「急いでお宝物の御剣(みつるぎ)を抜いて、あたりの草をどんどんおなぎ払いになり、今の火打(ひうち)でもって、その草へ向かい火をつけて、あべこべに向こうへ向かってお焼きたてになりました。命はそれでようやく、その野原からのがれ出ていらっしゃいました。そしていきなり、その悪い国造(くにのみやつこ)と、手下の者どもを、ことごとく切り殺して、火をつけて焼いておしまいになりました。それ以来そのところを焼津(やいず)と呼びました。それから、命(みこと)が草をお切りはらいになった御剣を草薙(くさなぎ)の剣(つるぎ)と申しあげるようになりました。」(鈴木三重吉)

ゆうべからまた気温が上がって、きょうは夏の陽気。 けさ方の夢。 小さな客車に乗って父と日本中をさまよっているおれ。 動力が無いのに客車はなぜか勝手に線路を動いてゆく。 進行方向に向かって左側の席に座り 窓から外を眺めてい …