2024/01/01 石川県能登地方でM7・6 石川県志賀町で震度7
(令和6年能登半島地震)【4】

 

2024/01/02 12:53
石川県輪島市にある能登空港は、利用客や付近の住民などおよそ500人が空港内の駐車場に避難していますが、付近の道路が寸断され孤立状態にあるということです。
能登空港は地震の影響によりターミナルビルのガラスが割れたり、天井がはがれたりする被害が確認されたことから、避難している人たちは駐車場のバスやレンタカーの中で待機しています。
食料や毛布は支給されているということですが、空港付近の道路が通行できず孤立状態にあるということです。
また、滑走路では深さおよそ10センチ、長さおよそ10メートル以上の亀裂が複数か所で確認され、4日まで閉鎖する予定としていますが、道路の寸断により修繕にあたるスタッフが空港にたどりつくことができず、復旧の見通しは不透明の状況だということです。

<能登空港で約500人が孤立状態 道路寸断で | NHKニュース より引用>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240102/k10014306981000.html

2024/01/02 14:16
 国土交通省航空局は1月2日、能登半島全域に対し、ドローンなど無人航空機の飛行を原則禁止にした。捜索や救難活動などを行う有人ヘリコプターの妨げにならないようにするためとしている。
 指定空域は北緯37度線以北の能登半島全域。下限高度は地上、上限高度は600m。航空法第132条の85第1項第1号の規定に基づき「令和5年度緊急用務空域第5号」に指定した。適用開始は2日正午で終了は未定。

<国交省、能登半島全域を「ドローン飛行禁止」に – ITmedia NEWS より引用>
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2401/02/news043.html

2024/01/02 14:40
石川県によりますと、2日午後1時の時点で今回の地震による死者が県内であわせて30人確認されたということです。
▼輪島市で15人、
▼珠洲市で6人、
▼七尾市で5人、
▼穴水町で2人、
▼羽咋市と志賀町でそれぞれ1人となっています。
また、あわせて14人が大けがをしたということです。
▽輪島市で7人、
▽金沢市と志賀町、能登町でそれぞれ2人、
▽穴水町で1人となっています。

<地震 石川県内で30人死亡確認 | NHKニュース より一部引用>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240102/k10014307021000.html

2024/01/02 16:02
志賀原発では、1号機と2号機がいずれも長期間運転を停止していますが、2日に記者会見した北陸電力によりますと1日午後4時10分ごろの地震では、1号機の原子炉建屋地下2階で震度5強相当の揺れを観測したと発表しました。
揺れの大きさを示す加速度は水平方向で336・4ガル、鉛直方向で329・9ガルで、それぞれ東京電力福島第一原発の事故の前に想定していた水平方向で最大600ガル、鉛直方向で最大405ガルを下回っていました。
地震による影響で、1号機と2号機で外部から電気を受けるために使われている変圧器あわせて2台で、配管が壊れて絶縁や冷却のための油が漏れ出したということです。
漏れた油の量は1号機側が3600リットル、2号機側で3500リットルに上るということで、これらの変圧器を使う系統では、現在も、電気が受けられない状況が続いています。
1号機、2号機ともにほかの系統を使って外部からの電気を受けているほか、非常用のディーゼル発電機も7日分の燃料が確保されているということで、安全上重要な機器の電源は確保されていて、核燃料を貯蔵している使用済み燃料プールの冷却にも問題はないということです。北陸電力が復旧の進め方を検討してます。
(中略)
また会見では、1号機と2号機の使用済み燃料プールで放射性物質を含む水が床面にあふれ出たことについて、あふれた量は1号機が95リットル、2号機は326リットルだったと明らかにしました。
いずれも建物内にとどまっていて外部への影響はないということです。
このほか、津波については水位の変化を監視していたものの、有意な変化は確認されなかったということです。
(中略)
石川県志賀町にある志賀原子力発電所では、1日の地震の影響で外部からの電気が一部の系統で受けられなくなっていますが、北陸電力はトラブルの原因となった故障した変圧器の写真を公開しました。
このうち、1号機の変圧器を撮影した写真には、絶縁や冷却に使われた油の熱を放出する「放熱器」と呼ばれる設備から、大量の油が漏れて地面に流れ落ちている様子が写されています。
油は変圧器の周りの地面に広がっていて、北陸電力によりますと、1号機の変圧器からは3600リットルが漏れ出たということです。
また、2号機の変圧器本体と放熱器をつなぐ配管のつなぎ目が写っている写真では、油が漏れ出たあとが確認出来るほか、放熱器の全体が見える写真では、地面に漏れた油に設備の姿が反射しているのが確認出来ます。
2号機の変圧器からは3500リットルの油が漏れ出たということです。北陸電力によりますと、1日に震度7の揺れを観測した石川県志賀町にある志賀原子力発電所では、外部から電気を受ける系統が現在も一部使えない状況が続いています。ほかの系統で電気を受けるなどして安全上重要な機器の電源は確保されているということで、北陸電力が復旧の進め方を検討してます。

