日別アーカイブ: 1998/11/25 水曜日

(2)平凡・明星の付録―1

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(上)『平凡』1957(昭和32)年9月号第1付録
表1と表4(裏表紙)がそれぞれ、歌謡曲部門・ポピュラーソング部門の表紙となっている。歌本の初期の傑作のひとつ。

主な収録曲
バナナ・ボート(浜村美智子)
マリアンヌ(江利チエミ)
ヤング・ラブ(小坂一也)
ジェルソミナ(中原美沙緒)
霧のロンドン・ブリッジ(江利チエミ)
囚人の歌(高英男)
あじさい娘(中原美沙緒)
メケ・メケ(芦野宏)
アナスタシア(ペギー葉山)
マルセリーノの歌(高英男)
ラブ・ミー(小坂一也)
バラ色のさくらと白いリンゴの木(イヴェット・ジロー)
トゥー・マッチ(エルビス・プレスリー)
俺らは港の人気者(藤島桓夫)
長崎の蝶々さん(美空ひばり)
ごめんョかんべんナ(春日八郎)
東京だョおっ母さん(島倉千代子)
東京見物(三橋美智也)
青春サイクリング(小坂一也)
踊子(三浦洸一)
早く帰ってコ(青木光一)
波止場でさよなら(野村雪子)
ジャワのパパイヤ娘(松山恵子)
俺は待ってるぜ(石原裕次郎)
カチューシャ(ロシア民謡)
バルカンの星の下に(ロシア曲)
草原情歌(中華民国民謡)
麦畑(イギリス民謡)
帰省(ドイツ民謡)

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(上)『平凡』1958(昭和33)年1月号別冊付録
写真とイラストを組み合わせた楽しい図版がふんだんに使われ、 夢のある、魅力的なページ構成となっている。

主な収録曲
有楽町で逢いましょう(フランク・永井)
雪の渡り鳥(三波春夫)
おさげと花と地蔵さんと(三橋美智也)
どうせひろった恋だもの(コロムビア・ローズ)
東京のバス・ガール(コロムビア・ローズ)
おさらば東京(三橋美智也)
さようなら故郷さん(三船浩)
人工衛星空を飛ぶ(岡本敦郎)
純愛の砂(大津美子)
炭坑恋唄(藤島桓夫)
別れのポンポン船(藤島桓夫)
大学の侍たち(宝田明)
花の港のマドロスさん(野村雪子)
ブルースを唄う男(津川洋一)
看板娘の花子さん(曽根史郎)
鴎さんこんにちわ(松山恵子)
角帽ながし(白根一男)
六軒長屋の歌(宮城まり子)
串かつソング(江利チエミ)
タミー(デビー・レイノルズ)
ビバップ・ア・ルーラ(雪村いづみ)
ママ・ギター(ペギー葉山)
ロンサム・カウボーイ(小坂一也)

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(上)『明星』1958(昭和33)年12月号第1付録
スターばかりでなく、新人歌手も数多く取り上げている。厚さ1・5cm。
すべて楽譜付きで、レコード各社が歌本を新曲宣伝の重要なメディアと見做していたことが分かる。

主な収録曲
星は何でも知っている(平尾昌章)
おっちゃぴーギター(石井千恵)
三輌目の人(三浦洸一)
有楽町0番地(フランク・永井)
いらいらのブルース(鶴田浩二)
銀座マリ(雪村いづみ)
東京ブラザー・ガール(朝比奈愛子)
からたち日記(島倉千代子)
東京のエレベーター・ガール(コロムビア・ローズ)
暫くでした東京さん(青木光一)
汽車通仲間(青木光一)
東京べべ(中島そのみ)
ろまん化粧(高千穂ひづる)
トッチャカ人生(三波春夫)
禁男の砂(大木実)
海女の岩礁(筑波久子)
東海道の野郎ども(勝新太郎)
お月さん今晩は!(藤島桓夫)
よろめき行進曲(小坂一也)
星影の神宮外苑(小野透)
俺はハイティーン(神戸一郎)
大阪の人(三浦洸一)

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(上)『明星』1961(昭和36)年5月号第1付録
美空ひばりのSPレコード一覧表や歌手の近況などが載っていて資料価値満点。
スターごとの特集ページのほか、各レコード会社別に新譜紹介のページがある。

主な収録曲
潮来笠(橋幸夫)
無情の夢(佐川ミツオ)
東京ドドンパ娘(渡辺マリ)
寄らば斬るわよ(〃)
とっくりどどんぱ(白根一男)
イカス奴ちゃ(藤田功) ※のちの曽根幸明。
十七才よさようなら(島田マリ)
恋の指定席(ブラック・キャッツ)
有難や節(守屋浩)
ミヨチャン(平尾昌章)
ヤキヤキ娘(ポール御名子)
砂漠の子守唄(大野義夫)
殺したいほど好きなんだ(かまやつヒロシ)
G・Iブルース(〃)
G・Iブルース(佐々木功)
G・Iブルース(坂本九・ダニー飯田とパラダイス・キング)
きいちゃいけないよ!(〃) ※「九ちゃんのズンタタッタ」の仮題。
ステキなタイミング(〃)
じんじろげ(森山加代子)
マンスマート(ジェリー藤尾)
レモンティーをもう一杯(朝丘雪路)
巷の雨(井上ひろし)
パイナップル・プリンセス(田代みどり)
無敵のライフルマン(小坂一也)
僕の好きな娘(竹田公彦)
ルナ・ナポリターナ(ザ・ピーナッツ)
星の下の瞳(水原弘)
スタコイ東京(菊池正夫)
君は僕のもの(河野ヨシユキ)
グリーン・フィールズ(伊藤素道とリリオリズム・エアーズ)
硝子のジョニー(アイ・ジョージ)
歌え太陽(牧村旬子)みつこと読む
サマータイム・イン・ヴェニス(アントニオ・コガ)
ひばりのドドンパ(美空ひばり)
哀愁波止場(〃)
星の流れに(ジェームス三木)
裸の王様(富永ユキ)
太陽はねむっている(小林旭)
青春の並木道(小坂一也・十朱幸代)
ラキラキ(西田佐知子)

 この時期の歌本はサイズでいうと主体である雑誌の半分以下、いうならば袖珍版(ポケットサイズ)。
半分を超えるサイズが恒常化するのは1970年代に入ってからだ。