2024/01/01 石川県能登地方でM7・6 石川県志賀町で震度7
(令和6年能登半島地震)【24】

 

【1月15日】

この日、震度3以上の揺れなし。

 

2024/01/15 11:22
石川県の馳浩知事は14日、能登半島地震の発生後、岸田総理とともに初めて被災地を視察しました。
記者団からの「なぜ、これまで被災地に行かなかったのか?」という質問に対し、次のように答えました。
石川県 馳浩知事
「私自身は日々、現場の市町の職員、また県庁から派遣されている職員、またSNSなどで、まさしく孤立集落の方々からも、連日、何百何千とという情報とともに、警察、消防、自衛隊の皆さんの前線のデータが、私の部屋に全部集まってきておりますので、今日の視察はそれを改めて確認することもできた機会であったと思います。従って、(初めての視察までに14日かかったことは)全く遅いとは思っていません。同時に、これだけの大規模な災害で避難所や被災した市や町の役場を丁寧に回る必要があると思っています。また県庁に情報が集約されるので、適時適切に指示を決裁しなければいけません。なので、私も1月1日から24時間、知事室に滞在しております。そこは順調にいってると思っています。地震から2週間が経ち、岸田総理もお見えになり、財政的な安心感も出していただきました。今後とも、毎日、さまざまな情報が集まり、決済をしなければいけませんが、特に政府から来ていただいている、いわゆる霞が関チームの方々、自衛隊、消防、DMATなどの医療関係者と、県庁のいわゆる災害対応のチームですよね。ここが機能してきていますので…また私が視察に行っても、ログチャットで決裁できるんですよ。ログチャットで決裁することが可能な状況になりつつありますので、来週以降、順次、できる限り時間を見て、すべての市や町の視察に参りたいというふうに思っています。ただそれにしても、やはり最優先されるのは避難物資の支援、専門職の技術職の皆さんの支援、また自衛隊、消防、自治体の皆さん、この方々を最優先で能登に手配させてあげなければなりませんので、その邪魔にならないように。また登録いただいたボランティアの方にも片づけや避難所の運営とかでお世話なりたいと思っています。このバランスを明日からの1週間のうちに、いろんなことの次の判断をしたいというふうに思います」
馳知事をめぐっては、1日の能登半島地震の発生以降、14日に岸田総理と同行して視察を行うまで一度も被災地を訪れておらず、一部から批判の声があがっていました。

<馳浩石川県知事「元日から24時間知事室に滞在して適時適切に指示を決裁していた」発生から14日まで被災地訪れなかった理由語る | 石川県のニュース | MRO北陸放送 より一部引用>
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/mro/941200?display=1

2024/01/15 15:49
今月1日の地震で上越市には津波が押し寄せ、市内を流れる関川の河口付近にある港町1丁目では、これまでに1棟が床上浸水したほか、14棟で床下浸水したことが確認されています。
川沿いにある安田みさ子さんの住宅は、床から70センチ余りの高さまで浸水し、居間にあった畳やこたつなどが水につかったほか、玄関の扉も壊れました。
玄関は扉の代わりに板でふさいでいますが、冷気が部屋に流れ込んでくるということです。
自宅に併設された経営するスナックの店舗は、浸水の被害がなかったことから今月8日に営業を再開しましたが、自宅の修復工事はまだ行えていないということです。

<津波で15棟浸水 被災者「自宅の修復は手付かず」新潟 上越 | NHKニュース より一部引用>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240115/k10014321541000.html

2024/01/15 15:56
石川県は15日から穴水町と能登町でも仮設住宅の建設に向けた作業を始めました。
石川県は仮設住宅について、すでに着工している輪島市と珠洲市に加え
▽穴水町で15戸
▽能登町で66戸を建設する予定です。
15日から作業が始まり、このうち、穴水町の川島児童公園では、雪が降る中、県や建設会社の担当者6人が設計図と照らし合わせて寸法を測っていました。
仮設住宅は来月中旬に完成する予定で、家賃は光熱費を除いて無料、入居できる期間は最長で2年となっています。
穴水町によりますと、被災した建物の安全性を調べる「応急危険度判定」が終わった建物のうち、およそ4割が「危険」と判断されているということで、町は必要な仮設住宅の戸数を把握するためにも、入居を考えている人は申し込みをするよう呼びかけています。
(中略)
穴水町と能登町では、仮設住宅の入居の申し込みを15日から今月末まで、それぞれの役場や支所、それに避難所で受け付けることにしています。

