日別アーカイブ: 2007/06/08 金曜日

観世栄夫

 観世流シテ方の能楽師、演出家、俳優として多彩な活動をした観世栄夫(かんぜ・ひでお)さんが8日午前8時35分、大腸がんのため東京都内の病院で死去した。79歳だった。
(中略)
木下順二作「子午線の祀り」には79年の初演から参加。平宗盛役などに出演し、演出も担当した。
 04年度には能「姨捨(おばすて)」の舞台成果により、第46回毎日芸術賞を受賞。代表作に能では「道成寺」「実盛」、映画に「砂の女」「利休」「午後の遺言状」などがある。
 今年5月2日、運転中の車で交通事故を起こし、同乗のマネジャーが死亡。自身も肋骨を折る重傷を負った。妻の恵美子さんは作家の谷崎潤一郎の次女。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070608-00000039-mai-soci

オレは俳優としてのこの人しか見ていない。
不敵な面構えなのに下品でなくインテリジェンスに充ちている不思議な役者。
「サマー・ソルジャー」(1972) や「裸の十九才」(1970)のちょっとした場面が目に浮かぶが、やはり一番心に残っているのは「砂の女」。