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警棒で叩く側と叩かれる側、あなたはどっちの人?

(2011年9月30日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)
 中国の債券と株式が、活況に沸いた本土の不動産セクターが崩壊に向かっているという警戒信号を発している。その影響は世界中の金融市場に波及する恐れがある。
http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C9381959FE1E2E2E1858DE1E2E2EBE0E2E3E3E2E2E2E2E2E2

中国の不動産バブルが弾けるという警告は数年前からずっと云われ続けてきた話で、逆によく今年までもったもんだと思います。
まぁそれで皆さんしこたま儲けたんでしょうから、手仕舞いは手際よく綺麗にいってほしいですね。

2011/09/07
 米証券大手、ゴールドマン・サックス(GS)のトップ・アナリストが、「欧米経済の崩壊」を予測する極秘リポートをヘッジファンドなど重要顧客向けに送っていたことが波紋を呼んでいる。米国経済に楽観的な立場のGSが、VIPの顧客だけには真逆な内容をアドバイスしていたことが衝撃を広げ、いまの欧米株安の遠因ともささやかれている。日本経済にも深刻な影響を与えるのは必至だ。
 極秘リポートをまとめたのはGSのトップ・アナリスト、アラン・ブラジル氏。「欧米経済の崩壊」を分析した54ページの悲観的な内容で、これをウォールストリート・ジャーナルが入手し、9月1日に暴露した。
(中略)
 アラン氏のリポートは、欧米経済は崩壊の可能性があり、「投資家は、市場の混乱に備えたポジションをとるように」と勧めている。
 その根拠は
(1)欧米の先進国は、債務問題を解決できない
(2)米国では、雇用を生み出す中小企業が衰退している
(3)多くのEU(ヨーロッパ)の金融機関は破綻の危機に直面しており、1兆ドルの資本増強が必要
(4)中国の経済成長は維持できない可能性が高い
――というのが内容。その上で「欧米の金融・財政危機は深刻度を増している」と結論づけている。
 気になるのは、こうしたなか投資家がどう儲けるかだが、
(以下略)
http://www.zakzak.co.jp/economy/investment/news/20110907/inv1109071144003-n1.htm

上の引用記事は1か月前の旧聞です。
9月は「ギリシャ デフォルトの見通しほぼ確定」「韓国急激なウォン安で物価高騰・中小企業倒産危機」「復興増税を目指す野田内閣始動」「米で 差し押え・競売後も住宅ローンが残ってしまった客の債務確定裁判が急増」といったニュースが目立ちました。

9-21-11: George Soros Predicts Economic Collapse “WE WILL HAVE A DOUBLE-DIP”
double dip は「二番底」の意。

  ※(追記:この動画は削除されました

 

大前研一の「産業突然死」時代の人生論
ついに「世界金融危機」の狼煙は上がった
2011年09月28日
(中略)
イタリアが財政破綻でもしようものなら、仏独の巨大銀行はともに大きな打撃を受けることになる。ちなみに米国と日本はそれぞれの経済規模の割にはあまり貸し込んでいないことになっているが、欧州の銀行は米ドルのコマーシャル・ペーパー(CP)を大量に発行しているので、これを買い込んでいる米国の金融機関は連鎖する危険性がある。
 現在のユーロ危機とは、ヨーロッパの中央銀行と有力銀行が機能不全をきたしつつあるということである。「どの国(の銀行)が」「どこの国に」「どれだけ貸しているのか」を、よく把握しておく必要があるだろう。
 米国も日本も、そして中国さえも安全圏ということにはならず、すでに「世界金融危機」の様相を呈しているのである。
(以下略)
大前研一のホームページ:http://www.kohmae.com
ビジネスブレークスルー:http://www.bbt757.com
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20110928/285466/?rt=nocnt

