日別アーカイブ: 2009/11/25 水曜日

昔みたいなサウンド

音楽活動は、基本的にオリジナルを作ってヒットさせないとあまり儲からないし、なかなか評価されないということがあります。
しかし斬新なサウンド、独創的なメロディなど今さらおいそれと作れるもんじゃない。これからはますますそうでしょう。
1980、90年代をふりかえって、そういうものがあったかどうか。私はちょっと首をかしげる。
たとえばキャブ・キャロウェイあたりも言ってますが、ヒップホップの核となったラップやブレイクダンスはすでに1930年代の黒人芸能に現れてましたし、ヒップホップの次に来るものは何かというのが、30年近くたってもまだ出てきていない。
科学技術や医学の分野ではまだまだ発展の余地があるでしょうが、人間の文化という点では、どうもこう、行き詰まってるんじゃないか、と いう気がします。直線的に発達・発展していく時期はそろそろ終りで、これからの人類文化は過去に成立したいろいろな形態を再生・再利用する、そういう、よく言えば「成熟した段階」に達しているような気がします。
文化創造の時代は終ってしまったのか、はたまたこれからも続くのか……私はできればひとり千年も万年も生き延びて、それを確かめたいんですよ。

Candy Apple – That Same Old Feeling(1970)
カナダのスタジオ・ミュージシャンによるセッションで、固定的グループではないそうだ。

The Fortunes – That Same Old Feeling(US:1970/04 stereo 45)
フォーチュンズ
Composer: Tony Macaulay, John Macleod

arranged & conducted by Garry Sherman
produced by Noel Walker & Billy Davis
Pop Chart Peaks: Record World 56, Cash Box 59, Billboard 62
The song’s popularity was split between this Fortunes release and the version by Pickettywitch.

Pickettywitch – That Same Old Feeling(UK:1970/01/23 mono 45)
ピケティウィッチ – 恋はフィーリング
レコーディングはこちらが The Fortunes 盤より後で、発売は先となった。

produced by John MacLeod
Pop Chart Peaks: Cash Box 40, Record World 52, Billboard 67 – Easy Listening Peak: 34 – UK Peaks: 5 (NME, MM, BMRB), 6 (MN)
Early success for English vocalist Polly Brown, who fronted the group on their best-known hit. In the U.S. this release competed with the also-mid-charting version by The Fortunes.

The Foundations – That Same Old Feeling(1969)
この曲の最初の録音。
ファウンデーションズはイギリス版ノーザン・ソウルとでも称すべきグループだった。

McGuire Sisters – Just For Old Time’s Sake(1961)

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もうとっくに解散してしまったスウェーデンのGirlfrendo(ガールフレンド)。
バリー・マン、ジャン&ディーンのカバーで「Who Put the Bomp」ならぬ「We Put The Bomp」とかやってたそうで。

これは初期モータウン・テイストながらおしゃれな感じ。

Girlfrendo – Surprise Surprise

Girlfrendo – Cat Heaven

Girlfrendo – Air

こっちは今風かな?

Girlfrendo – Sad Birthday

そういえば日本でもスクーターズとかいましたね。

 

この人たちもスウェーデン。

Eggstone – Wrong Heaven

1968、9年ころの出来の良いソフト・ロックといわれたら「そうか」と思ってしまうサウンド。

 

イギリスのザ・ピペッツ。
オールディーズ・ポップスの雰囲気を持ったオリジナルをやってる人たち。

The Pipettes – Because It’s Not Love(But It’s Still A Feeling)(2006)

◆    ◆    ◆

<おまけ>
「コマネチ」と「なんでだろ~」をやってるように見えるPV
The Wannadies – Little By Little

追加記事

The Colored Funeral by George Graham(1901)

これは何ですか? 弔辞かな?
話してるうち妙な節がついてくる、というのは世界中の民俗芸能に散見される形式ですね。
いわゆるラップなんていうのも、発祥はそういうとこでしょう。
(2015年19月13日)