日別アーカイブ: 2011/02/15 火曜日

2月15日に3月15日の話は不吉か?

シェイクスピアの悲劇『ジュリアス・シーザー』。
連戦連勝のシーザーは予言者から「三月十五日を御用心あれ(Beware the Ides of March)」と誡められ、いったんは元老院出席をやめようとしますが、けっきょく刺殺されてしまいます。

Häx Cel – Julius Ceasar
from the album “Zwai”(Germany:1972)

Colosseum – Beware The Ides Of March
コラシアム – 3月のアイドには気をつけろ
from the album “Those Who Are About To Die Salute You”(UK:1969)メッセージ・フロム・コラシアム

バレンタインデーの歴史は、ローマ帝国の時代にさかのぼるとされる。
当時、ローマでは、2月14日は女神ユノの祝日だった。
(中略)
ローマ帝国皇帝クラウディウス2世は、愛する人を故郷に残した兵士がいると士気が下がるという理由で、ローマでの兵士の婚姻を禁止したといわれている。キリスト教司祭だったウァレンティヌス(バレンタイン)は秘密に兵士を結婚させたが、捕らえられ、処刑されたとされる。処刑の日は、ユノの祭日であり、ルペルカリア祭の前日である2月14日があえて選ばれた。
(中略)
ウィリアム・シェイクスピアの戯曲『ジュリアス・シーザー』の冒頭(第一幕第二場)に上記ルペルカリア祭の場面がある。ここでシーザーは占い師から「3月15日に気を付けろ」という不吉な警告を受けることになる。
<バレンタインデー – Wikipedia>

すなわち、きょう2月15日は古代ローマのルペルカリア祭(Lupercalia)の日なんですね。
この祭りは大いにヴァルプルギス(ワルプルギス)的であったらしく、禁欲を是とした初期のキリスト教徒が嫌ったようです。
シーザーはそういう日によからぬ予言をされた。

“Julius Caesar”(米1953/06/04公開):Beware The Ides Of March
MGM映画『ジュリアス・シーザー』:3月15日に気をつけろ
監督:ジョーゼフ・L・マンキーウィッツ

Ides of Marchのides(アイズ)は辞書によれば、

(古代ローマ暦で)nones(ノウンズ)の後の8日目(三月・五月・七月・十月は15日、その他の月は13日)
 

なんて書いてある。
ではnones(ノウンズ)は何かというと、

(ローマ暦で)idesから数えてその前9日目(一月・二月・四月・六月・八月・九月・十一月・十二月の第5日およびそれ以外の月の第7日)
 

とあって、これじゃ堂々巡りだ。
ともかくも英語においては ides(アイズ)は Ides of March, Beware the Ides of March くらいしか使い途がないらしいので、気にすることもなさそうです。
で、Ides of March というと、そういう名前のロックグループがいて、1970年に『ビークル』というヒットを放ってます。
(左)シングル『ビークル』c/w『家へ帰ろう』アイズ・オブ・マーチ

