関東地震、400年間隔が多い可能性 東大など海底地層調査
2011.9.16 22:31
大正12(1923)年の関東大震災など関東南部沖の相模トラフで200~400年間隔で繰り返すとされる「関東地震」について、東京大学などの研究グループは16日、400年に近い間隔での発生頻度が多い可能性があるとする調査結果を新潟市で開催中の歴史地震研究会大会で発表した。
関東地震は関東大震災のほか、1703年に発生した震源域の広い「元禄地震」がある。それ以前の地震の詳細は分かっておらず、国は2つの地震から発生間隔を推定している。
研究グループは、神奈川県三浦市の海底で堆積物の層を5層確認。上から2番目の層で1560~1820年ごろのフジツボが、3番目の層では1230~1400年ごろの貝殻が見つかった。5番目の層は5~6世紀ごろとみられる。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110916/dst11091622320029-n1.htm
2011年9月17日14時22分
首都圏で地震活発化 M3以上の頻度、震災前の6.6倍
東日本大震災が発生してから半年の間に、東京都など首都圏でマグニチュード(M)3以上の地震が起きる頻度が、震災前の6.6倍に上ったことが、東京大学地震研究所の調査で明らかになった。大規模な地震が起きる危険性も高まっている可能性があるという。
地震研は東京都、神奈川県、千葉県などの首都圏、半径約70キロの範囲で起きた地震を震災前後で比較。その結果、震災前は5年間で約500回だったM3以上の地震が、震災後は半年で347回起きており、地震活動が活発化していることが明らかだった。
地震研の酒井慎一准教授は「地震は規模が大きくなるほど頻度は下がるが、回数が増えれば、一定期間内に大規模なものが起きる確率は高まる。首都圏でも大地震が起きるかもしれないということを改めて考えて欲しい」と話している。(小坪遊)
http://www.asahi.com/science/update/0917/TKY201109170173.html
プレート地震:首都圏直下、急増 「M7級、30年で98%」――東大解析
直下地震の発生が懸念される首都圏で東日本大震災以降、プレート(岩板)境界型地震が急増していることが、東京大地震研究所の酒井慎一准教授らのチームの解析で分かった。マグニチュード(M)7級の地震で1万人以上の死者が出ると国の中央防災会議が予想した東京湾北部など、首都圏直下の3カ所のプレート境界で地震活動が活発と推定している。
首都圏の地下には、陸、フィリピン海、太平洋の3枚のプレートが複雑に重なり合っている。1923年には関東大震災(M7・9)が起きた。古文書などから首都圏ではM8程度の巨大地震が200年周期で発生し、その間にM7程度の地震がしばしば起きたことが分かっている。
チームによると、大震災後の半年間に首都圏で起きたM3以上の地震は計347回で、過去5年間の合計530回に迫り、半年当たりの回数では6・6倍。約8割がプレート境界型だった。
特に活発化していると見られる3カ所のプレート境界で地震が発生した場合、影響を受けるのは▽東京湾北部▽房総半島南部▽茨城県南西部~千葉県西部と推定。東京湾北部のプレート境界(深さ70~80キロ)では、震災以降半年の地震が過去同時期の約6倍に増えた。
国の地震調査委員会は、首都圏でM7級の地震が今後30年以内に起きる確率を「70%」と予測している。酒井准教授は「直近のデータを踏まえると、今後30年間で98%になる。東日本大震災の影響が反映されるべきだ」と話す。
2011年9月17日
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110917ddm003040079000c.html
マグニチュード3、4クラスなどどうでもいいって感じです。
関東大震災の発生パターンは400年間隔だとしても、それ以外のがありますからね。
南関東直下地震(みなみかんとうちょっかじしん)は、関東地方の南部(神奈川県・東京都・千葉県・埼玉県東部・茨城県南部)で歴史的に繰り返し発生するマグニチュード7級の巨大地震を指す。首都直下地震、東京直下地震、東京大震災などともいう。日本で想定される都市直下型地震の一つ。ただし、関東地震(マグニチュード8級)に属する地震はこれには含まれない。
関東地震は200 - 300年間隔で発生するとされる相模湾のプレート境界(相模トラフ)を震源とするマグニチュード8級の地震を指す。1703年12月31日(元禄16年11月23日)の元禄大地震と1923年(大正12年)9月1日の関東地震(関東大震災)がこれに属する。
これに対して南関東直下地震はマグニチュード7級と多少規模が小さいが、関東地震の間隔内につき数回程度は発生するとされる直下型・海溝型・海洋プレート内地震を指す。
<南関東直下地震 – Wikipedia>
これですね、コレ。首都直下型地震。
以下の情報を見ると、オレの住んでるところは揺れや火災についてはさほど心配はなさそうだ。
ただ建物が1968年のものなので、崩壊して圧死、という事も考えられる。
【首都直下型地震の情報】
- 内閣府 防災情報のページ > 地震対策 > 首都直下地震対策
- 中央防災会議・首都直下地震対策専門調査会
- 「首都直下地震による東京の被害想定」(最終報告)の公表について|東京都
