2020/07/03~07/14~07/31 令和2年7月豪雨(13終)

【8月13日】

2020/08/14 13:01
14日付けの朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」は、キム・ジョンウン委員長出席のもと党政治局の会議が13日開催されたと伝えました。
この中で、梅雨前線に伴う大雨の影響で、これまでにおよそ1万6680世帯の住宅が損壊したり水につかったりしたほか、道路や橋、鉄道が寸断されるなど各地で深刻な被害が発生したと報告され、キム委員長は「人民の苦労を和らげるため党が全責任をもって対応しなければならない」と述べました。
そのうえでキム委員長は、世界各地で続く新型コロナウイルスの感染拡大に触れながら、「いかなる外部の支援も受けてはならず、国境を固く閉じるよう求める」と述べ、みずからの力で克服するよう指示しました。

<北朝鮮 大雨による住宅被害など深刻な影響と報道 – NHKニュース より一部引用>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200814/k10012566651000.html

2020/08/14 14:57
北朝鮮では、梅雨前線に伴う大雨の影響で各地で洪水などの被害が連日伝えられていて、IFRCは14日、NHKの取材に対して、北朝鮮当局からこれまでに22人が死亡し4人が行方不明になっているとの連絡があったことを明らかにしました。
一方、14日付けの朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」は、キム・ジョンウン(金正恩)委員長が出席して、13日行われた党政治局の会議で、これまでにおよそ1万6680世帯の住宅が損壊したり水につかったりするなど各地で深刻な被害が発生したことが報告されたと伝えました。
ただ、キム委員長は、世界各地で続く新型コロナウイルスの感染拡大に触れながら、「いかなる外部の支援も受けてはならず、国境を固く閉じるよう求める」と述べ、みずからの力で克服するよう指示しました。
「労働新聞」は人的被害についてはいっさい明らかにしておらず、北朝鮮としては被害の詳細を報じないことで国民の動揺を避けるねらいがあるとみられます。

<北朝鮮 大雨による被害“22人死亡 4人行方不明” – NHKニュース より一部引用>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200814/k10012566651000.html

 

【8月17日】

2020/08/18 12:14
 7月の豪雨で被災した福岡県大牟田市で「半壊」と判定された家屋が千件を超えることが17日、分かった。一つの自治体の被害としては異例の規模。当初は河川氾濫の水流で半壊したような一目で分かる家屋の損傷はほぼ確認されなかったが、床上の浸水時間が長かったことなどから被害が拡大。市の調査で屋内が損壊した家屋が多い状況が判明した。大規模半壊に近い家屋も多く、修理を諦め自宅を失う被災者が相次ぐ懸念がある。
(中略)
 市調査では、14日現在の全壊は9件、半壊は1070件、準半壊は155件、一部損壊は699件で、県内で突出。未調査分も含めると半壊件数はさらに増える見通しだ。2018年西日本豪雨での県内の半壊は230件。市税務課は「想定を上回る件数だ」と驚きを隠さない。
 半壊などの被災者の多くは仮住まいを強いられている。ホテルを利用した「みなし避難所」や公営住宅、市の借り上げ住宅の滞在者は現在、計148世帯297人に上る。

<異例の規模、半壊家屋1000件超す 豪雨被害の大牟田市「想定上回る」|【西日本新聞ニュース】 より一部引用>
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/636377/

2020/08/20 19:03
岐阜県下呂市は先月の記録的な大雨で土砂崩れが発生した場所で強い雨が降り、再び土砂災害の恐れがあるとして、午後6時、萩原町大ヶ洞地区の一部7世帯25人に避難勧告を出しました。5段階の警戒レベルのうち、警戒レベル4にあたる情報で、速やかに全員避難するよう呼びかけています。

<岐阜 下呂市の7世帯25人に避難勧告 – NHKニュース より引用>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200820/k10012576271000.html

2020/08/20 20:47
専門家で作る気象庁の「異常気象分析検討会」は、先月の一連の豪雨について分析しました。
要因の1つに挙げられたのが、インド洋の海面水温が平年より高くなっていることで、ことしは特にインド洋西部で海面水温が高く、積乱雲の活動が活発になっていたということです。
この影響でフィリピン付近の積乱雲の活動が不活発となり、大平洋高気圧が平年よりも日本の南西に張り出したほか、上空のチベット高気圧の北への張り出しも弱め、偏西風が平年よりも南に蛇行していたということです。
このため、梅雨前線が北上せずに日本付近に停滞し続け、前線に沿った西からの水蒸気と、太平洋高気圧の縁をまわる南からの水蒸気が日本に集まったことで記録的な豪雨を引き起こしたと分析しています。
一方、今月に入ってからは、フィリピン付近で積乱雲の活動が活発になって太平洋高気圧が日本に張り出したのに加えて、上空のチベット高気圧の勢力も強まり、2層の高気圧が重なることで連日の猛暑をもたらしていて、この傾向は来月上旬まで続く見込みだと指摘しました。
検討会の会長を務める東京大学の中村尚教授は「大雨の広域性、持続性という観点から見ると異常気象とみるのが妥当だ。今回も地球温暖化の影響で水蒸気の量も多くなった可能性がある。今後も極端な現象が起きやすいことを念頭に、台風などに備える必要がある」と話しています。

