日別アーカイブ: 2001/04/30 月曜日

山手線漫遊記

 1年ぶりです。ずっと更新して無くてゴメンナサイ。忙しかったのです。
 ということで、2001年も早やゴールデンウィークを迎え、オイラも世間なみに遊ばなきゃいけないのではないか、と考えました。そこで山手線一周を計画、東京をのんびり歩いて回ることにしました。
 4月28日、朝8時25分に渋谷駅に到着。
 そこからまずは明治通りぞいに内回りで進むことに……

 

歩き始めて5分とたたないうちに汗がどっと出てきた。
今ごろに季節は昼夜の寒暖の差が激しく、着るものに困ってしまう。
明治通ぞいに新規開店で内装工事中のラーメン屋を発見。
『門外不出の屋台味ラーメン』という店名だ。
不出のわりにはやたら大きな看板。
これから大々的に売り出そうという算段らしい。
周囲にラーメンの名店が居並ぶ激戦区で果たして生き残れるだろーか?
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(渋谷区3丁目5)

 

明治通りに沿うようにして、しばらく渋谷川が続く。かなり臭い。
恵比寿駅へ向かう路地に『浮世床』なる風流な散髪屋。
そういやオイラはかれこれ25年床屋に行ってないな。
自分でやったほうが簡単だし安上がりなのだ。
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(渋谷区東3丁目25)

 

恵比寿―目黒間は、例のガーデンプレイスやら超高層マンションやらが建ち並び、昔とかなり景観が違う。
住宅街の路地を抜け目黒駅への道すがら、おっ猫のオブジェがあるゾ。
何の目的で設置してあるのかな。見回せば猫が悠然と道を横切っていたりする。
人を見ても逃げないので飼い猫だろう。設置主は猫好きか、それともその逆か?
写真に撮ったら変な黒い陰が写ってた。
カメラのひもじゃない。さては猫の怨霊か。
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(品川区西五反田2丁目)

 

大崎―品川間は工場地帯。
三共製薬の大きな工場を過ぎたあたりに『硝子工業発祥の碑』。
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(品川区北品川4丁目11)

 

品川駅に近づくにつれサラリーマンの数が急増。
第一京浜沿いに昔懐かしい看板建築の店を見つけた。
周囲の近代的なビル群に囲まれて、
申し訳なさそうにたたずんでいる。
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(品川区高輪3丁目-11付近)

 

高輪大木戸跡を過ぎたあたり、見ればマージャン屋。
『茂奈呼』と書いてモナコと読ませるらしい。
わざわざ漢字で書くか?
第一京浜をぶっ飛ばす暴走族の『夜露死苦』の文字を思い出した。
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(港区三田3丁目11)

 

田町―浜松町と来て、蕎麦屋で早い昼食。
さすがに疲れた。足の裏がひどく痛い。
新橋をすぎ銀座へ突入。このへんで『銀座九丁目水の上』を
歌うはずだったのに、とてもじゃないがそんな元気はないよ。

これまた古い建物。昭和20年代の雰囲気がある。
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(中央区銀座7丁目4)

 

新橋駅で缶ジュースを2本飲むが、体力回復せず。
そろそろ限界に近づいてきた。
東京駅を左に見つつ、炎天下とぼとぼと歩く。
バターンのパターンか。
古い石橋があった。『常盤橋』だ。
どういうわけかホームレスの小屋が並んでる。
都会のど真ん中で、ちょっと意外。
振り返ればそこには天下の日本銀行。
ホームレス小屋を背にして、金に恨みは無けれども、入魂のワンショット!
――と、足許よろけて画面がナナメに。
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このあと神田駅でついにリタイヤ。
時計の針はちょうど12時30分を指していた。

 

(つづく)