以下、当時の日本発売シングルのライナー(筆者八木誠、1970年4月現在の情報)より一部引用。

今アメリカのヒット・パレードをみると”アイズ・オブ・マーチ”というかなり変った名前のグループが大活躍している。曲のタイトルは”VEHICLE” すなわちこのレコードである。キャッシュ・ボックスによれば3月21日付トップ100に99位で初登場、以来59位―44位と赤丸でランク・アップ。ビルポードでもほぼ同じようなヒットぶりとなっている。いずれも新人グループにしてはきわめて順調な出足といわねばならないだろう。
ちなみにこの曲がキャッシュ・ボックスの”Newcomer Picks”に紹介されたのは、トップ100にランク・インした日と同じ3月21日。地域別にみるとボストン、ハートフォード、ミルウォーキー、パサディナ、ハリウッド、サンフランシスコ、アトランタ、などでそれぞれ支持を集めている。参考の為にそれ以前の状況をみると……残念ながらどの地区でもほとんどその形跡はあらわれていない。しかも各地におけるラジオ・ステーションでのかかり具合、及ぴ”Looking Ahead”(100以下の有望曲ランク)をみてもほぼ同じような状態。
一方”Radio Active”による結果でも3月21日の41パ一セントに対し前週のそれは5パーセント以下。ということは、少くともこの曲は3月14日から21日までの間にヒットしはじめたことになる。おそらく全米のDJが一斉にこの曲を取りあげた結果の現われだろう。
それにしてもこうも早く火がつくとはさすがポップスのメッカ、と同時にこの曲の高いヒット性にあらためて注目したい。
ところで、間題はこのアイズ・オブ・マーチ(3月15日)と名のるグループだが、今のところその正体はまったくわからない。妙にイギリス産の臭いもするが、フリジド・ピンクの例もあるのでハッキリとは断言できない。(注:フリジド・ピンクはアメリカのグループでありながら、イギリスの専問レーベル”デラム”からデビューした)。
ただ僕自身について云えば、相当以前よりこのグループの存在だけは知っていた。というのは、すでに彼等は4年程前からレコードを発表していたからである。
一応紹介しておくと、まずデビュー曲は66年6月に発表された”You Woudn’t Listen”/”I’ll Keep Searching”という曲。アメリカはロンドン・レコードのマイナー・レーベル”パロット”から発売され、ビルボード誌ホット100でも7月に入って第42位までランクされた。レコード番号は(Parrot-304)。作曲者のクレジットをみるとこの曲と同じジム・ペトリック、それにマイルスとボルクという2人が参加している。あるいはこの3人がメンバーかも知れない。
さて、アイズ・オブ・マーチの第2弾は同じ年の8月に発表された”Roller Coaster”/”Things Aren’t Alweys What They Seen”(Parrot-310)。前作と同じジム・ぺトリックの作品だったが、これは期待に反し不調。9月10日付ビルポード誌で92位に初登場したが、以後まもなく姿を消している。
その後66年にはもう1枚のシングル盤”You Need Love”/”Sha-La-La-La-Lee”(Perrot-312)を発売。続いて67年に入ると”My Foolish Pride”/”Give Your Wings”(Perrot-321)、 “Hole ln My Soul”/”Girls Don’t Grow On Trees”(Parrot-326)などを相次いで発表したが、いずれも全国的な大ヒットには至ってない。
このようにアイズ・オブ・マーチはそれほど有名でないにしても、アメリカではある程度のキャリアをもっていたわけである。蛇足ながら似たような名前のグループに”ID””IDES OF LOVE”、そして比較的有名なグループにイギリスの”IDES OF BLUE”がある。

Batt Mann And The Boy Wonders – You Wouldn’t Listen(Ginny:1966/03)

According to Jim Peterik of the Ides Of March, this was a very limited release (possibly promo-only), issued under this name as a result of their manager, and the band quickly changed names to the Ides Of March and this recording was issued again on another label using their newer group name.

The I’des Of March – You Wouldn’t Listen(Harlequin [Chicago]:1966/04)
The I’des Of March – You Wouldn’t Listen(1966/05 mono version)

produced by Mike Considine
Pop Chart Peaks: Record World 41, Billboard 42, Cash Box 47
The Chicago group’s best-remembered hit would be their 1970 “Vehicle”.

The Ides Of March – Roller Coaster(1966/08)

The Ides of March – Hole In My Soul(1968/02)

The Ides of March – Girls Don’t Grow On Trees(1968/02)

The Ides Of March – Nobody Loves Me(1969/04)

The Ides of March – One Woman Man(1969/09)
from the album ” Vehicle”(1970)

The Ides of March – High On A Hillside(1969/09)
シングル “One Woman Man” のB面。

The Ides Of March – Vehicle(1970/03 mono 45)
アイズ・オブ・マーチ – ビークル

produced by Lee Productions
Pop Chart Peaks: Billboard 2, Record World 3, Cash Box 6
A far cry from the group’s more mellow top-50 1966 hit “You Wouldn’t Listen”, “Vehicle” featured a muscular lead vocal by its writer Jim Peterik, who later co-founded the group Survivor. Splitting in 1973 but reuniting in 1990, the Ides of March continue to perform in 2021.

<参考>
Malcolm’s Locks – Get Up Stand Up
from the album “Caribbean Rock”(1975)
出だしが『ビークル』っぽい。

The Ides Of March – Lead Me Home, Gently(1970/03)

The Ides Of March – Symphony For Eleanor(Eleanor Rigby)
from the album “Vehicle”(1970)

The Ides of March – L.A. Goodbye(1971/02)
アイズ・オブ・マーチ – LA・グッドバイ
2度目の引用。

The Ides Of March – Mrs. Grayson’s Farm(1971/02)
2度目の引用。

  ※(追記:この動画は削除されました

 

