日別アーカイブ: 2009/06/05 金曜日

一九八四と1Q84の間

 爆発的なヒットを続ける村上春樹さんの新作小説『1Q84(イチ・キュウ・ハチ・ヨン)』(新潮社、2巻、各税別1800円)の第1巻が、品切れとなる書店が続出している。
(中略)
 一方、小説に登場するジョージ・セル指揮、ヤナーチェク作曲の「シンフォニエッタ」を収録するCDについて、発売元のソニー・ミュージックジャパンインターナショナルは数千枚の追加生産を行った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090604-00001054-yom-soci

ジョージ・オーウェル(George Orwell)の1949年の小説『一九八四年(NINETEEN EIGHTY-FOUR)』の「逆バージョン」だという話もありますが、
はやくもUPされている読者レビューを見ると、どうもそうじゃなさそうな……

ジョージ・オーウェルのは恐怖小説、近未来SF、政治小説とでもいうべきものでした。
その日本版パロディの随一は筒井の『堕地獄仏法』でしょう。
私はどちらもハヤカワ文庫で読んでおりました。

村上春樹はイスラエルの文学賞『エルサレム賞』の授賞式でガザ攻撃を批判したとはいえ、やはり賞を貰っちゃってるわけで、
作家として大ポカをしでかしたナァと、私なぞは観ております。

(下左)ハヤカワ文庫 ジョージ・オーウェル著、新庄哲夫訳『一九八四年』1983年5月の第14刷
(下右)ハヤカワ文庫 筒井康隆著『東海道戦争』1978年9月の第10刷。『堕地獄仏法』所収。

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追加記事

 ことし5月に出版された「1Q84」(全2巻)のタイトルは、英作家ジョージ・オーウェルの「1984年」を連想させるが、これについて村上氏は「最初はジョージ・オーウェルが近未来小説として書いた『1984年』があった。僕はそれとは逆に、近過去小説として、過去こうあったかもしれない姿ということで書きたいと思った」と話した。
 この小説では、登場人物の「青豆」と「天吾」を中心としたストーリーが交互に展開され、性、愛、殺人などのほか、カルト集団や虐待、喪失などのテーマが描かれている。執筆の背景には、1995年のオウム真理教による地下鉄サリン事件や、2001年の米同時多発攻撃があったという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091124-00000056-reu-ent

なるほど、そういう小説だったデスカ。
(2009年11月24日)

◆    ◆    ◆

 千葉景子法相は15日の閣議後会見で、オウム真理教(現アレフ、ひかりの輪)に対する「無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律」(団体規制法)を延長することを明らかにした。千葉法相は「オウムの実情はまだまだ危険という認識のもとで、規制法を存続し、より一層、監視を続けて対処していく」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091215-00000556-san-int

コンサルタント業をしている者が弁護士を通じて、ネット上にある逮捕歴を削除しないと告訴するという。
信用第一のコンサルタント業であるが、これからは仕事を依頼する前に人物調査をしないといけないな。
(2009年12月15日)