アルゼンチンのROCK/POPS(19)

相次ぐ国軍の反乱等や度重なるデフォルトなどに見られるように、歴史上、『中進国』とされてきた国々の中では最も政情の安定していない国のひとつであり、この政情不安定さは1983年の民政移管後の失政や、2001年11月の経済破綻等、一連の経済不安や現在の極度に拡大した貧富格差の元凶とされている。この不安定さを国民統合が成功していない(国民全体に受け入れられる国民文化が成立していない)ことに求める言説は多い。
(中略)
通貨危機(通貨ペソの対米ドルペッグ制崩壊)により完全に暗転、2001年11月14日には国債をはじめとした対外債務の返済不履行宣言(デフォルト)を発する事態に陥り、経済が破綻。国際的な評価は地に落ちた。デフォルトにより貧困も拡大し、イタリアやスペインに職を求め大量の移民が流出、その中には医者・弁護士などの知識層も少なくなかった。1980年代に国民の約60%を占めていた中間層は2005年には国民の約20%となり、他方貧困率は2002年で53%に達するなど、かつてラテンアメリカで比類なき中流層の国だったアルゼンチンはもはや過去のものとなった。20世紀半ばまでは南米の指導者としての実力を備えていたアルゼンチンは、もはや完全にチリ、ブラジルに先を越されてしまったといえるだろう。

<アルゼンチン – Wikipedia>

2014/08/23
アルゼンチンはこれまでデフォルトを7回経験している(1827、1890、1951、1956、1982、1989、2001の各年)。

<アルゼンチン、「デフォルト危機」の顛末 – グローバルアイ – 東洋経済オンライン より一部引用>
https://toyokeizai.net/articles/-/45863

2017/10/23
アルゼンチンの場合は外債の大量借り換えと国際金融危機が重なり、ドル・ペッグという特殊要因もあったので、日本政府が同じような名目債務のデフォルトを起こす心配はない。
しかし日本の政府債務のGDP比はアルゼンチンのピーク時(150%)をはるかに上回るので、実質債務のデフォルト(財政インフレ)はありうる。

<アルゼンチン政府はなぜ借金を返せなかったのか – アゴラ より一部引用>
http://agora-web.jp/archives/2029078.html

2018/05/14
 ラテンアメリカではGDPで3位、そして1世紀前は米国と並んで世界で最も豊かな国とされていたアルゼンチンが5月8日、IMFに支援を要請した。
 政府は500億ドルを視野に入れているが、まずは200億ドル(2兆1600億円)から300億ドル(3兆2000億円)を要請するとされているが、5月9日の時点では確認されていない。
 マクリ大統領が国民にIMFに支援を要請することをテレビを通して伝えたその日にドゥホブネ財務相は米国に飛んだ。9日にはIMFのクリスティーヌ・ラガルド専務理事とも会談を持った。
 今回、マクリ大統領がIMFに支援の要請に踏み切ったのは、5月15日に償還せねばらない国債6740億ペソ(3兆2400億円)が控えているからである。デフォルトに陥ることを避けるべくIMFへの支援要請は政府の方で最後の最後まで資金繰りを見て決定を遅らせていたという。
 一方、IMFはアルゼンチンからの要請には積極的に協力する意向が強いと見られている。理由は、今年11月にブエノスアイレスにてG20の開催が予定されているからである。

<過去8回のデフォルト経験国アルゼンチン、9回目のデフォルトを避けるべくIMFに支援要請 – ハーバービジネスオンライン より一部引用>
https://hbol.jp/165655

2018/08/31
アルゼンチンの中央銀行は30日、通貨ペソの下落が続いているのを受け、政策金利を15%引き上げて60%とする緊急利上げを発表した。

<アルゼンチンの金利60%に – 共同通信 より一部引用>
https://this.kiji.is/407919267613295713

2018/09/03
 新興国通貨の下落が目立っている。利上げが続く米国へ新興国から資金が引き揚げられ、アルゼンチンやトルコは通貨危機の様相だ。トランプ米政権の保護主義も世界中で摩擦を引き起こし、堅調な世界の景気に暗雲がたちこめつつある。
 アルゼンチンの中央銀行は8月30日、政策金利を年45%から60%に引き上げた。それでも通貨ペソは一時1ドル=42ペソ周辺と過去最低水準に下落し、8月の下落率は30%超、年初からでは50%超に達した。その後1ドル=37ペソほどまで持ち直したが不安定な値動きが続く。

<通貨下落、世界の景気に暗雲 アルゼンチンは必死の声明:朝日新聞デジタル より一部引用>
https://www.asahi.com/articles/ASL920274L91UHBI02X.html

2018/09/04
アルゼンチンのマクリ大統領は3日、大豆輸出に対する新たな課税や歳出の大幅カットなどを含む緊急の経済対策を発表した。国際通貨基金(IMF)の500億ドルに上る融資プログラムを加速させるため、来年度予算の均衡化を目指す。
それによると、来年度の財政赤字縮小分のうち約半分は歳出カットで実現。また歳入増については、ほぼすべてを輸出品への課税で賄う。一次産品の輸出には1ドル当たり4ペソ、その他の輸出品については1ドル当たり3ペソを課すという。
マクリ大統領は新税について「より質の高い雇用を生み出す輸出拡大という、われわれが育成したいことに反する」と認めた上で、緊急の対策だとし、経済が安定を取り戻せば廃止すると明言した。