タイタニックのような巨きな船が沈没するにはそれなりの時間がかかりますが、今の世界はちょうどそんなイメージです。
共産主義・社会主義も、資本主義も、成功しなかった原因の7、8割は 欲望をコントロール出来ない人間のダメさ にあったのではないかと思われます。おそらく中国の社会主義市場経済も同じ轍を踏むことになるでしょう。もっともマクロに論じて基軸通貨ドルの信用失墜とか、金本位制の復活などと云われても、こちとら今日のおまんまのほうが心配で頭が回らない、イヤ首が回らない(自嘲)

自分だけが豊かになろうというのが欧米式、みんなで豊かになろうというのが戦後の日本式でした。今にして振り返れば日本式はかなりいい結果をもたらした。官僚主導の強力な調整型経済は社会主義みたいだと陰口を叩かれましたが、そのおかげで国民は(他国に比べれば)貧富の差が少ない状態で、そこそこ豊かに成れた。
それを壊したのが自公政権であり、小泉純一郎でしたが、もちろん宗主国アメリカ様のご意向があったればこそでした。

日本の高度経済成長は確かに官僚主導で行われましたが、光が強ければ影も濃いのが道理で、負の遺産もうづ高く積み上がってしまいました。官僚が日本の支配層としてフジツボのように固着してしまった。世界の変化に対応できず、過去の成功体験に自縛され、あるいは利己・保身に走り、諸外国に阿り、日本の国力を低下させ、国富を浪費し、国益を損ない、日本国民を不幸にしている・・・
こういう状況・構造は選挙という手段では変えることが出来ません。かといって明治維新のような武力革命が起きるはずもなし。つまり優等生だった日本もバブル崩壊後ずっと八方塞がりで、未来に希望が持てない状態が続いているわけで、そのうち追い詰められた人々が増えて、やむなくなにか行動を起こし、警棒でボコボコにされる事にもなるでしょう。

1日の抗議デモには、およそ1,500人が参加し、一部がマンハッタンにかかるブルックリン橋を占拠しようとして、警察官と激しく衝突した。
この騒動で、橋は数時間にわたって封鎖され、車道を空けるよう指示した警察官の警告を無視した参加者700人以上が逮捕された。
同じような抗議デモは、ロサンゼルスやボストンなど、全米各地に広がっている。
政府の経済政策だけでなく、格差社会や環境問題を問うなど、訴えの内容も広がりを見せている。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00208764.html

live arrest at brooklyn bridge #occupywallstreet by We are Change

Police Arrest Occupy Wall Street Protesters on the Brooklyn Bridge – October 1, 2011

ウォール街周辺で経済格差の拡大に抗議する若者らのデモは700人以上が逮捕された翌日の2日も続き、1500人以上が集会に参加した。行き過ぎた市場主義に異を唱える運動はボストンやシカゴ、西海岸ロサンゼルスなど全米各地に拡大中で、海外に飛び火する可能性も浮上している。
 抗議運動はインターネットの会員制交流サイト・フェイスブックや簡易ブログ・ツイッターなどを通じて賛同者を増やしている。デモ参加者の一人はAP通信に「私たちの活動を伝える動画を見ている視聴者は3万人以上いる」と語った。
 ボストンでは、バンク・オブ・アメリカ前で約1000人が抗議、24人が逮捕された。共同通信によると、ロサンゼルスでは数百人が市庁舎近くに集まり、経済政策の恩恵を受けているのは人口の1%にすぎないとして「我々が99%だ」と書かれたポスターを手に大通りを練り歩いた。サンフランシスコ、シアトルなどでも抗議運動が行われたという。
 デモを展開する抗議団体のウェブサイトによると、デモ計画は全米50州のうち44州の計115都市で進行中。抗議団体はフェイスブックなどを通じ、東京やロンドンなどでも同様の行動を繰り広げるよう呼びかけている。
http://mainichi.jp/select/world/news/20111003dde007030005000c.html

このところNYウォール街を始めとするアメリカの大都市で貧富拡大に抗議する元エリート社員たちのデモが多発しているそうです。
勝ち組だったはずの彼らですから、悔しさも人並み以上でしょう。
アメリカ国民のプロテスト・アクションを久方ぶりに見て、なんとなく『いちご白書』を連想しました。

