« トンテンカン-->天下取る | メイン | リーゼントのトラック野郎ではありません »

強い者が生き残る生存競争の活舞台

最新の白木屋CMに出ているのは「恋のから騒ぎ」の我満紗千子だろうか? それとも他人の空似か?

自衛隊のイラク派遣や声高な改憲論議に危機感を持った元ブルースバンド「憂歌団」マネジャー、奥村ひでまろさん(51)の呼び掛けで、関西のミュージシャンや詩人、在日韓国人が憲法の条文を公開録音、3日の憲法記念日にCD「詠唱 日本国憲法」として発売する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040503-00000003-maip-soci

例によって『2ちゃんねる』ではボロクソに云われ、叩かれている。
昔からアメリカには、民主主義の理想を掲げるリベラル派と、軍産協同で利益を追求する重商主義的保守派の二つの潮流があって、占領下日本を統治したGHQにもそのまま持ち込まれた。事実上の押し付けであるところの日本国憲法はリベラル派の理想である。その理想はしかしすぐにアメリカ自身によって否定されてしまった。
それから半世紀以上が経ち、今またアメリカから日本政府に対して、その理想を完全に否定するように、すなわち戦争の出来る国になるように要請されている、というのが現状である。
日米安保がある以上、日本は米国の属国に甘んじなければならない。そしてまた日米安保を離脱するいかなる動きもアメリカは絶対に許さないという現実がある。
つまり、日本がアメリカの膝下から真に独立することは、アメリカ自身が変わらない限りは不可能だということなのだ。
そういう状況において、憲法改変に反対しても、結果的には60年安保闘争と同じ轍を踏むだけだろう。
自衛権は国際法上認められている。したがって“戦争の出来る国になる”というのは、自衛戦争以外の戦争という意味合いが強い。国連軍として、またはアメリカ率いる有志同盟の一員として、直接的には関連のない紛争について国外へ出て武力行使を行なう、ということである。
それをしたいという人たちが、今、日本で増えている。

トラックバック

この一覧は、次のエントリーを参照しています: 強い者が生き残る生存競争の活舞台:

コメント

白木屋CMの件。
他人の空似ではなく本人だった。
5月25日の時点で「モッシー?!」の人のバージョンも流されている。
検索したら、すでに1月「恋のから騒ぎ」元メンバー5名が白木屋ポスターに登場しているという。
白木屋って、もう何年も行ってないから判らんのよ。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)