2021/09/23 07:08
順天堂大学やウガンダのグル大学などの国際研究グループは、東アフリカのウガンダで、最も有効な治療薬の「アルテミシニン」に耐性があるマラリアがどれくらい広がっているか調査した結果を、アメリカの医学雑誌「ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に発表しました。
それによりますと、研究グループで調べた患者240人中、5・8%に当たる14人は「アルテミシニン」に耐性があり、このうちの13人では、原虫の遺伝子に耐性を示す特徴的な変異が確認されたということです。
さらに、患者の血液検査でこの変異が見つかった人は、2015年に調べた時にはいなかったのが、2019年には全体のおよそ16%と急速に増えていたとしています。
「アルテミシニン」への耐性がある原虫は同じ研究グループが3年前に初めて報告していて、今回は実際にまん延していることが裏付けられたとしています。<マラリア 治療薬に耐性あるタイプ 東アフリカで急速に広がる | NHKニュース より一部引用>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210923/k10013272731000.html
現時点ではサハラ以南の熱帯アフリカで全患者の9割を占めているとはいえ、地球温暖化により温帯が亜熱帯化していくとその範囲が拡大することは間違いない。
病原のマラリア原虫はハマダラ蚊が媒介するため、その駆除が発生防止の要諦となる。