日別アーカイブ: 2011/04/14 木曜日

事実の調理法

同じ報道でもこれほどまでに主旨が違うものかという例をひとつ。

地震は歴史・経験から想定はできるが、発生の正確な予知は出来ない、という別段今さら言われなくともみんな知ってる話を東電からたっぷり寄付を受けている東大の、その外国人教授が論文にしたという記事。
読売新聞は正力松太郎が日本の原発を推進してきたことから原発擁護の立場。つまりこの教授が今この論文を書いた意味を、同社の記事は一番狙いどおりにアピールしていると考えられます。

そしてまた、こうした論文は、これから起きる大地震について、誰も予測は出来ない「天災」なのだから政府や一企業の責任を追及することは出来ない、という予防線ででもあるのでしょう。
東大は東大の役目をちゃんと果たしているようですね(笑)

 福島第一原発事故による食品の放射能汚染問題で、千葉県から出荷自粛を指示されていた同県旭市産の葉物野菜のサンチュが今月上旬、東京都品川区内の大手スーパーで販売されていたことがわかった。政府は「出荷を自粛していて流通しない」としていたが、実際には出回っていた。
http://www.asahi.com/food/news/TKY201104120637.html

 暫定基準値を超える放射性物質が検出されたとして、千葉県が出荷自粛を要請した同県旭市のサンチュが大手スーパー、イオンで販売された問題で、イオンに出荷した旭市の集配業者が14日、取材に応じ「自粛期間は取引先にデータを説明して合意を得た。出荷停止の指示にも従っており、なぜ批判されるのか分からない」と困惑をみせた。
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/04/14/kiji/K20110414000627400.html

食べても安全だ、すぐには影響はない といいながら「出荷自粛要請」などというあいまいなことを市町村に強要するのは、あくまで自発的に出荷しなかった形にして、行政側が経済的損失や健康被害の責任を取らなくて済むようにしたいから。
要するに役人の保身と責任回避なんですよ。

 福島県警は14日、東京電力福島第一原子力発電所の放射能漏れ事故により、避難指示区域に指定されている原発から半径10キロ圏内で、事故後初めてとなる行方不明者の大規模な捜索を始めた。
(中略)
 県警はこれまで、10キロ圏内では放射能の危険性に配慮し、捜索を実施せず、「遺体がある」との通報を受けた場合だけ収容した。自衛隊も10キロ圏内での大規模捜索は行っていない。そのため、同原発周辺を管轄する県警双葉署管内で確認された死者数は14日午前7時現在、25人にとどまる。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110414-OYT1T00554.htm?from=navr

2011/04/09
 全校児童108人の約7割が死亡か行方不明となっている宮城県石巻市の大川小学校は9日夜、保護者に対し、児童が津波に巻き込まれた状況を説明した。
(中略)
 市教委や保護者によると、会では黙とうの後、市教委の今野慶正事務局長が「遺族への説明など対応が不十分だったことをおわびしたい」と述べた。柏葉校長らは、地震後に児童を校庭に集め、教諭の先導で避難中、津波に襲われたなどと説明。保護者からは「地震直後にすぐ高台に逃げていればよかった」との意見や、「親だけじゃなく(学校側も)捜索すべきだ」と声を荒(あら)らげる人もいたという。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110409/dst11040922140076-n1.htm

3月11日に発生した東日本大震災以降、日本の自衛隊の活動は、職務とはいうものの、過酷をきわめている。
(中略)
現場の指揮官が、最近気が付いた複数の部下の言動から、心的外傷後ストレス症候群(PTSD)の症状を起こしている隊員が増えていると判明したそうだ。
視線を仲間と合わすことをせず、目は虚(うつ)ろに空を見つめ、表情は暗く寡黙、ひっきりなく首をひねり無意味に歩きまわるというものだそう。そして、異様なのが、本人には、これらの記憶がまったくないということだ。
理由は、普段経験のないような膨大な量の遺体を見たり触ったりすることからのショックのようだ。遺体は、彼らの子供と同じくらいの年齢のものも多く、また、通常の溺死にくらべ、腐敗がすさまじい。それらが、一面に漂うため、腐敗臭も並ではない。ほとんど風呂に入れない彼らの、下着に染み付き、離れないのだという。
http://www.fast-fasting.com/news_sYHdZGXJx.html

