks: Record World 15, Cash Box 21, Billboard 26 – Easy Listening Peak: 3
Another Bacharach & David song…this one released next after their collaboration with B.J. on “Raindrops Keep Fallin’ On My Head.”
<参考>
Charles Wright And The Watts 103rd Street Rhythm Band – Solution For Pollution(1970/12/21)
(Remastered Version)
ワッツ・リズム・バンド – ソリューション・フォー・ポリューション
タイトルは「汚染の解決策」の意。
(2021年11月6日)
追加記事
Maldonne(1969)Main Theme
Music by Vladimir Cosma
フランス・イタリア合作
日本劇場未公開・TV放映時のタイトル『ナチスの亡霊』
監督:セルジオ・ゴビ
音楽:ウラジミール・コスマ
出演:ピエール・ヴァネック、ロベール・オッセン、エルザ・マルティネリ
ゾンビ映画だそうだ。
1969年はこの手の女性スキャットの楽曲が目立った。
(2021年11月11日)
