「情」に訴える

軍歌と日本人別冊宝島1428『軍歌と日本人』1143円+税
SP音源の軍歌12曲を収めたCDが付録についてます。これがなかなか貴重な音源なので、資料として買いました。
私が日本の軍歌に興味を持ったのは小学校5年生くらいでしたか。およそ1年間のフィーヴァー(マイブーム)でしたが、けっこう研究したものです。
そのとき分かったのは、
見事なまでに日本人の「情」に訴えるメロディであること、
国民に対し天皇の赤子として徹底した「縮み」(自己の価値を相対的に縮小・軽視すること)を求める一方で、他民族に対する日本人の先験的「優越性」をこれでもかと刷り込んでいること。
たとえば「敵は幾万ありとてもすべて烏合の衆なるぞ」。
敵を知り己を知らば百戦危うからずということを知らないわけじゃないだろうに、ほとんどの日本人は敵がどういう人たちなのか知らないまま、頭から全員バカと決め付けて、戦ってしまった。
その結果、大日本帝国は「鬼畜米英」たちに敗れ、占領され、ようやく独立を許してもらえた。
大勢の敵・味方が死に、殺し、殺された。
しかも今じゃ経済的・軍事的にアメリカの属国に等しい状況です。
そういうことが中学に入る前に分かりましたので、その後は軍歌を忘れておりました。

 

新装大版 1970年大百科別冊宝島1437『新装大版 1970年大百科』1200円+税
1970「年代」大百科じゃないところがミソです。
図版の権利関係のチェックだけでも気が遠くなりそうな煩雑な作業ですが、再版にあたってちゃんとクリアしたんでしょうか。
私が構成した『面白愉快で懐かし原盤Vol.1』の情報は今回は載ってません。

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