日別アーカイブ: 2010/05/02 日曜日

十七が坂(じゅうしちがざか)

さきほど自転車で偶然通りがかった坂道。
写真では分からないと思いますが、坂道というより、崖の斜面を舗装した感じ。
道路としては普通ありえない角度で、雨や雪でも降ろうもんなら、スリップは確実。
あまりにも危険な坂です。

坂道と申しますと、『徳川家康公遺訓』の「人の一生は重荷を負って遠き道を行くが如し」。
これがしばしば「…坂道を行くが如し」などと紹介されたりします。
いまやアクセルをちょいと踏み込めば軽く坂を登ってしまいますから、若い人にはピンと来ないでしょう。

「人生には三つの坂がある。上り坂、下り坂と、もうひとつ、まさか」というのも今やギャグ以外の何ものでもなく、使うにはいささか気がひけます。
これは歌にもなってますね。

まさかの坂/紅晴美
夜明け坂/伍代夏子 ♪まさかまさかの坂道…

司馬遼太郎原作『坂の上の雲』はNHKが巨費を投じてドラマ化した割には世間的に反応が鈍かったように思います。
雲を目指して坂を登ってきたのに、その行き着いた先は大日本帝国の崩壊だった。
どこかが間違っていたわけで、それが何かを考える視点がスコンと抜けていたように私には感じられましたが……

坂の歌。
坂の長崎ということで長崎のご当地ソングによく「坂」が出てきます。
坂を人生の比喩とするのは演歌に多いですね。
何の根拠もありませんが、たぶん「丘」の歌より「坂」の歌のほうが多いでしょう。

柿の木坂の家/青木光一
雨ふり道玄坂/ふきのとう
無縁坂/さだまさし
暗闇坂むささび変化/はっぴいえんど
冬が来る前に/紙ふうせん
想い出のセレナーデ/天地真理 「あの坂の道で」という歌い出し。
暗闇坂むささび変化/つじあやの
したい!なりたい!乃木坂メイド隊/桜坂葉月、七城那波(清水香里、植田佳奈)
神楽坂/小金沢昇司
神楽坂/神野美伽
神楽坂ごよみ/川中美幸
恋の神楽坂/井上陽水
おんな七厘・神楽坂/出光仁美
おんな南部坂/坂本冬美
桜坂/福山雅治
SAKURAZAKA-桜坂- (Piano Version)/BENI
多摩蘭坂/RCサクセション
飛鳥坂/水森かおり
京都二年坂/伍代夏子
三ねん坂/神谷明
あゝ田原坂/三橋美智也
田原坂の美少年/村田英雄
変調田原坂/南こうせつとかぐや姫
雨の九段坂/三橋美智也

