2019/10/12~10/13 台風19号、東海・関東・東北を直撃(4終)

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【10月23日】

2019/10/23 17:38
 甚大な被害をもたらした台風19号で、総務省消防庁が23日公表した住宅被害約6万8千棟のうち、「床下浸水」と浸水が比較的浅い「床上浸水」の区分が合わせて全体の9割以上を占めていることが分かった。水害の場合、被災者生活再建支援法で最大300万円が支給されるのは原則として床上1メートル以上の浸水などに限られ、対象外となるケースが多数に上るとみられる。浸水の程度が浅くても家財が水に漬かり、多額の損害を抱えた世帯に対する支援が問われそうだ。
 消防庁によると、「床下浸水」が約3万3千棟、床より上まで浸水したが全壊などには該当しない「床上浸水」が約2万9千棟という。

<台風、床上・床下浸水が9割超 多数が被災者支援法の対象外か(共同通信)- Yahoo!ニュース より一部引用>
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191023-00000125-kyodonews-soci

(2019年10月23日)

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2019/10/24 21:29
 台風19号が静岡県に上陸して北上した10月12日に、日本全国で観測された降水量の合計は8万ミリに達し、1982年以降の気象庁の統計で2番目に多かったことが24日、わかった。
 同庁が全国約1300か所にある観測地点のうち、82年から継続的に観測している965地点について、10月12日の24時間の降水量を調べた。これらを合計すると、8万83ミリで歴代2位になった。
 1位は2004年10月20日で、台風23号が日本を横断し、8万9109・5ミリを記録した。これまでの2位は17年10月22日で、超大型の台風21号が日本に接近、7万5223ミリの雨が降った。
 台風19号は静岡県の伊豆半島に上陸し、関東甲信や東北を中心に記録的な大雨となった。北・東日本の観測地点613か所に限ると、降水量の合計は7万3075ミリで、歴代1位だった。

<台風19号上陸日の雨量、歴代2位…合計8万ミリ – 読売新聞オンライン より一部引用>
https://www.yomiuri.co.jp/national/20191024-OYT1T50380/

(2019年10月24日)

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【10月25日】

2019/10/25 18:46
 政府は25日、台風19号を大規模災害復興法に基づく「非常災害」に指定し、甚大な被害が出た自治体管理の道路の復旧を国が直轄事業として代行することを決めた。同法適用は2016年の熊本地震以来2例目となる。26日で台風上陸から2週間。道路などのインフラ復旧が急がれる一方、被害規模が大きく高度な技術が必要なため、自治体だけでは対応が困難と判断した。
 安倍晋三首相は非常災害対策本部会議で「被災自治体から道路の災害復旧について代行要請が来ている」と述べ、長野県内など6カ所の道路を対象とする方針を明らかにした。
最終更新:10/25(金)21:58

<台風19号復旧、国が代行 大規模復興法適用、2例目(共同通信)- Yahoo!ニュース より引用>
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191025-00000143-kyodonews-pol

2019/10/25 19:33
 台風19号による記録的大雨で、新たに埼玉県と静岡県で計2人の死亡が確認された。これにより、死者は13都県で計87人となった。埼玉県と静岡県御殿場市が25日、公表した。
 御殿場市によると、勢いの増した用水路で12日、作業中に流され行方不明になっていた40代の男性が20日、同県沼津市の海上で発見され、男性と確認された。
 埼玉県上尾市では、ゴルフ場の用水路に横たわった状態で17日に発見された死亡男性(67)について、県は25日、死因は水死で、台風により死亡したと認定した。

<台風19号の死者87人に=埼玉、静岡で男性2人確認:時事ドットコム より引用>
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019102501037&g=soc

(2019年10月25日)

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2019/10/26 09:40
 福島河川国道事務所は25日、本宮市糠沢の工業廃液リサイクル会社「アイシー産業」から、有害物質の入ったドラム缶や一斗缶が12日に阿武隈川に多数流出していたと発表した。人体や環境への被害は確認されていないという。
 同事務所によると、12日は台風19号による大雨で阿武隈川の水位が高くなり、川岸にある同社の工場敷地が水没。有害物質のイソプロピルアルコールやトリクロロエチレン、ジクロロメタンが入ったドラム缶と一斗缶が流出。帳簿も水没したため、現時点で流出量は不明という。25日に報告があった。
 同社は24日までに有害物質入りのドラム缶五缶と一斗缶一缶を回収。内容物の流出は確認されていないという。その他、有害物質ではない液体が入ったものや空のドラム缶、一斗缶も多数回収した。