<7月の豪雨「広い範囲で長く続き異常気象だった」気象庁検討会 – NHKニュース より一部引用>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200820/k10012576341000.html

 

【8月22日】

2020/08/22 15:27
気象庁によりますと、和歌山市付近では、レーダーによる解析で午後3時までの1時間に120ミリ以上の猛烈な雨が降ったとみられます。
災害の危険が迫っていることから、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表して安全を確保するよう呼びかけています。

<和歌山市付近に記録的な大雨 災害の危険迫る – NHKニュース より引用>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200822/k10012578791000.html

2020/08/22 15:55
気象庁によりますと、大阪 堺市南区付近では、レーダーによる解析で午後3時半までの1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。
災害の危険が迫っていることから、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表して安全を確保するよう呼びかけています。
<大阪 堺市付近に記録的な大雨 災害の危険迫る – NHKニュース より引用>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200822/k10012578841000.html

2020/08/22 18:28
気象庁によりますと、岐阜県垂井町付近ではレーダーによる解析で午後6時10分までの1時間におよそ110ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。
災害の危険が迫っていることから、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表して安全を確保するよう呼びかけています。

<岐阜 垂井町付近に記録的な大雨 災害の危険迫る – NHKニュース より一部引用>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200822/k10012579131000.html

2020/08/22 20:00
気象庁によりますと、群馬県高崎市付近と高崎市箕郷町付近では、レーダーによる解析で午後7時40分までの1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。災害の危険が迫っていることから、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表して安全を確保するよう呼びかけています。

<群馬 高崎市と高崎市箕郷町付近に記録的な大雨 災害の危険迫る – NHKニュース より引用>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200822/k10012579181000.html

 

【8月23日】

2020/08/23 18:36
気象庁によりますと、鳥取県日南町付近ではレーダーによる解析で午後6時までの1時間におよそ90ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。
災害の危険が迫っていることから、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表して安全を確保するよう呼びかけています。

<鳥取県 日南町付近に記録的な大雨 災害の危険迫る – NHKニュース より引用>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200823/k10012580041000.html

 

【8月25日】

2020/08/25 11:54
「7月豪雨」をはじめとする一連の被害について、復旧にかかる費用の見込み額が基準を上回ったことから、政府は25日の閣議で「激甚災害」に指定することを決めました。
指定によって、自治体が道路や農地、学校などの復旧工事を行う費用に加え、感染症の予防事業を行う費用などについて国の補助率が引き上げられます。
閣議後の会見で武田防災担当大臣は「被災した自治体や事業者は、財政面や資金面に不安を抱くことなく災害復旧に取り組んでほしい」と話話していました。
激甚災害に指定する政令は今月28日に施行されます。

<各地で相次いだ豪雨被害 「激甚災害」の指定決める 政府 – NHKニュース より一部引用>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200825/k10012582491000.html

2020/08/26 04:02
7月の記録的な豪雨で熊本県を流れる球磨川が氾濫し、人吉市や八代市、それに球磨村など流域の広い範囲が浸水しました。
氾濫の原因や治水対策を検証する国と県の委員会の初めての会合が25日開かれ、球磨川流域の市町村の代表らが出席しました。
この中で担当者は、人吉市で観測された24時間雨量は410ミリに達し、昭和40年の洪水の2・5倍にあたると説明しました。
また、流域の7市町村の浸水面積は合わせて1150ヘクタールにおよび、6280棟が水につかったと推定されることや、ピーク時の流量は人吉市で毎秒8000トンと、球磨川の治水対策の想定の1・4倍に達したと推計されることも報告されました。
次回の会合では、計画が事実上、中止された球磨川に流れ込む川辺川にダムを設けた場合の詳しい治水効果なども示される見通しで、委員会では年内に数回、会合を開き、今後の治水対策の方向性を示したいとしています。
会合の終了後、報道陣の取材に応じた蒲島知事は球磨川流域の市町村がダムの建設を含めた抜本的な治水対策を求めていることについて「計画の白紙撤回は当時の総合的な判断だったが、川辺川ダムの建設も今後の選択肢の1つとして必要だと思う」と述べダムの建設を含めた検討を進めていく考えを示しました。

<熊本県球磨川の流量 想定の1・4倍超か 7月の記録的豪雨 – NHKニュース より一部引用>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200826/k10012583681000.html

 

【9月8日】

2020/09/08 21:11
8日午前9時ごろ、大分市荏隈を流れる大分川の下流の岸で、国の委託を受けて川の流れを調査していた会社の関係者が、人の骨を見つけました。
警察によりますと、骨は腰や足、それにあごの部分で、歯の治療の痕などから、ことし7月の記録的な豪雨で行方不明になっていた大分県由布市の渡邊知己さん(54)と確認されました。
渡邊さんは家族で旅館を営んでいて、ことし7月7日の夜、由布市湯布院町の自宅から家族と一緒に車で避難する際、大分川の支流の花合野川で流されたとみられ、行方がわからなくなっていました。
この時の豪雨では、渡邊さんの妻の由美さん(51)と、長男の健太さん(28)、それに由美さんの母の登志美さん(81)も犠牲になっています。
7月の豪雨で大分県で犠牲になったのは、日田市と由布市で合わせて6人となりました。