さかみち/浅川マキ
坂道/THE ALFEE
坂道/BONNIE PINK
坂道/SOPHIA
坂道/doa
坂道/くるり
坂道/堀内孝雄
坂道/小椋佳
坂道/井上陽水
坂道/加藤いづみ
坂道/諫山実生
坂道/宇徳敬子
坂道/吉幾三
卒業 ~坂道~/CHiYO
あの坂道/工藤静香
思い出の坂道/平松愛理
少しだけ坂道/DoCo(らんま(林原めぐみ)、天道あかね(日高のり子)、シャンプー(佐久間レイ)、天道なびき(高山みなみ)、天道かすみ(井上喜久子)
山の手の坂道/榊原まさとし(ダ・カーポ)
バスが坂道を下りてくる/ダ・カーポ
道祖神のある坂道を/姫だるま
坂道を登ると/寺尾聰&田辺靖雄
しあわせ坂/神野美伽
幸福の坂道/新沼謙治
幸福への長い坂道/稲葉浩志
ふたり坂/伍代夏子
ふたり坂/山田進
ふたり坂/森進一
ふたり坂/三笠優子
夫婦坂/都はるみ
夫婦坂道/一文字辰也
袖摺坂/中村美律子
えにし坂/伍代夏子
合縁坂/石川さゆり
絆坂/市川由紀乃
えんか坂/岩本公水
人生坂/バンバン
人生つづら坂/瀬川瑛子
人生女坂/松前ひろ子
おんな坂/原田悠里
おんな坂/泉ちどり
おんな坂(2000年バージョン)/中村玉緒
男坂/腐男塾
男の坂道/北山たけし
出世坂/島津亜矢
父娘坂(おやこざか)/島津亜矢
父娘坂/秋湖太郎
なみだ坂/村田英雄
なみだ坂/立樹みか
がまん坂/北島三郎
人生がまん坂/西ひとみ
未練坂/カレン
無言坂/テレサ・テン
無明坂/川中美幸
夢路坂/扇ひろ子
いのち坂/鏡五郎
いのち坂/上杉香緒里
のぞみ坂/千昌夫
硝子坂/高田みづえ
硝子坂/荒木由美子
霞見坂/綾世一美
千春坂/夏川りみ
もみじ坂/早乙女和也(山口隆行)
いろは坂/原田悠里
九十九坂/伍代夏子
へび坂/メレンゲ
あした坂/池田輝郎
明日坂/石原詢子
坂道の少女/沢田聖子
三十路坂/小神あきら(今野宏美)
夕陽坂/都はるみ
日の当たる坂道/神谷明
陽のあたる坂道(SEVEN O’CLOCK)/石原裕次郎
陽のあたる坂道/山口百恵
陽のあたる坂道/中村雅俊
陽のあたる坂道/ゴスペラーズ
陽のあたる坂道/Do As Infinity
HELLO.SWEET~陽の当たる坂道~/少年カミカゼ
ひだまり坂/山口ひろみ
春の坂道/舟木一夫
桜坂/槇原敬之
雨の坂道/島倉千代子
雨上がりの急な坂道/little by little
紫陽花の坂道/熊谷幸子
8月の坂道/大塚純子
風の坂道/小田和正
日暮れ坂/渡哲也
あかねの坂/橋本みゆき
あかね色に染まる坂/ちかちゃん
こがね色の坂道/原えりこ
黄昏坂/さだまさし
絵はがき坂/さだまさし
埋葬の森の黄昏坂/ALI PROJECT
星空の坂道/霜月はるか
キミと夜空と坂道と/いとうかなこ
坂の上の星屑/尾崎豊
坂道のクラブ/吉永小百合
坂道のオリビア/藤真利子
学校坂道/水木一郎
蹴り上げた坂道/ジャパハリネット
坂道ばびゅーん/千佳(千葉紗子)、茉莉(川澄綾子)
のぼり坂/北島三郎
長いのぼり坂/長渕剛
長い坂の絵のフレーム/井上陽水
夏の午後の長い坂道の途中で/馬場俊英
長い坂の登る途中/キャプテンストライダム
この坂道の途中で/UA
坂の途中/スガシカオ
坂の途中/GRAPEVINE
あぶな坂/中島みゆき
天国へ落ちる坂道/THE BOOM
坂の途中の病院/森山直太朗
どこまでも続く坂の途中/Kra
終わらない坂道/鳳山雅姫
坂道の果て/天河優人(平川大輔)
カルマの坂/ポルノグラフィティ
白い坂道/松たか子
坂の下に見えたあの街に/尾崎豊
坂道のある街/山崎まさよし
坂のある町/琴風豪規

外国曲では「坂」テーマは少ないようです。
大雑把なのかスケールが大きいのか、
山、丘、谷、崖といったよりマクロな視点の曲が目立ちますね。

The Pipe Dream – Uphill Woman(1970/01)
シングル “The Middle Of The Night” のB面。
タイトルは「上り坂の女」の意。
from the album “Wanderers / Lovers”(1969)

Ned Kostner – Valley Of Despair(1961)
despair=絶望

Will Bradley and his Orchestra – High On A Windy Hill(1941)
vocal: Jimmy Valentine

One of three top-10 charted versions of this ballad (see also Gene Krupa and Jimmy Dorsey).

