「がん」を「癌」とカルテに記入する医者は多いが、「うつ」を「鬱」と書く医者はめったにいない。
国民の政治意識が高けりゃ、最低投票率規定のない国民投票法だって、何ら怖るるに足らぬ。
ところが大多数の日本人ときたら、投票所へ行かないか、組織の指示どおりに入れようとする。
この状況は全体主義国家をめざす勢力にとってはこの上なくオイシイ。
その上、反日が国是の北朝鮮・韓国・中国はもとより、近ごろじゃアメリカまでが自分のことは棚に挙げて日本を叩くから、愚かな日本人はいきおい防衛力強化に傾いていく。
タイミングよく「テロ」でも起きれば、戦前レジーム(=体制)への回帰とやらが止まらなくなるだろう。
この状況は民族主義・国家主義・軍国主義の宣揚をめざす勢力にとってはこの上なくオイシイ。
しかのみならず、とっくの昔に亡んでいるはずの党が「天下を取ろう!」と呼びかける教団の組織票で延命し、やりたい放題ときている。
この状況をオイシイと思ってるのはもちろん黒幕の天下取り教団である。
日本国憲法の改正手続に関する法律案に対する附帯決議
平成十九年五月十一日
参議院日本国憲法に関する調査特別委員会
一、国民投票の対象・範囲については、憲法審査会において、その意義及び必要性の有無等について十分な検討を加え、適切な措置を講じるように努めること。
一、成年年齢に関する公職選挙法、民法等の関連法令については、十分に国民の意見を反映させて検討を加えるとともに、本法施行までに必要な法制上の措置を完了するように努めること。
一、憲法改正原案の発議に当たり、内容に関する関連性の判断は、その判断基準を明らかにするとともに、外部有識者の意見も踏まえ、適切かつ慎重に行うこと。
一、国民投票の期日に関する議決について両院の議決の不一致が生じた場合の調整について必要な措置を講じること。
一、国会による発議の公示と中央選挙管理会による投票期日の告示は、同日の官報により実施できるよう努めること。
一、低投票率により憲法改正の正当性に疑義が生じないよう、憲法審査会において本法施行までに最低投票率制度の意義・是非について検討を加えること。
一、在外投票については、投票の機会が十分に保障されるよう、万全の措置を講じること。
一、国民投票広報協議会の運営に際しては、要旨の作成、賛成意見、反対意見の集約に当たり、外部有識者の知見等を活用し、客観性、正確性、中立性、公正性が確保されるように十分に留意すること。
一、国民投票公報は、発議後可能な限り早期に投票権者の元に確実に届くように配慮するとともに、国民の情報入手手段が多様化されている実態にかんがみ、公式サイトを設置するなど周知手段を工夫すること。
一、国民投票の結果告示においては、棄権の意思が明確に表示されるよう、白票の数も明示するものとすること。
一、公務員等及び教育者の地位利用による国民投票運動の規制については、意見表明の自由、学問の自由、教育の自由等を侵害することとならないよう特に慎重な運用を図るとともに、禁止される行為と許容される行為を明確化するなど、その基準と表現を検討すること。
一、罰則について、構成要件の明確化を図るなどの観点から検討を加え、必要な法制上の措置も含めて検討すること。
一、テレビ・ラジオの有料広告規制については、公平性を確保するためのメディア関係者の自主的な努力を尊重するとともに、本法施行までに必要な検討を加えること。
一、罰則の適用に当たっては、公職選挙運動の規制との峻別に留意するとともに、国民の憲法改正に関する意見表明・運動等が萎縮し制約されることのないよう慎重に運用すること。
一、憲法審査会においては、いわゆる凍結期間である三年間は、憲法調査会報告書で指摘された課題等について十分な調査を行うこと。
一、憲法審査会における審査手続及び運営については、憲法改正原案の重要性にかんがみ、定足数や議決要件等を明定するとともに、その審議に当たっては、少数会派にも十分配慮すること。
一、憲法改正の重要性にかんがみ、憲法審査会においては、国民への情報提供に努め、また、国民の意見を反映するよう、公聴会の実施、請願審査の充実等に努めること。
一、合同審査会の開催に当たっては、衆参各院の独立性、自主性にかんがみ、各院の意思を十分尊重すること。
右決議する。
http://www.sangiin.go.jp/japanese/gianjoho/ketsugi/166/f420_051101.pdf
参議院「日本国憲法に関する調査特別委員会」による国民投票法の付帯決議。
法的拘束力はまったく無い。
国民投票法の要旨 憲法改正の手続き
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/25932.html?_nva=13
国民投票法の参院での可決・成立を受け、日本民間放送連盟(広瀬道貞会長)は14日、同法によって公権力が放送局に介入することなどを危惧(きぐ)する談話を発表した。
http://www.asahi.com/culture/update/0514/TKY200705140350.html
笑止!
週刊朝日2007年4月20日号で、与党幹部の澤雄二公明党参院国対副委員長がいみじくも、
『今回の法案は憲法で保障された言論の自由に抵触します。もっと言うと、言論の自由に真っ向から対立するものだと思っています。』
と白状しているとおりだ。
最初(ハナ)から分かっていながら、免許事業という逃れえぬ頸木を意識して、言論機関の役目を放棄したのは、他ならぬ彼ら自身である。「言論の自由」より「生き残り」を択んだのだから、いまさらゴチャゴチャ言うのはみっともない。
毒を喰らったのだから、皿もちゃんと食ってもらおうかい?