<有害物質ドラム缶流出 本宮の事業所から阿武隈川に(福島民報)- Yahoo!ニュース より引用>
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191026-00000006-fminpo-l07

2019/10/26 12:24
 台風19号による浸水被害を受けた福島交通郡山支社で、バス57台が損傷し、使用できない状態となっていることが25日、同社への取材で分かった。現在は郡山市内の路線バス約70路線のうち34路線と一部の高速バスが運休となっており、完全復旧のめどは立っていないという。
 同市の逢瀬川近くにある同郡山支社は約2メートル浸水。保有するバス165台のうち92台が被害に遭い、点検作業を行っていた。損傷したバスはエンジンや座席の修理が必要という。

<「バス」57台が使用できず 台風浸水被害の福島交通・郡山支社(福島民友新聞)- Yahoo!ニュース より一部引用>
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191026-00010022-minyu-l07

(2019年10月26日)

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2019/10/28 17:54
 千曲川の堤防が決壊した長野市では、28日正午すぎ、浸水被害を受けた太陽光発電の設備から煙が出て消防が出動しました。

<長野、浸水の太陽光発電設備が発煙 TBS NEWS より引用>
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3815559.html

2019/10/28 18:26
 JR東日本は28日、台風19号により、10月は120億円程度の減収が見込まれると明らかにした。計画運休の影響が大きかった。台風では北陸新幹線の車両が浸水するなど大きな被害に遭ったが、現時点で影響額を算定するのは困難だとした。令和2年3月期の連結業績予想は据え置いた。決算発表の記者会見で説明した。
 同時に発表した元年9月中間連結決算は、売上高が前年同期比2・1%増の1兆5188億円、最終利益が5・4%増の1885億円で、いずれも中間決算として過去最高だった。

<【台風19号】JR東、10月は120億円減収 台風19号の影響 – 産経ニュース より一部引用>
https://www.sankei.com/economy/news/191028/ecn1910280017-n1.html

(2019年10月28日)

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2019/11/05
 台風19号の大雨による土砂災害が20都県で計805件(5日時点)に上り、一つの台風では最多を記録したことが国土交通省の集計でわかった。これまでは95人が死亡した2004年の台風23号の800件が最も多かった。
 国交省によると、台風19号の土砂災害の内訳は、土石流が382件、崖崩れが379件、地すべりが44件。都県別では宮城県が233件と最も多く、岩手県97件、神奈川県90件と続いた。土砂災害での死者は14人、行方不明者は3人、負傷者は10人となっている。
 一つの災害で土砂災害が最も多かったのは昨年7月の西日本豪雨で、32道府県で計2581件だった。
 一方、農林水産省によると、台風19号と21号による農林水産関係の被害額は、38都府県で計2024億円に上ることが5日までに確認された。過去10年間の風水害では、西日本豪雨(被害額3409億円)に次ぐ規模で、今後さらに膨らむとみられる。

<台風19号の土砂災害、過去最多の計805件(読売新聞オンライン)- Yahoo!ニュース より一部引用>
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191105-00050225-yom-soci

(2019年11月5日)

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2019/11/06
 JR東日本の深沢祐二社長は6日の記者会見で、台風19号の記録的大雨のため、長野市の車両センターで浸水した同社所有の北陸新幹線車両「E7系」8編成について「廃車とする」と明らかにした。
 北陸新幹線は、10月25日から東京―金沢間の全線直通運転を再開したが、本数を減らした運行となっており、深沢社長は「大変ご迷惑をお掛けし、改めておわびする」と述べた。

<浸水の北陸新幹線8編成「廃車」 JR東社長がおわび(共同通信)- Yahoo!ニュース より一部引用>
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191106-00000069-kyodonews-soci

(2019年11月6日)

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2019/11/12
台風19号による豪雨では関東や東北を中心とする146のダムで、洪水を防ぐために下流に放流する水の量を抑制する「洪水調節」が行われました。
このうち、いずれも県が管理する福島県の高柴ダム、茨城県の水沼ダム・竜神ダム、栃木県の塩原ダム、神奈川県の城山ダム、それに国が管理する長野県の美和ダムでは貯水量が限界を超えると予想されたため、流入してくる水と同じ程度の量を放流する「緊急放流」が行われました。
「緊急放流」をすると下流で氾濫のおそれがでるため、国は1つの回避策として、事前に水を放流してダムの水位を下げ容量を確保する「事前放流」が有効だとしています。
ただ雨が少なかった場合にはダムの水を水道や発電、農業などに使う利用者に影響が出るため、「事前放流」を行うにはあらかじめ実施体制を整えておく必要があります。
しかしNHKが取材したところ、この6つのダムすべてで、あらかじめ水の利用者と協議して事前に水を放流するルールを決めていないなど、「事前放流」の実施体制が整っていなかったことが分かりました。

