年の瀬です。♪年のぉ瀬の背にぃ揺らァれーてゆ~れてー
チガウか。
ともかくもあなたまかせの年の暮 小林一茶
この句のあなたは仏様(阿弥陀如来)ということらしい。
赤貧洗うがごとき状況に、なるようにしかならんと、達観してるのでしょう。
例によって、どこかユーモラスなムードが漂っていて、窮状の中にも救いがありますな。
大木英夫、二宮善子 – あなたまかせの夜だから
1971年1月10日発売(ミノルフォン KA-362)
榊原郁恵 – あなたまかせ
いざ出でん雪見にころぶ所まで
いざ行かん雪見にころぶ所まで
いざさらば雪見にころぶ所まで 松尾芭蕉
足を取られて転ぶほど積もっている中を、わざわざ「雪見」に出かける稚気満々。
風流って話じゃない。
「いざさらば」は「さようなら」ではなく「それではさっそく出かけましょうか」の意。
中里介山『大菩薩峠』お銀様の巻に
「さあ、これから躑躅ケ崎へ出かける。歩いて行くとも。いざさらば雪見に転ぶところまでも古いが、この雪見に歩かないで何とする。」
というセリフが出てきます。
朝丘雪路 – 別れのスナック(1975/04)
「蜜の味」を連想させるメロディラインです。
60~70年代に流行った「スナック(軽食)」。今は何ていうんでしょうか。「カラオケスナック」「カラオケバー」ですか。カラオケが入ってないと商売にならんのでしょう。
私は自分もふくめてヘタなやつの歌を聞かされ、お義理で拍手までさせられるのはガマンできません。
Applause
看護師不足:過酷な夜勤に疲弊 ナースコール鳴りやまず
医師不足が問題になっているが、実は看護師不足も深刻化している。厚生労働省の検討会の推計では、全国で看護師など看護職員が11年時点で5万6000人不足し、25年には最大で約45万人も足りない恐れがある。
http://mainichi.jp/select/science/news/m20101220k0000m040096000c.html
話かわって、鳴りやまないのはナースコールか拍手喝采か、という話題。
薬師丸ひろ子、松下由樹、大鶴義丹主演で作られた映画『ナースコール』は1993年。そのころも劣悪な労働環境でしたが、昨今はそれよりひどいようです。
前にも書きましたが、彼女たちの働く姿を間近に見る機会があり、ほんとうに頭の下がる思いでした。個人的には拍手喝采を惜しみませんが、
そんなことより医者や病院側は少しは身を削って、看護士への利益分配を増やしてほしい。彼女たちはナイチンゲール教の信者として勤労奉仕してるわけじゃないんですよ。ちゃんとその働きに報いなければ。
ベティ・デイヴィス主演の映画『イヴの総て(All About Eve)』(1950年)を潤色したブロードウェーミュージカル『アプローズ(Applause)』(1970年)。
Were ever you are even though
times are sad were ever you go
and you look its always the same
so Why do we live this crazy life
what is it for so lets all Applause Applause Applause!
“Why do we live this crazy life?”
“Applause.”
舞台に立つ者にとって、喝采こそが生きる糧なんでしょう。
名誉と栄光のためでなく――、でもやっぱりカネは必要ですよね。
Annabelle Hill With Chorus – Overture – Another Op’nin’, Another Show
from the album “Cole Porter, Saint Subber And Lemuel Ayers Present Alfred Drake And Patricia Morison – Kiss Me, Kate(Original Broadway Cast)”(1949)
orchestra & chorus conducted by Pembroke Davenport
The Gants – Just A Good Show(1967)
Applause 1973 telecast with Lauren Bacall part 11
追加記事
Neil Sedaka – Do It For Applause
from the album “I Do It For Applause”(2016)
(2021年3月16日)
