日別アーカイブ: 2009/12/04 金曜日

ピクサーとパリッシュ

2009/12/04 21:00~23:14 の放送内容 日本テレビ 金曜ロードショー「カーズ」
今度のピクサーは車が喋る!!待望の地上波初登場「カーズ」。友を得て、恋をして、家族の温かさを知る――。1台の若きレース・カーの成長物語。
「たまにはゆっくり走るのもいいもんだ」。ルート66で見つけた人生の教訓。これは人間の代わりに車が生活する不思議な世界の物語。都会派の若きレーサー、ライトニング・マックィーンは他人のことなど一切思いやる心の持たない自分勝手なレース・カー。そんな彼がある日、レース会場へと急ぐ中、迷い込んだのは、さびれた田舎町“ラジエーター・スプリングス”だった。そこで見つけた大切なものとは?
【声の出演】 ライトニング・マックィーン(オーウェン・ウィルソン)…土田大/ドッグ・ハドソン(ポール・ニューマン)…浦山迅/サリー(ボニー・ハント)…戸田恵子
山口智充/八奈見乗児/麦人/樋浦勉/片岡富枝/パンツエッタ・ジローラモ
【監督・脚本】ジョン・ラセター
【共同監督】ジョー・ランフト
http://tv.yahoo.co.jp/program/21630/?date=20091204&stime=2100&ch=8210

今しがた「カーズ」を見ました。初見です。
サントラがいいと評判だったので、楽しみにしておりました。

リアル・ゴーン/シェリル・クロウ
ルート66/チャック・ベリー
ライフ・イズ・ア・ハイウェイ/Rascal Flatts
ビハインド・ザ・クラウズ/ブラッド・ペイズリー
アワ・タウン/ジェイムス・テイラー
シュ・ブーン/ザ・コーズ
ルート66/John Mayer
ファインド・ユアセルフ/ブラッド・ペイズリー
マイ・ハート・ウッド・ノウ/ハンク・ウィリアムズ
ほか、オリジナル曲

「シュ・ブーン」が流れるシーンがありますね。
Life Could Be A Dream(これって夢かも=人生が夢のように素晴らしくなった)ということですが、
あえて「シュ・ブーン」にしたのは、カーズとコーズを引っ掛けたのかも (^o^)

Chords – Sh Boom
636,021 回視聴
Schrooms73
2009/01/25 に公開

The Chords singing “Sh Boom” back in 1980.

The Chords – Sh-Boom(vocal track only)

Sarge: “Will you turn that disrespectful junk off?!”
Fillmore: “Respect the classics man, it’s Hendrix!”
 

「不謹慎じゃないよ、ジミヘンだよ」
「レディース・アンド・ジェントル・カー」
というセリフが気に入りました。

 

主人公のレースカー「ライトニング・マックィーン」はアメリカの子ども気質そのものという感じです。自信満々で、自己愛が強くて、他者と張り合うのが好きで、勝つことに執着する・・・。
それを否定するのではなく、それだけではいけないと教えているのがこの映画ですね。
しかしこのメッセージは幼少時より試験、試験、に明け暮れる日本の児童には、現実と齟齬(そご)をきたすものとして受け入れがたいところかもしれません。
アメリカでも競争社会ではあるのですが、エリートというのは天才的な本物のエリートであって、ちょっと頑張れば大学に受かる程度のレベルではありません。大多数のアメリカ人にとってはむしろどう人生を楽しむかがテーマであり、まぁそれも不況で出来なくなりつつあるのでしょうが、狭い国土で犇めき合っている日本とはちょっと感覚が違ってそうです。

James Taylor – Our Town

ピクサーのアニメを見てて感じるのは、独特の明るい色調。あれを見てるとマックスフィールド・パリッシュの絵を連想します。
特に背景。薄桃色に映える山肌、その影の部分は薄い紫。
偶然なのか、意識してのことなのか・・・
光に包まれた自然とその空気感をあのような色調で描くのは印象派の伝統でもありますから、パリッシュもピクサーアニメも、隔世遺伝的にその流れを汲んでいる、と云えるかもしれません。