2020/07/03~07/14~07/31 令和2年7月豪雨(3)九州から東海にかけて断続的に猛烈な雨

【7月6日】

2020/07/06 20:44
福岡県が大雨による県内の被害について、午後6時の時点で取りまとめたところ、人的被害はこれまでに確認されていないということです。
一方、
▽住宅被害は、床下浸水が東峰村で2棟、築上町で1棟、
▽道路被害では道路の冠水が久留米市や筑後市などで73件、
このほか、
▽崖崩れが田川市で1件、
▽地すべりが築上町で1件起きているということです。
福岡県の小川知事は、6日夕方開かれた県の対策本部会議で、「現場では人命を第一にして救命救助、避難された方の支援に全力をあげていきたい。これから先、夜間での対応が必要になると思うが、緊張感を持って全庁を挙げて取り組んでほしい」と述べました。

<大雨 福岡 被害まとめ(午後6時)- NHKニュース より引用>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200706/k10012500121000.html

2020/07/06 21:36
 長崎県によると、6日午後7時現在、県内の約21万3千世帯、約43万9千人に避難指示が出た。

<長崎県で43万9千人に避難指示 | 共同通信 より一部引用>
https://this.kiji.is/652833077943780449?c=39550187727945729

 

【7月7日】

2020/07/07 00:16
6日午後5時半ごろ、静岡県川根本町上長尾の林道で、大雨の影響による土砂崩れで倒れた木の撤去作業を行っていた作業員から、「同僚の50代男性が作業中に負傷した」などと消防に通報がありました。
警察によりますと、中部電力パワーグリッドの配電作業員、惟村忠義さん(54)が倒木を切っていたところ、何らかの原因で木に当たったということです。
惟村さんは、意識不明の状態で病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。

<静岡 停電の復旧作業 大雨で倒れた木の撤去中に木に当たり死亡 – NHKニュース より一部引用>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200707/k10012500311000.html

2020/07/07 02:24
福岡県大牟田市では、住宅に浸水しているといった被害の通報が、警察に相次いで寄せられているということです。
住宅が腰の高さまで水につかり、2階に避難しているといった通報や、道路が陥没して車が立往生しているという通報も寄せられていて、6日午後3時ごろから7日午前0時までに、およそ150件の通報が入っているということです。
これまでのところ、けが人などの情報は入っていないということです。
大牟田警察署ではボートなどを使って救助活動を続けています。

<福岡 大牟田市で浸水通報相次ぐ – NHKニュース より引用>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200707/k10012500391000.html

2020/07/07 06:09
大牟田市は7日午前4時半福岡県を通じて自衛隊に災害派遣を要請しました。
撮影した市内に住む石川広幸さんは、避難所の運営を手伝っていて、石川さんによりますと、小学校は1階部分が浸水し、2階や3階で地元のお年寄りや小学生など100人余りが避難しているということです。
段ボールベッドや飲料水は確保できているものの、食料はなく、校内は停電しているため真っ暗で、携帯電話などの充電ができないということです。
また、7日午前5時の時点でやや強い雨が降っていて、屋外は水につかり1メートルほどの深さになっているということです。
石川さんは、「もともと低い土地なので水につかることはありましたが、まさかここまで浸水するとは驚いています。避難してくるお年寄りなどの受け入れを手伝っていますが、『怖かった』と話す人もいました。夜遅く、親が迎えに来て、肩車やボートで帰る子どももいましたが、おびえている様子で、今も残っている子どもは不安な気持ちだと思います。電気が使えないため、テレビで情報を得ることができず、明かりもないため、不安が増します。水につかっているため、食料などの物資が届けられない状況ですが、支援をお願いしたい」と話していました。

<福岡大牟田 浸水した小学校の2階以上に住民らが避難 – NHKニュース より一部引用>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200707/k10012500491000.html