<穴水町と能登町でも仮設住宅の建設に向けた作業始まる 石川 | NHKニュース より一部引用>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240115/k10014321561000.html

2024/01/15 16:21
「家族の拠点をどこに置けば…」
「“無理なら無理”とはっきり伝えて」
学校が始まらない。めどすら立たない。
集団避難や転校を考え始める小・中学生の親たちも。
発災から2週間、能登半島で暮らす親子たちの戸惑いが見えてきました。

<無理なら無理と教えて… 転校か 再開待つか 小学生の親たちは | NHKニュース より一部引用>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240115/k10014321331000.html

2024/01/15 19:52
能登半島地震は、石川県の漁業にも大きな影響を与えています。輪島市の鹿磯(かいそ)漁港で行われた、専門家の現地調査に同行しました。
金沢大学 地域創造学類の青木賢人准教授:
「僕らもほとんど目にすることのない地殻変動量なので。白いところが元々水面だった高さ。こういう仕事をしていますけど見たことがない風景です。正直言葉がない」
今回の地震で、能登半島の北岸およそ90キロで地盤が隆起し、輪島市の鹿磯漁港では、港全体が干上がりました。
青木准教授:
「覗くだけでもすさまじい」
稲垣真一アナウンサー:
「ここは今、海の底ですよね」
青木准教授:
「はい、そうです。」
稲垣アナウンサー:
「海水がここにきていて、つまりこの陸地自体は全部上に上がっているんですよね」
青木准教授:
「はい、海底も含めて一緒に全部地面が上がってきた。なので船が干上がった、打ち上げられた状態。元々は停泊していた船なんですけど、船が沈んだんじゃなくて、地面が上がってきて座礁している」
青木准教授は磯に降りて、隆起量を調べました。
稲垣アナウンサー:
「ここが海底だったという所に今私たちが立っていること自体が、おおよそ信じられない」
青木准教授:
「僕も信じられないです」
隆起の高さを計測すると…。
青木准教授:
「ここまで行くと4m30~40cmというくらいでしょうか、この分が地面が隆起した部分になります。元々は色が変わったところまで海があった」
稲垣アナウンサー:
「どれぐらいの速度で上がったんですか」
青木准教授:
「これは地震動が起こっている間に地殻変動が起きていますので、基本的には地震が起こっていた1分間」
稲垣アナウンサー:
「たった1分で地面が4m一気に上がったという事になるんですね」
青木准教授:
「そうですね。この場所だけがドーンと上がったわけではなくてこの辺り一帯が全部4m上がっていくということになるので、当時そこにいらっしゃった方は自分の住んでいる土地が4m持ち上がったという感覚は多分ほとんど持てないだろうと思います。『海が下がっていった』という感覚はあるかもしれませんけども。結果的に『地面が隆起した高さの分だけ津波の影響が少なくなった』ということはあるだろうと理解しています」
今の能登半島ができた理由は、こういった地震の積み重ねと指摘する研究者もいます。今回の地震は3000年から4000年に1回の規模だといいます。
青木准教授:
「長期的にみると能登半島はこういう地震活動を繰り返しながら、たくさんの海岸段丘を作ってちょっとずつちょっとずつ高くなってきた土地。今回だけが特別なことなのではなくて、長い能登の自然の営みの一つを見せられているんだという理解はしないといけないですね」
漁業に欠かせない港ですが、青木准教授は復興の難しさを指摘します。
青木准教授:
「東日本大震災の時との大きな違いというのは、ここは『地面が隆起した』という事なんです。東日本(大震災)の場合は港は沈降しましたので、港の上物の整備さえしっかりすれば、元々あった港に(船が)入ってくるという事に問題はなかったんですけど、ここは地面が干上がってしまいましたので、今ここは船が入れない状態なんですね。ここに船を入れようと思うと、下の岩盤を砕いて掘ってここまで船が入ってこられるようにするとともに、4m上がってしまった施設を4m下げないと、水揚げができないという状態になります。かなり時間がかかるとともに、膨大な予算、コストがかかるということになります。ですので、東日本(大震災)時の水産復興以上に大変な作業が、これから石川県を待っているんだという風に思っています」

<1分間で約4m隆起か…能登半島地震での地殻変動量を大学准教授が調査 港の復興「東日本の時以上に大変」 | 石川テレビ放送 より引用>
https://www.ishikawa-tv.com/news/itc/00000902/