Joni Mitchell – Both Sides, Now / The Circle Game

(上)ジェームズ・クネン著、青木日出夫訳、角川文庫刊『いちご白書 ある大学革命家のノート』1971年9月30日四版カバー

映画『いちご白書』はコロンビア大学紛争の現象面や人物の言動を中心に描いているので、一人称で書かれた原作の「心理」や「内面性」を表現しきれてはいませんでした。まぁ作品としては別物でしょう。
それでも、当時 世界中で吹き荒れた学園紛争とその中にいた世代の、ひとつの記念碑として、今でも大きな存在ですね。

ルートNo.1 – 大学ノート・サンバ(1970)
作詞:山上路夫、作編曲:すぎやまこういち
シングル『大学唄い込み』のB面。

  ※(追記:この動画は削除されました

 

守屋 浩 – 大学かぞえうた(1962/08/05)
作詞:仲田三孝、補作詞:浜口庫之助、作曲:不明

  ※(追記:この動画は削除されました

 

古井戸 – さなえちゃん(1972/05/25)
作作曲:仲井戸麗市
アルバム『古井戸の世界』(1972/03/25)所収。

  ※(追記:この動画は削除されました

 

Base Ball Bear – BOYS MAY CRY
CDシングル『神々LOOKS YOU』(2009/04/15)所収。

  ※(追記:この動画は削除されました

 

銀杏BOYZ – 十七歳 (・・・cutie girls don’t love me and punk.)(2005/01/15)
作詞曲:峯田和伸
「アンチ ウッドストック」「大学ノート…あの娘の名前を書いて」等の歌詞がある。

  ※(追記:この動画は削除されました

 
 

追加記事

焦点:格差是正求める反ウォール街デモ、背後に富豪ソロス氏の影
2011年 10月 14日 18:25 JST
(中略)
 ソロス氏とデモ主催者は、双方ともに関係を否定する。しかしロイターは、反ウォール街デモを仕掛けたカナダの反資本主義団体「アドバスターズ」とソロス氏の間に、間接的な資金的結びつきがあるのを発見した。さらに、ソロス氏とデモ隊の間には、イデオロギー的な立場でいくつかの共通点もある。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-23634520111014

かなり反響を呼んだ記事です。
やはりユダヤ系国際金融資本が裏で動いていたのか、と みんな納得。
(2011年10月14日)

追加記事

 そもそもデモというのは人権や利益分配という点で、搾取されている側が搾取している側に対して起こしてはじめて意味がある。そういう意味では「中東の春」は立派なデモだったが、「ウォール街デモ」はデモではない。
 ウォール街と一般市民の間にいかなる「搾取―被搾取」の関係も成り立っていないから、ウォール街を潰して更地にしても一般市民が豊かになるわけではない(むしろ税収が減る分、貧しくなるだろう)。
 ターゲットとして分かりやすいから流行ってはいるが、時間の無駄だと気付いた人から抜けて下火になるだろう。もともと金融の弱い日本で真似するのは、さらなる時間の無駄である。
http://www.j-cast.com/kaisha/2011/10/25111009.html

やらせでない反貧困デモが多発するのも、あんがい時間の問題だったりして。
(2011年10月25日)

追加記事

ボストン警察当局は10日早朝、市内中心部の広場から「ボストンを占領せよ」運動の参加者を強制的に排除した。経済格差の拡大に抗議するデモはウォール街から全米各地に広まったが、多くの大都市では既に運動の拠点が排除されている。
(中略)
 サンフランシスコやニューヨーク、ロサンゼルスなど米国のほぼ全ての大都市では、占拠運動の拠点が既に排除されており、運動の今後の行方は不透明となっている。
最終更新:12月11日(日)13時53分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111211-00000001-wsj-int

純粋に貧困だけが原因の暴動って、アメリカ史上かつてあったのかな?
(2011年12月10日)