2020/07/07 06:13
警察や消防によりますと、7日午前0時半ごろ、福岡県大牟田市樋口町で、水につかった住宅で救助活動をしていた消防隊員が心肺停止の状態の高齢の女性を発見しました。
女性はその後、死亡が確認され、警察が身元の確認を進めるとともに、詳しい状況を調べています。
女性が見つかった住宅の近くには諏訪川が流れていて、7日未明の時点でも、あたり一帯が水につかっているということです。
大牟田市では、6日午後から「住宅が水につかった」などと、救助を求める通報や被害を知らせる通報が警察や消防に相次ぎ、このうち消防には、午前1時半の時点で300件を超える通報が寄せられているということです。
通報の中には「腰の高さまで水につかり2階に避難している」とか、「車が立往生している」などといったものもあり、警察や消防がボートを使うなどして救助や確認を進めています。

<福岡 大牟田で女性1人死亡 市内で救助求める通報相次ぐ – NHKニュース より一部引用>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200707/k10012500411000.html

2020/07/07 07:41
警察や消防に入った連絡によりますと、7日午前6時半ごろ、熊本県北部の南関町関外目で「会社の宿直室に土砂が流入してきた」と通報がありました。
通報によると男性1人の姿が見当たらないということです。
また、建物の中から助けを求めるような人の声も聞こえたということで、消防などは流れ込んだ土砂に人が埋まっている可能性もあるとみて救助活動を進めています。

<熊本 南関町 土砂崩れの通報 建物内から助け求める声も – NHKニュース より引用>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200707/k10012500551000.html

2020/07/07 08:23
7日午前8時時点の河川に関する情報です。
「氾濫危険情報」が出されている川は次のとおりです。
筑後川
筑後川は
▽福岡県久留米市の片ノ瀬水位観測所、
▽うきは市の荒瀬水位観測所、
▽大分県日田市の小渕水位観測所で「氾濫危険水位」に達しています。
山国川
山国川は
▽大分県中津市の柿坂水位観測所で「氾濫危険水位」に達しています。
大分川
大分川は
▽大分県由布市の同尻水位観測所で一時「氾濫危険水位」に達し、引き続き氾濫危険情報が出されています。
菊池川
菊池川は
▽熊本県玉名市の玉名水位観測所で「氾濫危険水位」に達しています。
また、「氾濫危険水位」を超えているのは次の川です。
福岡県
福岡県では
▽久留米市を流れる山ノ井川、金丸川、巨瀬川、
▽八女市を流れる星野川、横山川、▽川崎町を流れる中元寺川です。
熊本県
熊本県では、
▽筑後川は小国町の観測所でも氾濫危険水位を超えています。
大分県
大分県では、
▽由布市を流れる宮川、▽九重町を流れる松木川、▽杵築市を流れる高山川、八坂川です。
佐賀県
佐賀県では、
▽みやき町を流れる寒水川です。

<九州 河川の状況(午前8時現在)- NHKニュース より引用>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200707/k10012500331000.html

2020/07/07 09:13
7日午前6時半ごろ熊本県山鹿市小原で近くをとおりかかった人から「水没した車に取り残されている人がいる」という通報が消防にありました。
警察や消防がおよそ1時間後に現場に駆けつけ、車の中から高齢の男女2人を助け出しましたが、いずれも意識不明の重体だということです。
消防によりますと、周辺の道路は冠水した状態で、車はボンネットのあたりまで水につかっていたということです。
山鹿市付近では、気象庁のレーダーによる解析で、午前5時30分までの1時間におよそ110ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、警察が当時の詳しい状況を調べています。

<熊本 山鹿 車が水没し高齢の男女2人が意識不明の重体 – NHKニュース より一部引用>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200707/k10012500581000.html