Jimmy Dorsey and his Orchestra – High On A Windy Hill(1941)
vocal: Bob Eberly

One of three top-10 charted versions of this ballad (see also Gene Krupa and Will Bradley).

Gene Krupa and his Orchestra – High On A Windy Hill(1941)
vocal: Howard Du Lany

One of three top-10 charted versions of this ballad (see also Gene Krupa and Will Bradley).

英語のslippery slope(つるつるした斜面)というイディオムは、薄氷を踏むような危うい立場、あるいは何か失敗をしでかし、あれよあれよという間に奈落の底へ落ちていきそうな、といった比喩に使われるようです。

<参考>
The Tams – Riding For A Fall(1966/03)

(右)シングル『花のある坂道』c/w『君に涙としあわせを』大石悟郎(現:大石吾朗) CBS・ソニー 1972年1月20日発売。

阿久悠・都倉俊一コンビがこれから黄金期を迎えようという頃のものでして、大石の歌い方は野口五郎に少しにてるかなぁという気がします。野口のデビューは71年5月。同年8月に2枚目『青いリンゴ』でブレイクしてますから、あるいは意識していたのかもしれません。
転調する部分で急に7、8年ムードが古臭くなるのが面白いなと、当時聞いていて感じましたよ。
ちなみにチェリッシュがこの歌をカバーしています。

大石悟郎 – 花のある坂道(1972/01)

  ※(追記:この動画は削除されました

 

岡田奈々 – 青春の坂道(1976/03/10)

私が日活撮影所で働いていたとき、正門からステージの方向へ一人で歩いている岡田奈々を間近に見たことがありました。たぶんTVドラマ『ゆうひが丘の総理大臣』の撮影で来ていたのでしょう。
この歌は1976年3月10日発売だそうで、曽野綾子原作の映画『青春の構図』(1976年、松竹大船作品)で挿入歌になっています(主題歌は早乙女愛の『魔法の鏡』CBSソニー)。

映画に出てくる坂。
邦画ではやはりこれですか。

日活『陽のあたる坂道』(1958/04/15封切)

原作:石坂洋次郎
脚本:池田一朗、田坂具隆
監督:田坂具隆
音楽:佐藤勝
撮影:伊佐山三郎
出演:石原裕次郎、北原三枝、芦川いづみ、千田是也、轟夕起子、小高雄二、山根寿子、川地民夫、天草四郎、森川信、渡辺美佐子、小沢昭一

  ※(追記:この動画は削除されました

 

140502_01
洋画だと、私の場合は坂の街サンフランシスコで繰り広げられるカーチェイス。
例えば1968年の『ブリット(Bullitt)』や1971年の『ダーティハリー(Dirty Harry)』、1972年の『おかしなおかしな大追跡(What’s Up, Doc?)』、1978年の『ファール・プレイ(Foul Play)』等々。

“Bullitt”(1968)Trailer

“Dirty Harry”(1971)Trailer

“What’s Up Doc?”(1972)trailer

“Foul Play”(1978)Trailer

追加記事

(2014年7月4日)

追加記事

サンフランシスコで、Karen ChengさんとRoss Chingさんが坂道を少しだけ楽しめるようにひとひねり。何をしたのかというと、カメラのポジションをちょっとだけ斜めにしたんです。
http://www.gizmodo.jp/2015/06/post_16452.html

Tilting the Streets of San Francisco (Gravity Illusions on Hills)
karenxcheng
2015/06/08 に公開

(2015年6月11日)

追加記事


Source: Acid Picdump(90 pics)- AcidCow.com<
(2018年6月14日)

追加記事

Driving Downtown – San Francisco USA 4K
視聴回数 154,723 回
J Utah
2017/07/08 に公開

(2018年7月10日)

追加記事

(2019年11月20日)

追加記事

(2022年11月25日)