<アルゼンチン、緊縮財政策を発表 輸出品課税や歳出カットなど ロイター より一部引用>
https://jp.reuters.com/article/argentina-economy-idJPKCN1LJ21U

2019/08/13
 10月27日(日)の大統領選の前哨戦となる予備選で、野党候補のフェルナンデス元首相の得票率が47%前後となり、現職のマクリ大統領の得票率32%前後を大きく上回って圧勝したのです。
 現職のマクリ大統領は構造改革や財政規律を重視しており、経済界や海外投資家からの信頼が厚いことで知られています。
 一方、フェルナンデス元首相はマクリ大統領の経済政策を批判し、財政規律を無視した年金増額や、国際通貨基金(IMF)による金融支援をめぐる合意を見直すといった方針を掲げています。
 そんなフェルナンデス元首相が大統領予備選に圧勝したことで、デフォルト(債務不履行)常習犯ともいえるアルゼンチンが再びデフォルトに陥るとの警戒感が高まり、アルゼンチンペソ売りが殺到したのです。

<アルゼンチンでトリプル大暴落! 大統領予備選で野党候補圧勝し、またデフォルト!?|ドル・円・ユーロの明日はどっちだ!? – ザイFX! より一部引用>
https://zai.diamond.jp/articles/-/322964

 

世界有数の債権国で、1980年代中期以降、経常収支は常に黒字、何もせずとも貸付けに対する利払い金が稼げる日本。
にも関わらず日本の公的債務の総額はもはや返そうにも返せない天文学的数字となっている。
「日本政府が日本国民にデフォルトを宣言」することはありえぬが、デノミなら終戦直後の新円切替で経験している。当然、そのツケはすべて国民、民間資金にまわされる。
そうなっても政治家・役人は誰ひとりとして責任を取らないだろう。
「日本がアルゼンチンタンゴを踊る日」は決して絵空事ではない。

 

Rama – Sabarabam(1971/05/07)
アルゼンチン?
『マナ・マナ』を連想した。

 

Ginamaría Hidalgo – Comencé Una Broma(1969)

Ginamaría Hidalgo – Lluvia En Mi Corazón(1969)

Ginamaría Hidalgo – Una Lágrima En Tu Rostro(1969)
“Una lacrima sul viso”(ほほにかかる涙)のカバー。

Ginamaría Hidalgo – Barro Que Ando(1969)
スキャット。
ダニエル・リカーリの『ふたりの天使(Concerto pour une voix)』(1970)よりこちらが先。

 

Violeta Rivas

Voleta Rivas – Que Suerte(1969 – original recording 1964)

Violeta Rivas – Mi Juramento(1969 – original recording196?)

Violeta Rivas – El Amor Es Asi(1968)

Violeta Rivas – El Muelle(1968)

 

Nacha
Nacha Guevara

Nacha – Proximidad
from the album “Nacha Guevara Canta”(1968)

Nacha – Me Quería Mucho
from the album “Nacha Guevara Canta”(1968)

Nacha – Lamento Indio
from the album “Nacha Guevara Canta”(1968)

Nacha – Canción de Cuna Generacional
from the album “Nacha Guevara Canta”(1968)

Nacha Guevara – El Ejército De La Nueva Canción
from the album “Mezzo Soprano”(1969)
2度目の引用。

Nacha Guevara – La Mucamita
from the album “Mezzo Soprano”(1969)

Nacha Guevara – No Se Casen Chicas
from the album “Mezzo Soprano”(1969)

Nacha Guevara – Pedro
from the album “Mezzo Soprano”(1969)

Nacha Guevara – Soy Snob
from the album “Mezzo Soprano”(1969)

 

Irene Morack

Irene Morack – Siempre Nada(1969)

Irene Morack – La Verdad Impúdica(1969)

 

Las Mini Short

Las Mini Short – Cantar Y Bailar(1971)
Silvana Di Lorenzo/Alejandra Rodrigo/Maria Esther Lovero/Rosita Aguiar

Las Mini Short – Junto A Nosotras(1971)
Silvana Di Lorenzo/Alejandra Rodrigo/Maria Esther Lovero/Rosita Aguiar

Las Mini Short – Necesito Tu Amor(1971)
Silvana Di Lorenzo/Alejandra Rodrigo/Maria Esther Lovero/Rosita Aguiar

 

Silvana Di Lorenzo

Silvana Di Lorenzo – Que Pasa Entre Los Dos(1973)
Argentina/Mexico

Silvana Di Lorenzo – Me Muero Por Estar Contigo(1973)
Argentina/Mexico

Silvana Di Lorenzo – Caramelo…Me Decias Tu(1974)
Argentina/Mexico

Silvana Di Lorenzo – Yo Te Necesito(1974)
Argentina/Mexico

 

追加記事

2019/08/17
欧州系格付け大手フィッチ・レーティングスは16日、アルゼンチンの国債の格付けを「B」から「トリプルC」に引き下げ、デフォルト(債務不履行)の可能性を警告した。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)も「B」から「Bマイナス」に引き下げた。

<アルゼンチン国債格下げ デフォルト警告 | 共同通信 より一部引用>
https://this.kiji.is/535302256663512161?c=39546741839462401

(2019年8月17日)