HMVジャパンは8月27日、10~70代以上の幅広い年齢層を対象に行った「ビートルズに関する調査」結果を発表した。
それによると、「The Beatlesの曲で最も好きな曲」として最も多く票を集めたのは「Let It Be」で、20代~50代以上の幅広い層で1位を獲得した。
http://www.j-cast.com/mono/2009/08/27048343.html
小学校のとき、担任の気まぐれで、クラス全員が日記を毎日提出していた時期がありました。
私は日記よりも日記の表紙に凝りまして、ほぼ毎日、新しい表紙をつけて出しておりました。
たとえば『レット・イット・ビー』のアルバムジャケットを真似て自画像を四つ縦横に並べたものであるとか、映画『雨の訪問者』のポスターの模写であるとか、アンディ・ウォーホルや横尾忠則や赤塚不二夫のタッチを真似してみたりとか、とにかく相手をハッとさせるようなデザインをこれでもかと作っては提出していたのです。
ところが担任教師と私は初対面以来互いにそりが合わず、そのころはほとんど口もきかない関係でしたから、反応が返ってくるはずもなく、むなしく時が過ぎていったという、
そういう苦い思い出があります。
今の気分で、好きな曲を並べてみると、
1 オール・マイ・ラヴィング
2 レット・イット・ビー
3 ヘイ・ジュード
4 ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード
5 抱きしめたい
当時も今もどちらかというと苦手だなぁという曲は、
オブ・ラ・ディ・オブ・ラ・ダ
これをゼロから作ったというのはすごい才能ですが、曲調としてなんか合わないんです。こういうタイプの曲はいかにもイギリス人ならではの作で、道化や諧謔の伝統、ロックンロール以前のスキッフルやジャグバンドの存在があって、初めて出てくるものですね。
その意味でマンゴ・ジェリーの『イン・ザ・サマータイム』もダメなんですけど、両方とも当時シングル盤を買ってます(笑)
1996年当時、ビートルズの楽曲使用料がずば抜けて高かったにもかかわらず、ホンダがオブ・ラ・ディ・オブ・ラ・ダをステップ・ワゴンやHONDA クリエイティブ ムーバSHOWなどのCFで使ってました。さすがにそのときはオリジナルでなくて、アフリカン・ミュージックの大物ユッスー・ンドゥール(Youssou N’Dour)が歌ってましたが。
リアルタイムでビートルズを聞いてない世代では、彼らを神様のように崇拝してる人が多いようです。でもそれはビートルズの希むところではないし、彼らの精神にも反してるんじゃないでしょうかね。
ビートルズとりわけジョンとポールが天才であることは間違いない。しかし彼らも言ってるようにビートルズ・マジックは解散とともに消えてしまったし、カネには溺れずともドラッグには手を出すような欠点多き人間であったことも確かです。彼らの本質に迫りたいなら、その人間性と独特のユーモアとビートルズという稀有の現象を、時代背景とともに過不足なく理解することが必要だと思いますよ。
さて、ビートルズというと日本にも「東京ビートルズ」というコピーバンドがいて「王様」もビックリの面白訳でカバーしてたんですが、
景山民夫が彼らを取り上げるより13年も前に、すでに私がラジオで特集し、その存在を世に問うていました。
知らないでしょ。うっひっひ。
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ビートルズ(The Beatles)がライブをしたことで有名な英リバプール(Liverpool)のカバーン・クラブ(Cavern Club)で8日夜、翌日から発売されるゲームソフト「ビートルズ・ロックバンド(The Beatles: Rock Band、TB:RB)」が限定公開され、集まったファンが一足早くこの待望のゲームを楽しんだ。
http://www.afpbb.com/article/entertainment/entertainment-others/2639088/4551662
ザ・ビートルズの全オリジナルアルバムの音質を、デジタル技術で向上させたリマスター盤が9日、世界同時発売された。日本国内でも午前0時に発売が一斉にスタート。音質がクリアになるとして期待されたリマスター盤を、多くのファンが買い求めた。
http://mainichi.jp/enta/music/news/20090910spn00m200018000c.html
LPサイズの紙ジャケットにCDをつけて発売するというのが、現状では最も理想的な商品形態と思いますが、どうですかね?
(2009年9月9日)
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日本では、初回出荷だけで100万枚を超えるという。
「ビートルズの楽曲はいまだにダウンロードできません。CDが売れないといわれるいまでも、大量出荷できるのはこのため」(同)
さらにモノラルボックス(13枚・3万9800円)も発売されるのだが、なぜか日本製の限定盤。
「LPジャケットをそのままCDサイズにした紙ジャケ仕様です。日本人の器用さが買われ、世界中で日本製が販売されます。米アマゾンでは、すでに予約一杯なんです」(EMI)
(週刊新潮2009年9月17日号 128ページ)
あ、やっぱり出ますか、LPジャケット復刻。
(2009年9月12日)