<台風19号 緊急放流の6ダム 事前放流の実施体制整っておらず – NHKニュース より一部引用>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191112/k10012174301000.html

(2019年11月12日)

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2019/11/14
 台風19号による大雨で氾濫した那珂川など少なくとも5河川について、管理する国土交通省が、自治体や報道機関向けに出すべき洪水予報を発表していなかったことが14日、明らかになった。
 国交省と気象庁が同日に初開催した河川氾濫情報の発信状況を検証する会議で公表された。
(中略)
 当時、河川堤防の決壊などが複数箇所で発生し、確認作業を行う出先機関の河川国道事務所が混乱したことなどが背景にあるとみられるという。

<5河川の洪水予報発表せず 台風19号で国交省など(時事通信)- Yahoo!ニュース より一部引用>
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191114-00000133-jij-soci

(2019年11月14日)

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2019/11/15
 台風19号の影響で一部区間が不通となっていた、しなの鉄道線(長野県)が15日、約1カ月ぶりに全線での運行を再開した。通学に利用する高校生や地元住民からは「久しぶりに日常が戻ってきた」と歓迎の声が上がった。
 しなの鉄道線は、大屋駅(上田市)と田中駅(東御市)の間で線路付近の高架の道路橋が崩落。上田-田中間の運休が続いていたが、道路橋の補修工事が14日に完了した。
 JR東日本などは10月23日から今月14日まで、公共交通機関に頼る高校生らが登校できるように、並行して走る北陸新幹線や臨時バスを組み合わせた代替輸送をしていた。

<しなの鉄道、全線再開 台風被害で1カ月ぶり – 産経ニュース より一部引用>
https://www.sankei.com/affairs/news/191115/afr1911150003-n1.html

(2019年11月15日)

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2019/11/29
 JR東日本は29日、10月の台風19号に伴う被害額が約480億円に上るとの見通しを発表した。このうち水没して廃車が決まった北陸新幹線の車両8編成(96両)の帳簿価格118億円と線路などの復旧費用約170億円の大半を2020年3月期に特別損失として計上する。
 新幹線の運休・本数減などに伴う運輸収入の減少は約160億円、駅ビルなどの休業による減収は約30億円と見込んだ。

<JR東、台風被害は480億円 新幹線廃車や運行減で(時事通信)- Yahoo!ニュース より引用>
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191129-00000068-jij-bus_all

(2019年11月29日)

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2019/12/12
市内には川口駅前を中心に20棟余りのタワマンがあるが、今回の台風19号ではさしたる水害が報告されていない。
川口が水害を逃れた理由の1つには、一昨年7月、アリオに隣接する並木元町公園の地下に、大雨に備える巨大な雨水調整池を建設したことがあり、アリオやその周りに建設されたタワマンの住民を守った。川口市によれば、5,800t(25mプール16杯分)の雨水が溜められ、雨が上がってからポンプで下水に戻すが、今回は最大でほぼ100%、満杯まで行ったとのことだ。調整池がなければ、アリオ周辺一帯から駅前までにかけて冠水した可能性が高い。
このあたりは2009年8月の台風9号で、川口駅前など中心街を通る「産業道路」で30cmほどの冠水に見舞われるなど、土地が低く水が溜まりやすい地形になっている。その課題にきちんと対処してきた。
川口市では、平成に入ってから市内に他に4ヶ所の雨水調整池を建設しており、なんとかして大雨が降った時の下水の氾濫を抑えようと、真剣に取り組んできた成果が表れたと言えるだろう。
また、荒川の洪水対策も川口あたりでは、すぐ上流の国が整備した戸田市からさいたま市桜区に至る、全長8kmの荒川第一調整池などが機能した。荒川第一調整池の一部は人工池の彩湖になっている。しかし、今回は3,900万立方メートルの貯水量に対して、3,500万立方メートルまで溜まり、ギリギリに近く危なかった。第二~第五の調整池も一部着工、計画されており、台風の昨今の大型化を考えると、早急に整備を進めてほしいものだ。
第一調整池があれば十分、お金の無駄遣いだからその分を福祉に充てよなどといった、環境・市民団体の強固な反対意見もあるようだが、洪水が起こって人命、家が失われれば福祉も無意味である。