<大分市で人の骨の一部見つかる 7月の豪雨で不明の男性と確認 – NHKニュース より一部引用>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200908/k10012607721000.html

 

【9月29日】

2020/09/29 15:23
芦北町の中心部にある創業111年の「岩永醤油」は、ことし7月の記録的な豪雨の際、近くを流れる川が氾濫したため、在庫の商品や設備が浸水の被害を受けました。
豪雨の直後から、社員やその家族、それにボランティアが、片付けや清掃活動を続け、被害を受けた機械や貯蔵タンクの復旧作業を行った結果、しょうゆの製造ができるようになり、およそ3か月ぶりにしょうゆ造りを再開しました。
しょうゆが詰められたボトルに「祝・復活」と書かれたラベルを、社員が1本1本に丁寧に貼り付け、県内のスーパーや飲食店などへの発送の準備に追われていました。
「岩永醤油」には、インターネットで資金を集めるクラウドファンディングで、全国から、目標の3倍を超える支援が集まっていて、会社は、こうした支援を活用しながら、まだ再開できていないみそなどの商品の販売も目指したいとしています。

<豪雨被害のしょうゆ会社が製造再開 熊本 芦北町 – NHKニュース より一部引用>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200929/k10012639661000.html

 

【10月4日】

2020/10/04 20:14
ことし7月の豪雨で死亡した全国の84人について、NHKは被災した場所や状況を詳しく調べました。
全体の80%にあたる67人が川の氾濫などによる「水害」で死亡していて、このうち18人は熊本県の球磨川沿いなどで住宅が水没して死亡していたことがわかりました。
住宅が何階建てだったのかを見ると、
▽「平屋建て」で死亡したのが、熊本県の人吉市で7人、球磨村と八代市でそれぞれ3人、芦北町で2人、福岡県大牟田市で1人の合わせて16人で、
▽「2階建ての2階」で死亡したのが球磨村の2人でした。
国土交通省によりますと、浸水の深さが5メートルを超えると2階建ての建物も水没するとされていて、今回死者が出た場所でもこれに匹敵する浸水の深さがあったと考えられます。

<熊本 7月の豪雨 球磨川沿い 住宅水没で18人が死亡 – NHKニュース より一部引用>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201004/k10012648021000.html

 

【10月6日】

2020/10/06 04:08
ことし7月の記録的な豪雨で住宅の全壊や半壊は、福岡県で最も被害が大きかった大牟田市で960棟余り、大分県でもおよそ270棟に上りました。
3か月がたった今も、復旧作業が続いています。
被災者は住まいの再建を模索していますが、資金繰りが困難で修理に踏み込めなかったり、工務店への依頼が殺到し修理に時間がかかったりと、避難生活の長期化が懸念されています。
大牟田市防災対策室の栗原敬幸室長は「生活状況や困りごとなど現状把握に努めるため、民間のボランティア団体などとも連携しながら、必要な支援を進めていきたい」と話しています。
また大分県では主要産業の1つである、観光業への影響も深刻です。
このうち、玖珠川の氾濫で浸水被害が相次いだ日田市の天ヶ瀬温泉では、旅館組合に加盟する14軒の宿泊施設のうち半数の7軒が被災し、浸水した建物の復旧作業が進まず、いずれも営業を再開できていません。
被災した宿泊施設は新型コロナウイルスの影響も大きく受け、資金繰りの厳しい状況にあり、大分県は、復旧費用を補助する支援策などを通じて観光業の復興を急いでいます。

<豪雨から3か月 今も深刻な影響続く 福岡 大分 – NHKニュース より一部引用>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201006/k10012649541000.html

 

【12月4日】

2020/12/04 05:11
災害で被害を受けた建物の解体費用を公費で負担する「公費解体」は、り災証明書の認定で「半壊」以上とされると、市町村が所有者に代わって建物を解体します。
NHKが、被害の大きかった人吉市や球磨村など、公費解体を実施している7つの市町村に取材したところ、3日までに1330件の申請が出されているのに対し、解体に着手したのは9件、終えたのは2件にとどまっていることがわかりました。
熊本県によりますと、避難所や仮設住宅などで生活している世帯は、先月末の時点で、7つの市町村で1700世帯余りいるほか、被災した住宅で生活を続ける人も1600世帯余りに上っています。
避難生活の長期化で被災者の健康状態の悪化も懸念されていて、生活再建の基礎となる住宅の再建をスピード感を持って進めることが求められます。
公費解体の申請が530件余りと最も多い人吉市は「人手が不足しているが、申請が地区ごとにまとまり始めたため、今後、公費解体を加速させたい」としています。

<熊本豪雨から5か月 公費での建物解体 終了はわずか2件 – NHKニュース より一部引用>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201204/k10012745091000.html