センチになって(苦笑)

2010/11/17
4人が紅葉を見に出掛けたまま帰ってこないと、掛川署に届け出があった。
 同署などが23日早朝から捜索したところ、同県島田市川根町家山の山中で4人が乗っていた軽乗用車を発見した。
(中略)
女性1人が山道から約15メートル下の沢に滑落しているのが見つかり、消防によると女性の死亡を確認したという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101123-00000353-yom-soci

2010/11/17
 奈良県下北山村の山中で1週間も遭難していた男性が16日、吉野署などの捜索隊に発見された。病院に搬送されたが、けがもなく元気な様子で、川の水で飢えをしのぎ、落ち葉を集めて暖を取っていたという。
 同署によると、救助されたのは同県桜井市金屋の無職の男性(66)。今月9日朝、日帰り予定の滝見物のため軽装で食料も持たずに入山した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101117-00000509-san-soci

2010/11/07
 「沢口山で遭難なんて聞いたことがない」。地元の町役場職員の1人は驚きを隠せずこう口にした。
 沢口山は標高1425メートル。秋には紅葉見物に多くの観光客でにぎわい、小学生の遠足コースにも選ばれる初心者向けの山だ。
 10月31日午前9時半、5人は山へと足を踏み入れた。会社員の女性2人と大学院生の男女3人。いずれも20代で、薄手のウインドブレーカーやトレーナーといった服装は、雨の降る悪天候の登山にしては頼りない防寒具だった。

<「山コン」一転、凍死の危機に 「山ガール」ブームに死角 初心者コースで遭難 – イザ! より一部引用>
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/accident/460512/

小学校のころ、クラスの遠足で山登りとかしませんでしたか。
女の子たちが、みょうな輪唱のうたを歌いだし、なんかわれわれ男子とは異なる文化を持っているのだナーと感じたりしたものです。
あれが1968(昭和43)年に発表された作詞:田島 弘、作曲:小島祐嘉の『山賊の歌』だと知ったのはそれから十年くらい経ってからのこと。
ボーイスカウト、ガールスカウトのほかに、ヤマハ音楽教室に通う子どもがこの曲をたいてい習うらしく、それで若い人でもけっこう知っていたりする。
まぁ子どもの歌ですな。

秋の歌。
とくに童謡、唱歌、フォークソングに名曲が多いですね。
私も、こういう曲を聴いて涙が出る齢(とし)に、とうとうなりました。

●庭の千草
アイルランド民謡『夏の名残のばら』を里見義(さとみ ただし)が翻案し、明治17年(1884)年3月発行『小学唱歌集 第三編』に収めたもの。

倍賞千恵子 – 庭の千草

  ※(追記:この動画は削除されました

 

●故郷の空
スコットランド民謡のメロディに大和田建樹の日本語詞を付けた唱歌。
1888(明治21)年、大和田建樹・奥好義:編 唱歌集『明治唱歌 第一集』で発表された。

安田章子 – 故郷の空(夕空はれて)
のちの由紀さおり。

  ※(追記:この動画は削除されました

 

●旅愁
John P. Ordway”Dreaming of Home and Mother”に明治40(1907)年、犬童球渓が日本語詞付した唱歌。

植木等 with 谷啓 – 旅愁

●虫のこえ(蟲のこゑ)
文部省唱歌
1910(明治43)年『尋常小学読本唱歌』に初出。
虫の鳴き声が日本人の耳にどう聞こえていたか、これは一種の見本帳のような歌です。
去年はつるの剛士のセミの鳴きまねが話題になりましたが、あれはリアルな音まねですね。
もとから日本語に豊富な擬声語は漫画の時代になってさらに進化・発展しましたし、
日本には『聞き做し』ということがありまして、例えば昔の人はウグイスが「人来人来(ひとくひとく)」、ホトトギスが「てっぺんかけたか」「ほんぞんかけたか」、ホオジロが「一筆啓上仕り候(そろ)」と啼いているように聞こえる、いや聞いている。鍛冶屋のトンテンカンが「天下取ーる、天下取ーる」に思える、アこりゃ落語です。風の音も波の音も神仏・霊魂の「声」として聞く。草木国土悉皆成仏。
そういう部分では中国語の表現より格段に豊かである、といえるかもしれません。
ちなみに「ぶっぽうそう(仏法僧)」と啼くのはブッポウソウではなくコノハズクだそうですよ。

杉並児童合唱団 – 虫のこえ

●紅葉(もみぢ)
作詞:高野辰之、作曲:岡野貞一
明治44(1911)年『尋常小学唱歌(二)』にて発表された。

東京放送児童合唱団 – 紅葉

●村祭
作詞・作曲:不詳
文部省唱歌
明治45(1912)年『尋常小学唱歌(第三学年用)』に初出。

平井英子 – 村祭(1930)
千代紙映画社 画:大藤信郎

●故郷を離るる歌
ドイツ民謡「Der letzte Abend」(最後の夜)または「Abschied」(別れ)を原曲として、吉丸一昌が翻訳・作詞して、『新作唱歌 第五集』(1913年7月)に発表。

くにたちカンマーコール – 故郷を離るる歌
岡本 仁:指揮
ドイツは9月(地域によっては8月)が新学年。が新学年で、別れと出会いの季節となります。
吉永小百合・三田明『明日は咲こう花咲こう』はこの歌を連想させる雰囲気です。

●赤とんぼ
作詞:三木露風、作曲:山田耕筰
三木露風の詩に、1927(昭和2)年、山田耕筰が曲をつけたもの。

赤とんぼ ハーモニカ演奏
Hiro Largo
2009/03/08

●里の秋
作詞:斎藤信夫、作曲:海沼 実
レコード化は1948年。

川田正子 – 里の秋(1945)
栗は煮たほういいか焼いたほうがいいか。この歌では煮ています。
石坂洋次郎の小説『青い山脈』のラストシーン、最後の1行で囲炉裏の焼き栗がはぜますが、あれはなかなか意味深な隠喩ですね。富島健夫ならもっと直接的に描いたでしょう。

以下、「秋」「Autumn」関連の投稿。

 

追加記事

(2017年1月11日)

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