<志賀原発 外部電源一部使えない状況続く 故障の変圧器写真公開 | NHKニュース より一部引用>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240102/k10014306991000.html

2024/01/02 16:26
1日に石川県能登地方で震度7の揺れを観測した地震の影響で、特急列車、空の便で2日も運転の見合わせや欠航など乱れが続いています。
JR東日本によりますと北陸新幹線は富山駅と長野駅の間で運転を見合わせていましたが、2日午後3時20分に全線で運転を再開しました。
新幹線の運転見合わせはすべて解消しました。
(中略)
【特急など鉄道】
JR西日本によりますと、2日、
▼大阪と金沢方面を結ぶ特急「サンダーバード」、
▼名古屋と金沢方面を結ぶ特急「しらさぎ」は、
始発から午前中までの運転の取りやめを決めました。
▼「サンダーバード」は2日午前11時半ごろ、
▼「しらさぎ」は2日正午すぎからいずれも運転を再開したということです。
JR北陸本線は、金沢駅と福井駅の間で運転を見合わせていましたが、2日午前11時45分に上下線とも普通列車の運転を再開しました。
一方、金沢駅と和倉温泉駅をつなぐ七尾線や、IRいしかわ鉄道は運転再開の見通しは立っていないとしています。

新潟県内の在来線は
JRの在来線は、
▽信越本線の直江津駅と長岡駅の間、
▽越後線の新潟駅と柏崎駅の間、
▽弥彦線の弥彦駅と東三条駅の間については、終日運転を見合わせるとしています。
そのほかの在来線についても一部区間で折り返し運転が始まっていますが夕方ごろまで運転を見合わせる区間もあります。
また、第三セクターの「えちごトキめき鉄道」は、妙高はねうまラインは運転を再開しましたが、日本海ひすいラインの運転再開は未定です。
「ほくほく線」は、越後湯沢駅とくびき駅の間で運行しています。
くびき駅と直江津駅の間は終日運転を見合わせるとしています。

【空の便】
(中略)
空の便は、2日は石川県や新潟県、山形県と、東京や大阪などを結ぶあわせて少なくとも9便の欠航が決まっています。
このうち石川県の能登空港では、地震の影響で滑走路やターミナルビルを使用できるめどが立っておらず、4便すべてが欠航します。
能登空港は、国土交通省によりますと、今回の地震の影響で滑走路を4日まで閉鎖するということです。
航空各社は、最新の運航状況についてホームページなどで確認するよう呼びかけています。
(中略)
日本航空は2日、地震の影響で北陸新幹線や上越新幹線が運転を見合わせていることなどを受けて、石川県の小松空港と羽田空港を結ぶ2便と新潟空港と大阪空港を結ぶ2便のあわせて4便を、午後から臨時で運航することを決めました。
日本航空は3日も、小松空港と羽田空港を結ぶ2便を臨時で運航することを決めました。

【道路】
(中略)
日本道路交通情報センターなどによりますと、北陸自動車道と能越自動車道では、揺れの大きかった地域を中心に一部で通行止めが続いています。
(中略)
石川県によりますと、能登地方につながる自動車専用道路の「のと里山海道」は、地震の影響で陥没が相次いだため内灘インターチェンジからのと里山空港インターチェンジの間のすべての区間で通行止めとなっていましたが、2日正午ごろに内灘インターチェンジから羽咋市の柳田インターチェンジまでの間の上下線は通行止めが解除されました。
また、羽咋市の柳田インターチェンジから輪島市三井を通って珠洲市につながる国道も2日正午ごろから通行できるようになりました。
(中略)
石川県内の道路の被害状況です。
▽輪島市に向かう周辺の道路は、地震の影響でほとんどが寸断され通行できなくなっているということです。このため現地に向かっている関係機関の担当者の多くが足止めされ、状況を十分に確認できていないほか、支援物資なども不足している状態だということです。
▽七尾市によりますと、市内の各地で土砂崩れや道路の亀裂が起き、30か所以上で通行止めが発生しているということです。
▽羽咋市によりますと、道路の陥没や家屋の倒壊で市内15か所で通行止めが発生しているほか▽加賀市の7か所で▽能美市の1か所でも通行止めが発生しているということです。
▽能登町によりますと、土砂崩れや道路の隆起が発生しているということです。
このほか▽志賀町▽中能登町▽津幡町▽内灘町▽宝達志水町でも、道路のひび割れや隆起の情報が複数、寄せられているということです。