- HOME >地震情報サイトJIS – 地震の総合情報 > 地震データ > 東京 地震に対する地域危険度の測定調査
- 明治東京地震 – Wikipedia
【地震情報】
- Yahoo!天気情報 – 地震情報
- 地震情報サイトJIS – 地震の総合情報
- 気象庁|地震情報
- 防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網
- 気象情報システム(株):全国地震情報
- 防災科学技術研究所 強震ネットワーク Kyoshin Net
- USGS Earthquake Hazards Program ≫ Latest Earthquakes in the World – Past 7 days (世界の地震速報)
【参考】
- 津波対策。あなたの街の高台を探せ!海抜高度が分かる地図。東京湾に津波が来たら!? 本とITのチカラ
- りそな総合研究所 2011年11月8日 止まらない東京圏からの流出 ~震災を機に九州への転出が大きく増えている~
追加記事
「東京を中心とした地域では今後、安政江戸地震のような直下型、東海地震、そして房総沖を震源にしたものと3回の大地震に見舞われる。特に東日本大震災で“割れ残った”房総沖は危険な状態だ」
こう指摘するのは、東海大教授で地震予知研究センター長の長尾年恭氏(55)。同氏は東大大学院で地震予知研究を深め、金沢大助手に。ギリシャに渡り、予知を成功させたアテネ大のバロツォス教授と共同研究に取り組んだこともある。98年、現職に就いた。
3・11大地震は岩手沖から茨城沖にかけた南北500キロ、北米プレートと太平洋プレートがぶつかり合う海域で起こった。地下では岩盤が激しく割れ、エネルギーが発散された。長尾氏は3・11震源域のすぐ北側と南側に岩盤の「割れ残り」があると推定。「地中の構造からみて、房総沖、青森沖とも最大でM8。震源の深さ20~30キロが考えられる」というのだ。
都内は房総沖地震の震源地から100キロ以上離れているとはいえ、最大で震度6強、広い範囲で震度6弱の揺れも想定される。地震研究の最前線では「早ければ10年以内、遅くとも30年以内には間違いなくやってくる」(別の研究者)とみられている。
どのような被災状況になるのか。似たようなケースとして、千葉県は地域防災計画で「千葉県東方沖地震」(M6・8)を想定している。これによると、同県内だけで死者37人、損壊する建物5300棟、経済損失3700億円にのぼる。
ただ、長尾氏は「M8とM6・8では地震のエネルギーが60倍違う。M6・8では発生しない津波も、M8では大津波になる。具体的な数字は分からないが、深刻な被害が首都圏一円に及び、とりわけ東日本大震災で液状化に見舞われた地域はまた被害を受ける」とみる。
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20111020/dms1110201601010-n1.htm
内陸の、池や沼や田んぼを埋め立てた地域の液状化被害が先の震災で注目されましたが、臨海地区の液状化被害ということであれば、古代の海岸線と現在のそれを重ねあわせれば一目瞭然でしょう。
今では有名なこの図『海に沈む東京―界面が5m上昇した場合(縄文海進)』は液状化問題を考える上でも大いに役立つと思われます。
特に東京湾岸の部分は、元々葦が生い茂る湿地帯で、江戸開幕以降に埋め立てられて人が住むようになったところですから、普通の建物はどうなるか判りませんし、地底の岩盤に太い杭を打ち込んで建てたビルやマンションなら地面の方が上がったろ下がったりするでしょう、たぶん。
(2011年10月20日)
追加記事
関東大震災(かんとうだいしんさい)は、1923年(大正12年)9月1日11時58分32秒(以下日本時間)、神奈川県相模湾北西沖80km(北緯35・1度、東経139・5度)を震源として発生したマグニチュード7・9の大正関東地震による地震災害である。
<関東大震災 – Wikipedia>
関東大震災は、
相模トラフを震源とするプレート境界型地震(海溝型地震)である関東地震(関東大地震)の周期的地震の一つだった大正関東地震による、災害の総称
だそうです。
内陸の断層型 と 海底のプレート境界型 の違いで我々に関係あるのは津波の有無ですが、揺れることには変わりはありません。また二つの型が連動するということもあるそうです。
したがって、関東大震災の事例から学ぶべき事は多すぎるくらいある、といえるでしょう。
これから東京で起きるであろう大地震、およびその前後について、どのような事態が起こるのか、それをしっかり考えてみる。
今後どう生きていくのか、行動するのか――、それによって生死が分かれる可能性は大いにあると思います。
幻の映像 1923年関東大震災衝撃映像
関東大震災の記録 (大正12年9月1日)
Earthquake of Tokyo 1923
(2012年1月8日)
追加記事
- 「問題は関東地震じゃなくて、それ以外の首都直下型地震のほう」と思ってたら、そうじゃなかった! 佐久間 航 全文書
- 最大で34・4メートルの津波 佐久間 航 全文書
- M7級首都直下地震、4年内70%…東大地震研 佐久間 航 全文書
(2012年5月24日)
追加記事
過去の首都直下地震をすべて集めてみた(1600年~)
2018/07/22
人が死なない防災 / サブチャンネル
(2018年7月23日)