2011年02月13日
中国のマクドナルドの原価が流出!ハンバーガーは27円
中国でマクドナルドの原価が流出していると、2ちゃんねるなどのネットで騒がれております。流出を報じているのは中国のニュースサイト『网事遭道』で、原価が記載されている表の写真が掲載されている。ページのタイトルはマクドナルドとされており、ハンバーガーなどの原価が記載。ハンバーガーはなんと27円だった。ただしこれは中国の原価で日本はのものとは異なる。
http://www.yukawanet.com/archives/3470400.html

原価を知るということはいろいろ勉強になる。
企業秘密というけれど、ちゃんとした商売をしてるなら原価と利益率は堂々と公表できるはず。
資本主義の原理原則に照らせば、すべての商品は時価であるのが当然です。

 中国人民解放軍の幹部らの複数令嬢が、東京の銀座や新宿のクラブに勤めていることが、在日中国人社会でひそかな話題となっているという。金銭的には余裕があるはずだけに、その目的や真意について、「日本の政財官界に特別なコネクションを構築している」から「スパイ説」まで、さまざまな憶測が飛び交っている。
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110214/dms1102141608010-n1.htm

ホステスから情報を収集するのは日本のカルト組織の真似でしょう(笑)

 

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2012年04月13日 15:55
こんなに割高だったの!? 原価に比べて値段が大きく上乗せされている10の例
(中略)
海外サイトにまとめられていた、割高の代表例をご紹介します。
(中略)
10. カット野菜や果物:40%上乗せ
(中略)
9. ホテルの映画配信料:200%上乗せ
(中略)
8. グリーティングカード:200%上乗せ
(中略)
7. レストランで飲むワイン:300%上乗せ
(中略)
6. 外で飲むコーヒー:300%上乗せ
(中略)
5. ホテルルームのミニバー:400%上乗せ
(中略)
4. ブランド薬:200~3000%上乗せ
(中略)
3. 映画館のポップコーン:1275%上乗せ
(中略)
2. ペットボトルの水:4000%上乗せ
(中略)
1. SMS(ショートメッセージサービス):6000%上乗せ
(中略)
http://labaq.com/archives/51739924.html

海外の例とはいえ、ずいぶんと悪質ですね。
薬九層倍どころの話じゃない。
(2012年4月16日)

追加記事

(2012年5月3日)

追加記事

 「例えば定番の枝豆は冷凍モノや中国からの輸入であれば原価はあってないようなもの。サラダは季節野菜が入ると原価が3割以上と高く、店では豆腐を際立たせたり海藻類を多くしたりして豪華さを出しながらも原価を抑えている」(フードコンサルタント・飯田真弓氏)
 飲み物では、生ビールの原価率が高く、ウーロンハイは安い。
 「生ビールは20リットルの樽を9000円で仕入れてる。1杯の原価は200円弱。ウーロンハイなら1杯の原価は20円。生ビールは450円、ウーロンハイは300円で出しているけど、ウーロンハイの方が利益は大きい」(居酒屋店店主)
 安いからとウーロンハイを頼めば、店は大喜びだ。
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20120717/dms1207171601009-n1.htm

「水商売」の旨みは今も健在ってことだな。
(2012年7月17日)

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『メガポテト』の原価が判明した。メガポテトの商品コードは“2053”となっており、POSにも5月17日から全店舗に登録されている。つまり販売されていない店舗でもメガポテトのボタンが表示されているので、実際は売ることが出来る状態となっている。
「原材料・商品マスタ情報」によるとFOOD=50.85円、PAPER=11.45円となっており、あわせて62.3円となる。
つまり『メガポテト』の原価は62.3円で、価格が490円。もちろんここに書かれている原価は原材料費なのでその他の人件費や光熱費、ショートニング費など含めるともう少し高くなる。しかし原価計算すると1個売ると427.7円の儲けとなる。
過去にマックフライポテトが全サイズ150円で販売されていたことあったが、Lサイズが150円でも元が取れているということになる。もちろんLサイズ以上のメガポテトでも元が取れてえいるということが上記の原価でおわかり頂けただろうか。
http://getnews.jp/archives/342811

(2013年5月18日)

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600円の漫画の単行本を考えてみましょう。
○出版社 → 取り次ぎ 70%卸で420円
○取り次ぎ → 本屋 80%卸で480円

600円の単行本を1冊売って本屋さんのもうけは
600円 – 480円 = 120円 です。

http://lifestyle.jp.msn.com/

なるほど、そんなショボい商売であったか。
どーりでツブれるはずだ。
(2013年6月29日)

追加記事

(2024年3月15日)