2020/07/07 09:21
国土交通省と福岡管区気象台によりますと、この大雨で大分県や福岡県を流れる筑後川は大分県日田市で氾濫が発生し、国土交通省と気象台は午前8時35分、「氾濫発生情報」を発表しました。
警戒レベル5にあたる情報で、周辺自治体の住民に対し、自治体からの避難情報を確認するとともに、安全確保をはかるよう厳重な警戒を呼びかけています。
浸水が想定されるのは、
▼大分県日田市、
▼福岡県の久留米市、小郡市、朝倉市、うきは市、大刀洗町となっています。

氾濫は花月川合流地点付近
国土交通省筑後川河川事務所によりますと、氾濫が発生したのは日田市の中心部に近い、北友田の筑後川と花月川が合流する場所の北側付近だということです。
周辺には住宅や商店などがあります。

<筑後川 大分 日田で氾濫が発生 厳重な警戒呼びかけ – NHKニュース より引用>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200707/k10012500641000.html

2020/07/07 10:02
松山市は、大雨で土砂災害のおそれがあるとして、午前9時に6万9942世帯、14万6054人に避難勧告を出しました。5段階の警戒レベルのうちレベル4にあたる情報で、速やかに危険な場所から全員避難するよう呼びかけています。

<松山 21地区の14万人余に避難勧告 – NHKニュース より引用>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200707/k10012500741000.html

2020/07/07 10:14
警察によりますと、午前7時48分ごろ、大分県日田市天瀬町を流れる玖珠川沿いに住む男性から、「家の中に水が入ってきて妻が流された」という通報があったということです。警察が詳しい状況について確認を急いでいます。

<「家の中に水が入ってきて妻が流された」大分 日田で通報 – NHKニュース より引用>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200707/k10012500761000.html

2020/07/07 10:28
国土交通省九州地方整備局は、大分県と熊本県にまたがる下筌ダムで水位が上がっているため、午前10時半から筑後川水系の津江川に緊急放流を行う予定です。
九州地方整備局は放流によって川の水位が急激に増える可能性があるとして、下流の大分県日田市などの住民に対し、川の水位の急な上昇や氾濫に備えて、命を守る行動を取るよう呼びかけています。
緊急放流は異常洪水時防災操作と呼ばれ、通常の放流と異なって、これ以上ダムに水をためられないと想定される際に、ダムに流れこんでくる大量の水を下流に流す操作です。

<大分・熊本の下筌ダム 津江川に緊急放流 午前10時半から開始へ – NHKニュース より引用>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200707/k10012500791000.html

2020/07/07 10:39
国土交通省九州地方整備局によりますと、大分県と熊本県にまたがる下筌ダムで午前10時半ごろまでに筑後川水系の津江川への緊急放流を開始したということです。
九州地方整備局は放流によって川の水位が急激に増える可能性があるとして、下流の大分県日田市などの住民に対し、川の水位の急な上昇や氾濫に備えて、命を守る行動を取るよう呼びかけています。
緊急放流は異常洪水時防災操作と呼ばれ、通常の放流と異なって、これ以上ダムに水をためられないと想定される際に、ダムに流れこんでくる大量の水を下流に流す操作です。

<大分 熊本 筑後川水系の下筌ダム 緊急放流を開始 命守る行動を – NHKニュース より引用>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200707/k10012500811000.html

2020/07/07 10:54
7日午前6時半ごろ、南関町関外目にある化学メーカー「エム・ケイ・ケミカル」の建物に土砂が流れ込んだと消防に通報がありました。
室内から助けを求めるような人の声が聞こえたことから、消防や警察が救助活動にあたった結果、およそ2時間後に20代の男性従業員1人が土砂の中から助け出されました。
病院に運ばれましたが、会話ができる状態だということです。ほかに巻き込まれた人はいませんでした。
男性従業員は会社の宿直室にいたところ裏山から流れ込んできた土砂に巻き込まれたということで、消防などが詳しい状況を調べています。
南関町では5日午後6時から7日午前9時までに、県が設置した雨量計で600ミリを超える雨量を観測しています。

