日別アーカイブ: 2010/10/22 金曜日

サラリーマンの憩いの場 トリスバー

サントリーが「トリス」と「トリスハイボール」の宣伝キャンペーンをやってますね。

 

今回のCMでも使われている『ドリフ大爆笑』のテーマは昭和15年の国民歌謡『隣組』の替え歌。
ドリフターズは全員集合の頃からどういうわけか戦時中の歌をずいぶんと歌わされてましたが、センシティヴなポイントをいささか品のないギャグでゴリ押しして突破するようなところがあり、当時私は、子供心にもハラハラしながら見てました。
隣組なるシステムは、軍と政府が「聖戦完遂」のため近隣の相互監視や行事への全員参加を促す制度として国民に強制したもので、うわべの相互扶助の精神など所詮は「欺瞞」。ボス的存在の者が配給を差配するイヤラシイ部分は、特に敗戦直後に顕在化したそうです。そういう時代を楽しかったなどと思う人はおそらくいないでしょう。

徳山 璉 – 隣組

美ち奴、小野巡 – われらの隣組

Jimmy Hughes – Neighbor, Neighbor(1966)
Neighbor=隣人

  ※(追記:この動画は削除されました

 

昭和30年代の日本映画を見るとたいてい「トリスバー」の看板が映りこんでいたりするわけで、やはり「トリス」と聞くと「懐かしい」という感覚が先に立ちます。
そうそう、小津の『秋刀魚の味』に出てくるバー『かおる』も「トリスバー」という設定でしたよ。
そもそも「ハイボール」という言い方自体が「デニム —> ジーンズ —> デニム」のように、一巡してしまって、近年ヴォーグとなってしまっている。妙な感じです。
まぁ、質は昔よりよくなってる、と信じたいところです。

秋刀魚の味

  ※(追記:この動画は削除されました

 

追加記事

 2009年から始まったハイボールブームが2010年も躍進し、アルコール飲料の定番として、コンビニや外食で支持されています。そんななか、2010年秋以降は、特定のウィスキーブランドを冠にした「ブランド缶ハイボール」が続々と登場しています。
 全国のコンビニエンスストア限定で2010年11月2日から発売されたアサヒビール「竹鶴ピュアモルトハイボール」は、12年以上熟成したモルトウイスキーを用いて、竹鶴のスモーキーな味わいが手軽に楽しめるとのことで、発売当初から話題となりました。
 これに続く形で、11月17日から、キリンビールが「フォアローゼズ ハイボール」「I.W.ハーパー ハイボール」を同じくコンビニ限定で発売。ブランド力のあるウイスキーを用いたハイボールが市場に投入され、ハイボール市場のさらなる拡大が期待されています。
 高級感がウリの「ブランド缶ハイボール」ですが、肝心の味はどうでしょうか。本当にブランド力のある「本格」といえる味わいはあるのでしょうか。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20110106/1034128/?ST=hitken&P=1

(2011年1月18日)