八月十五日のやどがへ(後)

ということで、

register movement 第五ステージ
The Journal of E. Sugasawara is to be called Aoyama-dori ave. for Dolly Levi, 2017

へ、ようこそ。

『第五ステージ』の「ステージ」は「段階」や「レヴェル」ではなく、撮影所にあるステージ(スタジオ)をイメージして命名した。

副題は、アメリカの詩人ジョン・ウィナーズが書いた日誌のタイトルの捩りで、さしたる意味はない。

The Journal of John Wieners Is to Be Called 707 Scott Street for Billie Holiday, 1959
by John Wieners, Fanny Howe (Preface), Lewis Warsh (Preface)

Begun on March 8, 1958, this never-before published document takes the reader through one of the richest literary periods of the great American poet’s life, from the time of his first publication, The Hotel Wentley Poems, until 1960, the period he lived in San Francisco and participated in what now is described as the San Francisco Poetry Renaissance.

<The Journal of John Wieners Is to Be Called 707 Scott Street for Billie Holiday, 1959 by John Wieners — Reviews, Discussion, Bookclubs, Lists より一部引用>
https://www.goodreads.com/book/show/976909.The_Journal_of_John_Wieners_Is_to_Be_Called_707_Scott_Street_for_Billie_Holiday_1959

マイケル・マクルーア&ジョアンナ・マクルーアの暮らしたフラット
Michael and Joanna McClure’s flat
707 Scott (near Grove and Alamo Squre)
(中略)
ジョン・ウィナーズはこの家で自分の日誌を綴っていた。その日誌にはおかしな長いタイトルがつけられていた。こんな具合。『ビリー・ホリデイのためのスコット・ストリート707番地と呼ぶべきジョン・ウィナーズの日誌1959年/The Journal of John Wieners Is to Be Called 707 Scott Street for Billie Holiday 1959』。

<ビル・モーガン著、今井栄一訳『アレン・ギンズバーグと旅するサンフランシスコ』217~218ページ より一部引用>

この日誌は1996年4月にロスで出版されており、今日現在、ネット上で無料で読むことができる(以下リンク先参照)。

スコット・ストリート707番地という場所とビリー・ホリデイの関係については知らない(日誌の中に関連する記述があるかないかも読んでないので判らない)。

その番地は幾つか実在するが、ジョン・ウィナーズが滞在したのはサンフランシスコのそれ。きっとそこで彼はお気に入りのビリー・ホリデイのレコードを聴いていたのだろう。

ちなみに日誌が始まった日にはまだビリー・ホリデイはまだ生きていたが日誌の最後の日付を待たずに生涯を閉じている。あるいはタイトルの『ビリー・ホリデイのための』云々は訃報を聞いてあとから付け加えたのではないかとも思われる。

707 Scott St
San Francisco, CA 94117
アメリカ合衆国

707 Scott St
Baltimore, MD 21230
アメリカ合衆国

707 Scott St
Fort Frances, ON P9A 1H9
カナダ

特にアメリカでは道路を基準に地番が決められていく例が少なくない。
日本でいうと京都や札幌などはそんな感じだ。

ニューヨークの街は実はとても合理的に作られていて、中でもマンハッタンは「ストリート(横)」と「アベニュー(縦)」による碁盤目の形になっています。

南から北へ、東から西へ
駅の名前などを見れば一発で分かるのですが、ストリート名は南から北へと番号が増えていきます。
対してアベニューは東から西へと番号が増えていき、それらがきれいに網の目を作っているのです。

<マンハッタンは碁盤目?ストリートとアベニューで理解するニューヨーク – BASIK NEW YORK より一部引用>
http://basikny.com/manhattan-system

マス目状の町はたしかにスッキリしてるが、合理的すぎていささか興趣に欠ける。
その点、東京は狭いことに目を瞑れば、なかなか起伏に富んでいて、飽きがこない。

Billie Holiday – On The Sunny Side Of The Street(1944)
2度目の引用。

The Pixies Three – 442 Glenwood Avenue(1964)
3度目の引用。

海月ひかり – 渡辺通り三丁目(2008)

  ※(略)

 

福岡市中央区に「渡辺通」がある。

で、ふたたび副題の件に戻れば、おれは青山通りが一番好きなんだよ。
道路中央の分離帯を取っ払って、電線も全部地下化すれば、東京には珍しく空の広い大通りとなるわけで、大きな山車かなんかを連ねて、派手にパレードをすればいいと思ってる。都知事にはぜひそれをお願いしたいな。

George Melachrino / The Melachrino Strings and Orchestra – Before the Parade Passes By(from Hello, Dolly!)
from the album “The New Sound Of Broadway”(1965)

  ※(追記:この動画は削除されました

 

Ginger Rogers – Before the Parade Passes By(TV live, 1967/01/22)

Rod Hull and Emu’s Pink Windmill Kids – Parade (A Banda) / I’m a Brass Band / Before the Parade Passes By
なにやらヤバげな動画。

from the fifth episode of the second series of Emu’s World from 1982, by the way – the first series to employ the children from Corona Stage School.

Carol Channing – Before the Parade Passes By(Macy’s Thanksgiving Parade, 1999/11/23)
BroadwayTVArchive
2015/11/26 に公開

2000 Parade Passes By clip
Pacific Empire
2014/10/13 に公開

Dan Zanes & Matthew Broderick – Before the Parade Passes By(2009/11/17)

Joseph A. Ferko String Band – Before the Parade Passes By(2013)
mummchick
2013/04/16 に公開

以下、「パレードが通りすぎる前に」「パレードに雨を降らせないで」を含む投稿。

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