一九五六年四月六日におこなわれたキャピトル・タワーの竣工式では、電信の父であるサミュエル・モールスの孫娘、レイラ・モールスが尖塔の突端にある信号灯の点灯スイッチを押すと、それはモールス信号を赤く点滅させながら”ハリウッド”の文字を描いた。
業務に関してこのタワーの一番の目玉といえば、一階に設置された豪華な三室のレコーディング・スタジオで、ハイフィデリティのレコード制作を第一の目的としてデザインされた最初のものだった。またそれぞれのスタジオは、不要な雑音や建物の外を走る車の振動やエンジン音を遮断するために、アスファルトをしみこませた、変形しやすいコルクの土台の上に乗っかっていた。スタジオの壁パネルは、リバーシブルで、表面がカバ材のものはハード・サウンドを捉える目的、一方のファイバーグラス(繊維ガラス)面はアコースティック・サウンドを柔らかくするために用いられた。何よりも珍しかったのが駐車場の地下約8メートルに埋められた四面のコンクリート反響材で、これは洗練された贅沢なエコー効果を狙ったものだった。一九五六年二月にはひと足早く、フランク・シナトラが五十六人編成のオーケストラを率いて、ネルソン・リドルのくトーン・ポエムズ・オブ・カラー(Tone Poems Of Color)>をセッションしたが、その後この豪華なスタジオから生まれることになる多くのインストゥルメンタル作品と同様、即座に音の不明瞭さを露呈する結果となった。
それにもかかわらず、レーベルを代表するアーティストたち(シナトラ、ナット・キング・コール、ジュディ・ガーランド、ペギー・リー)はこのスタジオからヒットを連発した。<ティモシー・ホワイト著、宮治ひろみ訳『ビーチ・ボーイズとカリフォルニア文化』167ページ より一部引用>
勧進元がシナトラということで、かなりスインギーなものでは? と予想したが 豈図らんや、、、
Frank Sinatra – Frank Sinatra Conducts Tone Poems Of Color
レーベル: Capitol Records – W735
フォーマット: Vinyl, LP, Album, Repress, Mono, Rainbow Label
国・地域: US
リリース: 1956
ジャンル: Jazz, PopConductor: Frank Sinatra
Design: Saul Bass
Rainbow label (post-1962; Capitol Records logo at 12 o’clock) issue.
On jacket, spine: W735
On label: W-735.
Housed in a green company sleeve.
“Poems copyright 1956 by Norman Sickel.収録曲
A1 White, The Young In Heart
Written-By – Victor Young
A2 Green, The Lover
Written-By – Gordon Jenkins
A3 Purple, The Schemer
Written-By – Billy May
A4 Yellow, The Laughter
Written-By – Jeff Alexander
A5 Gray, The Gaunt
Written-By – Alec Wilder
A6 Gold, The Greedy
Written-By – Nelson Riddle
B1 Orange, The Gay Deceiver
Written-By – Nelson Riddle
B2 Black, The Bottomless
Written-By – Victor Young
B3 Silver, The Patrician
Written-By – Elmer Bernstein
B4 Blue, The Dreamer
Written-By – Alec Wilder
B5 Brown, The Earthbound
Written-By – Jeff Alexander
B6 Red, The Violent
Written-By – Andre Previn
White, The Young In Heart
Green, The Lover
Purple, The Schemer
Yellow, The Laughter
Gray, The Gaunt
Gold, The Greedy
Orange, The Gay Deceiver
Black, The Bottomless
Silver, The Patrician
Blue, The Dreamer
Brown, The Earthbound
Red, The Violent
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追加記事
2017/09/29
工業化された文化圏に住む人は、多くの場合、黒・白・赤・緑・黄・青・茶・オレンジ・ピンク・紫・灰色という11の色を表す言葉を持っています。もちろん、デザイナーやアーティストであれば、「ターコイズ」「アンバー」「インディゴ」など、より細かな色を言葉で表現することが可能。これが大体50~100個ほどです。
一方で、工業化されていない文化圏に住む人々が持つ「色を表す言葉」は、より数が少ないことがわかっています。パプアニューギニアの「Berinmo」という言語には、色を表す言葉が5つしかなく、ボリビア・アマゾンの「Tsimane」という言語は黒・白・赤という3つの言葉しか持ちません。<世界には3つの色しか持たない文化がある、なぜ言語によって色を表す言葉の数が異なるのか? – GIGAZINE より一部引用>
http://gigazine.net/news/20170929-languages-number-of-colors/
モノクロ映画のように見える舞台照明効果はないものかと、昔から考えてきた。
(2017年9月29日)