焼死体は初期の捜索でほとんど収容されましたから、その後の捜索は主に津波被害の遺体。
その傷み具合が半端でないらしく、たいがいは腐敗してぐしゃぐしゃになってる。なかには鳥がついばみ獣がかじったご遺体もあるそうで、どんな猛者でもまともじゃいられないそうです。
そのうえ放射能も帯びている となればPTSDはむしろ当然でしょう。
できないことをやってくれているこうした人々には心から感謝と敬意を表するとともに、せめてもこの特殊任務に報いるだけのことは、国や自治体はちゃんと考えてほしいと思います。
そしてマスコミはすぐには発表できないかもしれませんが記録だけはしておいてください。震災のほんとうの有様、その実相を国民が知らなければ、無念のうちに死んでいった者たちの魂がうかばれません。

Lee Austin (The Burner) – The Truth(1973/03)

Johnny Cash – What Is Truth(1970/03/18 stereo 45)
ジョニー・キャッシュ – 若者の叫び
語りのような歌のような、典型的なキャッシュ節。

produced by Bob Johnston
Pop Chart Peaks: Cash Box 11, Record World 15, Billboard 19 – C&W Peak: 3 – Easy Listening Peak: 4 – UK Peak: 19 (MN)

Jr. Walker and The All-Stars – Ain’t That The Truth(1967/06/22)

The Original Surfaris – Moment of Truth(LP Version)
シングルバージョンとどこが違うのか分からない、、、

Surf Rock band from Orange County, California that formed around 1960. Originally called The Surfaris, they changed their name after another band called The Surfaris had a big hit with Wipeout.

The Surf Teens – Moment of Truth(1963)

The Surfaris – Moment of Truth(Northridge,Reprise:1963/05 45 single Version)

Group later changed their name to the Original Surfaris so as not to be confused with Surfaris group that charted with Wipe Out.
Larry Weed (Lead Guitar)
Chuck Vehle (Rhythm Guitar)
Jim Tran (Bass Guitar)
Doug Wiseman (Saxophone)
Al Valdez (Piano)
Mike Biondi (drums)

Eydie Gorme And Steve Lawrence – The Facts Of Life(from the soundtrack)
studio orchestra conducted by Leigh Harline.
映画『よろめき珍道中』(1960)より。

Movie: “The Facts of Life” (United Artists), starring Bob Hope, Lucille Ball, Ruth Hussey, Don DeFore, Louis Nye, and Philip Ober.
Steve & Eydie are heard performing the song during the opening credits of this adult-themed Hope-Ball romantic comedy.

Saul Bass title sequence – The Facts of Life(1960)

Eydie Gorme And Steve Lawrence The Facts Of Life(1961/02 United Artists UA-282)

The sparkling 1960 comedy “The Facts Of Life” had the stars Bob Hope and Lucille Ball – and an Oscar nominated song by Johnny Mercer which was sang over the credits by Steve Lawrence and Eydie Gorme.
Steve and Eydie would have their careers intersect with Lucille Ball in different ways over the years: they both guest-starred in an episode of “Here’s Lucy” in Lucy’s final season; Lucy would play “Mame” on the big screen, and sing Eydie’s Grammy-winning song “If He Walked Into My Life” from that score; and Eydie sang the title tune to Lucy’s final, unsuccessful sitcom, “Life With Lucy”.

This recording of “The Facts Of Life” was released on United Artists single UA 282. Arranged and conducted by Don Costa.

The Key Notes ‎– The Coal Black Truth

  ※(追記:この動画は削除されました

 

追加記事

 東日本大震災で被災地に派遣され、遺体の捜索・収容作業に当たっている自衛隊員や海上保安官、警察官の「心のケア」が課題となり始めている。これまでに1万人近い遺体を収容するなど奮闘してきたが、一方で凄惨(せいさん)な現場で受けた精神的ショック(惨事ストレス)から心的外傷後ストレス障害(PTSD)のような症状を訴えたり、奇行に走るケースも出ており、各省庁では惨事ストレス・ケアに乗り出した。
 「もう限界です。家に帰していただけませんか」
 西日本の部隊に所属する陸上自衛隊の30代の男性自衛官は、部下の切実な訴えに接するたび、心に重圧がのしかかる。
 震災直後に被災地入りし、数十人の部下と続けたテント暮らしはまもなく2カ月を迎える。主な任務は沿岸部での遺体の捜索活動。これまでに数十人の遺体を収容、自治体などに引き渡した。
 住宅のがれきの下では、全身に傷を負った親子とみられる若い女性と5~6歳ぐらいの女の子の遺体を発見した。「もしこれが自分の妻と子供だったら…」。思わずつぶやいた同僚は、夜になるとテントの中でうなされていた。
 春を迎えて日中の気温が上昇し、日を追うごとに発見される遺体の損傷は進んでいる。交代もままならず、「精神的にまいってしまい、前線を離れる隊員が多くなった」。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110504/dst11050422570040-n1.htm

(2011年5月5日)