粉飾記憶

ring_memo 面倒なので昨夜は風呂に入らなかった。ニオっていたのは「回収後、再販売された肉まん」だけではなかったと気がついた。
 子供のころに子供の目線で見た風景、そのころの我が家や通っていた小学校の、その周りの道筋のようす、そういうものがときおり夢に出てくる。昨夜も見た。中学・高校時代の風景というのは不思議と出てこない。
 小学校時代の後半、まったく道のないところに4車線の道が敷かれ、それまでの道筋が、いつもの風景が変わった。同じころ、小学校でも校舎の新築や改装工事があり、それらの前後の異同について、記憶・印象の混乱がある。そしてそれらが混乱し融解したまま、夢に現れてくるのだ。
 ネットで、自分の名をためしに検索するように母校の小学校名を検索してみたら、ホームページが見つかった。あの学校にもホームページがあるとは……時代であるな。そこには校歌のMIDIファイルまであった。改めてそのメロディを聞いてみて、当時としては、斬新というほどではないけれども、かなりモダンであったことに、気がついた。もっと古くさくてもいいようなものだが、学校が統合され、時代の雰囲気に合った新しい校歌が作られたようである。
 子供のころの記憶が、洗っても消えない垢のように、頭にこびりついている。そのころの「ニオイ」がすこし懐かしく感じるようになった今日このごろである。
(2002年7月20日)