<熊本 会社の建物に土砂流れ込む 従業員を救出 – NHKニュース より一部引用>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200707/k10012500801000.html

2020/07/07 10:55
大分県九重町によりますと7日午前8時ごろJR久大本線の豊後中村駅と野矢駅の間にある野上川にかかる鉄橋が崩落しているのを地元の消防団が確認したということです。

<大分 九重町 JR久大本線の鉄橋が崩落 – NHKニュース より一部引用>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200707/k10012500821000.html

2020/07/07 11:04
午前6時半ごろ、熊本県山鹿市小原で、近くを通りかかった人から「水没した車に取り残されている人がいる」という通報が消防にありました。
警察や消防がおよそ15分後に現場に駆けつけ、車の中から高齢の男女2人を救出しましたが、すでに意識がなく、まもなく死亡しました。
警察によりますと、周辺の道路は冠水した状態で、車は屋根のあたりまで水につかっていたということです。
2人は持ち物などからいずれも80代で夫婦とみられるということです。
山鹿市付近では気象庁のレーダーによる解析で午前5時30分までの1時間におよそ110ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、警察が当時の詳しい状況を調べています。

<熊本 山鹿 車が水没し2人死亡 80代の夫婦か – NHKニュース より一部引用>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200707/k10012500581000.html

2020/07/07 11:42
福岡県と佐賀県、長崎県に出されていた大雨の特別警報は午前11時40分、警報に切り替えられました。これまでの記録的な大雨で大分県では筑後川が氾濫したほか、各地で川の氾濫や土砂災害の危険性が高い状態が続いています。油断することなく自治体が発表している避難勧告などに従って引き続き厳重な警戒を続けてください。
気象庁によりますと、活発な前線の影響で西日本と東日本の広い範囲で大気の状態が不安定になり、各地で雨雲が発達しています。
7日朝、▼熊本県小国町付近と、▼大分県日田市の中津江付近と天瀬付近、▼それに大分県玖珠町付近では、いずれも1時間におよそ110ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表しました。
午前11時までの48時間の雨量は、▽大分県日田市の椿ヶ鼻で626・5ミリ、▽福岡県大牟田市で507・5ミリと、いずれも観測史上最も多くなっています。
福岡県と佐賀県、長崎県に出されていた大雨の特別警報は午前11時40分に警報に切り替えられましたが、これまでの記録的な大雨によって筑後川では上流の大分県内で氾濫が発生したほか、各地で川の氾濫や土砂災害の危険性が高い状態が続いています。
今後も非常に激しい雨が予想されるため、引き続き、厳重な警戒を続けてください。油断することなく自治体が発表している避難勧告などに従って身の安全を確保してください。
これまでの雨で土砂災害の危険性が非常に高まり、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、愛媛県、奈良県、岐阜県、静岡県、長野県では「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。
また、福岡県、佐賀県、大分県、熊本県、山口県では「氾濫危険水位」を超えている川があります。

<福岡 佐賀 長崎の大雨特別警報は警報に 引き続き厳重警戒を – NHKニュース より引用>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200707/k10012500961000.html

