その日、本州を襲った颱風は彼の病室の屋根の上を叫んで通った。ひどい熱のため彼の病室は茫と蒸れてゐた。何時の間にか彼は高く高く吹き揚げられて行くのだった。彼は珍しい小型の飛行機を操縦してゐた。雨雲が翼を濡らし、眼鏡も霧で曇った。しかし飛行機は雲の上に浮きあがった。すると、下はまっ白な雲で、上は青空だ。そして悠々たる雲の敷ものの上に、あざやかに映る虹があった。虹の大輪はゆるやかに廻った。彼は微笑した。そして睡くなった。(原民喜)

霧島昇、小川静江 – サム・サンデー・モーニング(1950/08) 作詞:山口国俊、作編曲:服部良一  自民党の北川知克元副環境相の死去に伴う衆院大阪12区補選と、自由党衆院議員だった玉城デニー氏の沖縄県知事 …