<タワマン水没で露呈した、武蔵小杉と二子玉川の「致命的な弱点」- まぐまぐニュース! より一部引用>
https://www.mag2.com/p/news/429413

(2019年12月12日)

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2019/12/24
なぜ台風19号は記録的な豪雨をもたらしたのか。台風のメカニズムに詳しい名古屋大学の坪木和久教授は、衛星が捉えた水蒸気量の分布やシミュレーションを基に分析しました。
すると、台風が接近・上陸するまでの10月10日から12日にかけて、台風の東側にあたる太平洋の上空に、巨大な帯状になった水蒸気の流れ込みがあることがわかりました。
これは「大気の川」と呼ばれ、11日夜の時点では小笠原諸島の東から関東や伊豆諸島の東の海上にかけて、幅およそ500キロ、南北およそ2000キロにわたってのびていました。
1秒間に流れる水蒸気の量はおよそ50万トンから100万トンと、南米のアマゾン川が流す水の量の2倍から3倍に相当するということです。
(中略)
「大気の川」は4年前の「関東・東北豪雨」の際にも形成され、この時は「線状降水帯」という帯状の積乱雲の発達につながっていたということです。
(中略)
今後も地球温暖化が進むと予想されることから、「大気の川」が形成されやすくなることで、これまでに経験のないような豪雨災害が繰り返されるおそれがあると警鐘を鳴らしています。

<台風19号 大量の水蒸気が流れ込む「大気の川」で記録的豪雨に – NHKニュース より一部引用>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191224/k10012226191000.html

(2019年12月24日)

 

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2020/11/10 07:57
去年の台風19号で、東京・台東区が避難所を訪れた路上生活者の受け入れを拒否した問題で、区は今後、水害が想定される場合、区役所など2か所で受け入れる対応方針を決め、ホームページで公開しました。
去年10月の台風19号の際、台東区が開設した自主避難所に路上生活者、いわゆるホームレスの男性3人が避難してきましたが、対応した職員から「区内に住居がない」として受け入れを拒否されました。
この対応について民間の支援団体による改善の申し入れを受けて、区は、台風が接近し水害が想定される場合には、区役所と区民会館の2か所で受け入れるという対応方針を決めこのほど、ホームページで公開しました。
台風が接近する前に路上生活者に2か所の避難先を周知するとともに、危険性がより高まった場合はほかに設置される合わせて16か所の▽自主避難場所や▽緊急避難場所でも、受け入れを行うということです。
台東区危機・災害対策課の飯田辰徳課長は、「去年の反省をもとに、すべての人たちの命を守るための体制をつくり災害に備えていく」と話していました。

<台東区 ホームレスを避難で受け入れる方針 水害想定の場合 – NHKニュース より一部引用>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201110/k10012703621000.html

(2020年11月10日)

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2021/03/09 16:39
おととしの台風19号の際、川崎市が多摩川に通じる排水管の水門を閉じなかったことで大規模な浸水被害を招いたなどとして、被害が起きたエリアの住民など70人余りが、市に賠償を求める訴えを起こしました。
横浜地方裁判所川崎支部に訴えを起こしたのは、川崎市中原区と高津区の住民など72人です。
多摩川沿いにあるこれらの地域では、おととし10月の台風19号の際、雨水などを流す排水管から川の水が逆流し、広い範囲が浸水しました。
訴えによりますと、このとき市は、多摩川の水位が高くなっていることを認識し、周辺への浸水を予見することができたのに、排水管の水門を閉じず、被害の拡大を招いたなどとしています。
そのうえで、慰謝料と住宅の修繕費用などとして合わせて2億6900万円余りの賠償を求めています。
訴えを起こした住民らの代表の川崎晶子さんは「多摩川は決壊しなかったのに街には水があふれ、多くの人の暮らしがめちゃくちゃになりました。二度と同じことが起きないよう市は謝り、償ってもらいたい」と話していました。
この浸水被害をめぐって、川崎市は去年「水門の操作は手順どおり行われていた」とする検証結果をまとめていて、訴えについて「訴状を確認したうえで、裁判で丁寧に説明してまいります」とコメントしています。

<おととしの台風19号で浸水被害 住民など70人余が川崎市を提訴 | NHKニュース より一部引用>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210309/k10012905951000.html

(2021年3月9日)

 

以下、「2019年台風19号」「ハギビス」を含む投稿。