2020/07/07 11:55
九州各地の豪雨ではこれまでに熊本県を中心に52人が死亡し、2人が心肺停止、12人が行方不明となっています。まだ被害が把握できていない地域もあり、警察や消防、自衛隊などが7日も引き続き捜索して確認を進めています。
熊本県では7日朝、新たに山鹿市で車が水没し中から80代の夫婦とみられる2人が助け出されましたがまもなく死亡しました。
また、これまでに、球磨村の渡地区で特別養護老人ホーム「千寿園」があふれた川の水につかり、14人が死亡しました。
球磨村では、ほかに3人が亡くなり、村内の死者は17人となっています。
また人吉市で17人、芦北町で10人、八代市で3人、津奈木町で1人が死亡し、さらに豪雨で流されたとみられる1人が海で見つかりました。
熊本県内で死亡した人は合わせて51人となっています。
このほか、人吉市と球磨村でそれぞれ1人が心肺停止となっています。
行方不明になっているのは球磨村で6人、人吉市で2人、津奈木町で2人、芦北町で1人の合わせて11人です。
さらに九州では、福岡県大牟田市で水につかった住宅の中で高齢の女性が見つかり、その後、死亡が確認されたほか、鹿児島県南さつま市で新聞配達をしていた60代の男性と連絡がとれなくなり、警察や消防などが川に流されたとみて捜索を続けています。
また、大分県では、日田市天瀬町を流れる(ひた)(あまがせまち)玖珠川沿いに住む男性から、(くすがわ)「家の中に水が入ってきて妻が流された」と通報があり警察が詳しい状況を確認しています。豪雨に見舞われた地域では被害が把握できていないところもあり、警察や消防、自衛隊などがきょうも引き続き捜索して確認を進めています。

<九州豪雨 熊本中心に52人死亡 2人心肺停止 12人不明 捜索続く – NHKニュース より引用>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200706/k10012498141000.html

2020/07/07 12:08
福岡県大牟田市南船津町にある特別養護老人ホ-ム「社会福祉法人けんこう美さと」によりますと施設の1階部分が浸水し、周辺も冠水して孤立状態になっているということです。
高齢者およそ50人を2階に避難させ、自衛隊などに救出を要請していて、きょうの夕方には食料も足りなくなるおそれがあるということです。
この社会福祉法人は周辺に有料老人ホームなど4つの高齢者施設を運営していて合わせておよそ100人が滞在しているということですが、被害の詳しい状況はわからないということです。

<福岡 大牟田の特別養護老人ホ-ムが浸水 孤立状態に – NHKニュース より引用>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200707/k10012501071000.html

2020/07/07 12:30
国土交通省九州地方整備局によりますと、大分県と熊本県にまたがる下筌ダムで午前10時半ごろまでに筑後川水系の津江川への緊急放流を開始したということです。
九州地方整備局は下流の大分県日田市などの住民に対し、今後の川の水位の上昇や雨の状況に注意するよう呼びかけています。
緊急放流は異常洪水時防災操作と呼ばれ、通常の放流と異なって、これ以上ダムに水をためられないと想定される際に、ダムに流れこんでくる大量の水を下流に流す操作です。
下筌ダム 「緊急放流」の経過
午前10時半ごろまでに「緊急放流」が開始された大分県と熊本県にまたがる下筌ダムのこれまでの詳しい経過です。

<6日夜から流入量が増加>
国土交通省によりますと、ダムに流入する水の量は6日午後3時の時点では毎秒250トンほどでしたが、断続的に雨が強まり始めた6日午後10時には4倍以上の1120トン余りになり、ダムの水位も17メートルほど上昇しました。
ダムに流入する水の量より下流へ放流する水の量を減らす操作が行われていたため、この時点の放流量は流入する量の3分の1ほどの毎秒およそ347トンでした。

<流入量が一時 当初の7倍超>
さらに7日の明け方になって雨が激しくなり、午前6時の時点での流入量は、当初の7倍を超える毎秒1960トンを超え、ダムの水位も6日午後10時から15メートルほど上昇しました。
その後、雨はいったん弱まり、午前10時の時点での流入量は毎秒730トン余りまで減りましたが、水位は7メートルほど上昇、ダムが貯水できる最高水位にあと6メートルと迫っていました。

<緊急放流で徐々に放流増加>
この時点で、ダムから下流に放流される水の量は毎秒348トンほどでしたが、「緊急放流」が発表されたあとの午前11時の時点では毎秒357トンほど、午前11時半の時点では363トンほどと、徐々に増えていっています。

<大分 熊本 筑後川水系の下筌ダム 緊急放流開始 水位上昇に注意 – NHKニュース より引用>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200707/k10012500811000.html