土屋唯之著・南雲堂刊「『イエスタデイ・ワンス・モア』の秘密」
2002年9月10日発行初版
1400円+税=1470円
BOOK1st.渋谷店に永らく置かれていた本です。
年を越して店頭から撤去されそうな気がいたしまして、買っておきました。
本の分類としては「語学」なのですが、BOOK1st.渋谷店では地下1階の音楽書籍のコーナーにありました。
著者は英語の専門家で、しかも音楽の著作が多数ある方です。
内容は書名のとおりカーペンターズの「イエスタデイ・ワンス・モア」の歌詞を詳細に分析したもの。
Every sha-la-la-la
Every wo-wo-wo still shines
Every shing-a-ling-ling
That they’re starting to sing so fine
コーラスの ♪シンガリンガリン♪ についての講究を、もし大滝詠一に取材していたら、おそらく2倍以上の紙幅となっていたことでしょう。
シャラララはおそらくThe Shirelles(シレルス、シュレルス)のBaby It’s You(ベイビー・イッツ・ユー)やSha-La-La(シャララ)。あるいはNeil Sedaka(ニール・セダカ)のHappy Birthday Sweet Sixteen(すてきな16才)でしょう。
ウォウォウォはたくさんあるけどニール・セダカのLittle Devil(小さい悪魔)、Bobby Vee(ボビー・ヴィー)のMore Than I Can Say(モア・ザン・アイ・キャン・セイ)あたりじゃないですかね。モア・ザン・アイ・キャン・セイならルーツはBuddy Holly(バディ・ホリー)のしゃっくり唱法、あの「ウォアッオゥ」ということになります。
シンガリンガリンは何でしょう? 1966~67年ころ流行ったラテン・ジャズ~ソウル系のダンス「シンガリン」の 歌のどれかでしょうか。
50~60年代のラテン・ミュージック、ブラック・ミュージックの、タイトルや歌詞を検索すれば、ディンガリンだのシンガリンだのは相当数出てくるはずですし、日本でもGS時代に「恋のシンガリング」という歌があったくらいですからね。今はちょっと断定も推定もできませんね。
Neil Sedaka – Ring A Rockin’
Andy Lee Lang – Ring A Rockin’(2005)
a cover of Neil Sedaka’s song.
<参考>
LaVern Baker – Bop Ting A Ling(1957)
※(略)
<参考>
ザ・プレイボーイ – シュビデビで行こう(1967)
<参考>
北沢マリ – Dubi Dubi 東京(1969/10)
※動画なし。
<参考>
Chuck Berry – My Ding-a-Ling(1972)
※(略)
<参考>
小倉優子 – 恋のシュビドゥバ(2004)
※(略)
ウルトラ・ヴァイヴ発行、シンコーミュージック・エンタテイメント発売『Hotwax special collection クイーン・オブ・ジャパニーズ・ムーヴィー 野良猫ロック~女番長ブルース』2800円+税
実は私、夏純子のファンでして。
あの挑戦的なギラギラした目、男みたいな物言い。
ゾクゾクしますねぇ、、、
女子学園 悪い遊び(1970年、日活)
女子学園 ヤバい卒業(1970年、日活)
不良少女 魔子(1971年、日活・ダイニチ映配 )
の3本がベストだと思います。
いや、実際の人柄は知りません。私が映画の撮影現場で働いていた時代でも、見かけたことすらありませんでしたから。
追加記事
この歌のシンガリンはたぶんダンスのシンガリンでしょう。
The Penetrations – Champagne(Shing-A-Ling)
<参考>
The Freesouls – Shing A Ling(1998)
from the second album “Flowers for the Soul”
ラテン系ダンスミュージックとしてのシンガリンはこちら。
(2011年4月22日)
追加記事
ベイビー・イッツ・ユー、ほか。
- 「よーし全員顔を伏せたかぁ? この中に犯人がいたら、黙って正直に手をあげろー。先生怒らんからなぁー・・・お、お前か ! ?」 續 more register movement
- More Than I Can Say more register movement
(2011年10月19日)
追加記事
「変わった囃し言葉の歌」特集。
(2012年10月12日)