<【交通影響 2日】鉄道や空の便 乱れ続く 新幹線は運転再開 | NHKニュース より一部引用>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240102/k10014306751000.html

2024/01/02 16:31
1日夕方に石川県能登地方で起きた大地震について、国土地理院が人工衛星のデータを解析した結果、石川県の輪島市西部では地殻変動が最大でおよそ3メートルに達していることがわかりました。国内で起きた地震としては非常に規模が大きくさらにデータを分析することにしています。
1日午後4時10分ごろに起きたマグニチュード7・6の地震について、国土地理院は地球観測衛星「だいち2号」がレーダーで観測したデータをもとに、地震の前と後の地盤の動きを解析しました。
その結果、能登半島全体で地殻変動が確認され、特に輪島市西部で最大およそ3メートル、珠洲市北部で最大およそ1メートルの変動がみられることがわかりました。
隆起したのか、水平方向の動きなのかはこのデータだけでは判断できないとしています。
国土地理院によりますと、過去に同じ手法で確認された地殻変動のデータは2016年の熊本地震で1メートルから2メートル程度、2008年の岩手・宮城内陸地震でおよそ1・5メートルとなっていて今回のデータは国内で起きた地震としては規模が非常に大きいということです。
このほか、GPSの観測データからは、輪島市にある観測点が水平方向で西へおよそ1メートル30センチ動いたほか穴水町でおよそ1メートル、珠洲市でも80センチいずれも西へに動いていたことが確認されています。
地殻変動が大きかったところでは建物の倒壊などの被害の拡大につながった可能性があるということで、国土地理院は今後、データをさらに分析して地盤の動きを詳しく調べることにしています。

<輪島市西部 M7・6の地震で最大約3mの地殻変動 国土地理院 | NHKニュース より一部引用>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240102/k10014306841000.html

2024/01/02 17:15
石川県によりますと、2日午後3時半の時点で今回の地震による死者が県内であわせて48人確認されたということです。
珠洲市で20人、輪島市で10代の男性など19人、七尾市で20代の女性や50代の男女など5人、穴水町で2人、羽咋市で70代の男性1人、志賀町で90代の男性1人となっています。
また、各地で行方がわからなくなっている人の安否の確認が進められているということです。
一方、県内ではあわせて16人が大けがをしたということです。
大けがをした人は輪島市で7人、穴水町で5人、志賀町と能登町でそれぞれ2人となっています。

<地震 石川県内で48人死亡確認(午後3時半時点) | NHKニュース より一部引用>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240102/k10014307101000.html

2024/01/02 19:29
2日夕方に行われた石川県の災害対策本部会議で、能登地方の市長や町長はオンラインで出席し、状況を報告しました。
このうち珠洲市の泉谷市長は「壊滅的な被害だ。珠洲市は6000世帯ほどが暮らすが、4000から5000世帯は自宅に住むことができない。安否の確認ができていない住民もいる。道路状況が悪いため避難者に物資を配るのが難しく、断水が続いているのでトイレなどの衛生状態も悪化している」と述べました。
また、穴水町の吉村町長や能登町の大森町長も、多くの住民が避難しているが、水や食料などの物資が不足していると報告しました。
これに対して県の担当者は道路が通行できるようになった珠洲市と穴水町、能登町にはトラックで、輪島市については自衛隊のヘリで物資を送ると説明しました。
一方消防は、道路事情が悪いため給水タンク車やレスキュー車といった大型車両が目的地に到着できていないことを明らかにしました。

<珠洲市長“壊滅的被害だ 4000-5000世帯は自宅に住めず” | NHKニュース より一部引用>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240102/k10014307241000.html