2010/02/14 24:50~25:45 の放送内容 日本テレビ
NNNドキュメント’10 「かりんの家 親と暮らせない子どもたち」
小さな児童養護施設「かりんの家」 親と暮らせない子ども達の1年間の記録
虐待、育児放棄、育児困難…様々な事情から児童養護施設に身を寄せる子どもは今、全国で3万人を超える。9年前、仙台市内に誕生した小規模児童擁護施設の第1号「かりんの家」。地域社会にとけ込んだ民家で、6人の子どもがスタッフ3人と一つ屋根の下に暮らしている。思春期を前に心の葛藤をスタッフにぶつける12歳の少女。スタッフのことを実の両親と信じていた4歳の男児は、初めて自分の出生の一端を知ることになる…
【ナレーター】杉山裕子
http://tv.yahoo.co.jp/program/207634/?date=20100214&stime=2450&ch=8210
この番組を見ていて、涙が止まらなくなりました。
戦争のない時代が65年も続いている日本。高度経済成長の時期を経て豊かになったはずのこの国で、このような境遇の子どもたちがまた増え始めている・・・。なんとも胸のふさがる思いがいたします。
ひどいのは両親がいるのに虐待や育児放棄で施設に預けられる事例が後を絶たないこと。
どうなってるんでしょうかねぇ。
戦前は貰いっ子が珍しくなく、あかの他人の子でも育てる情の厚い人たちがたくさんいたものです。
今では親類縁者でもいやがる風潮がある。こうも不景気だとなおさらでしょう。
ニッポン株式会社、いよいよ貧すりゃ鈍す、ってとこです。
与謝野馨元財務相は、首相の弟である鳩山邦夫元総務相から「兄貴は母の所に行き、子分に配る金が必要だとお金をもらっていた」と聞いたことを明らかにした。
母親からの資金提供を「知らなかった」とする首相の説明に疑問を投げかけたものだ。
首相は「全くの作り話だ」「母にお金の無心、特に子分に配る金をくれと言うわけがない」などと、全面否定した。
(中略)
首相は、12億円を超す資金提供の経緯について元秘書らから聴取し、国民に説明すべきだ。
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20100213-OYT1T00432.htm
また一方、こういう話で国会が紛糾している。
子ども手当や高校無償化の財源がないので消費税を値上げしようという動きも始まりました。
母親と息子の関係といいますと長谷川伸「瞼の母」、森村誠一「人間の証明」などが思い出されますが、これが父と息子ですと真っ先に思い浮かぶのが松本清張の「砂の器」。
野村芳太郎監督による松竹映画化作品について、YouTubeに珍しい中国語版の映像があったので引用しておきます。
砂器01
moviestory
2009/05/28 に公開
砂器02
moviestory
2009/05/28 に公開
砂器03
moviestory
2009/05/28 に公開
その後も、戦後を描いた清張作品が続々映像化されました。
しかし時代背景のリアリティがスコンと抜けてるものが多いのは、これは仕方がないのかもしれません。
今の客はそういうものを期待してませんからね。
それなのに清張作品を使うのは、ひとえにその「権威性」を利用したいがためでしょう。
野村監督の「砂の器」は1974年。それはちょうど庶民の生活感覚として「戦後」が遠いものになりつつあったころでした。
追加記事
砂の器 pic.twitter.com/yUe1VgrBXQ
— Tony Stella (@studiotstella) July 25, 2023
(2023年12月11日)
