メイン

2006年10月23日

週刊アサヒ芸能 創刊50周年

061023_01.jpg徳間書店刊『週刊アサヒ芸能 創刊50周年特別記念号』税込980円
山下書店渋谷南口店で購入。
価格も内容もいささか不満ですね。
社内に資料があまり残されていないんじゃないかという気がします。
1947年『アサヒ芸能新聞』として創刊され、1956年、時の週刊誌ブームに対応して『週刊アサヒ芸能』となってから半世紀。
本来なら写真だけでも相当なものが残されているはずです。
もしあるなら、いくつかのテーマ・切り口に分けて、出してもらいたいものです。

2006年10月09日

1964 - 2016

061009_01.jpgメディアパル発行 メディアパルムック『東京オリンピック1964・2016』1200円+税
リブロ青山店で購入。
石原都知事の五輪招致に連動した企画のようですね。96ページ中8ページが2016年招致の記事で、残りが第18回オリンピック東京大会の記録となっています。
競技・施設の写真、史料、関係者インタビュー等、ひととおり揃っていて、しかもコンパクトにまとめられております。
なかなかいいですね。

 

2006年08月31日

淘汰と純化

060901_01.jpg
昨日、ブックファースト渋谷店地下1階で、
いなほ書房発行、星雲社発売、乗金健郎著『コーヒーソング20』
1400円+税(70円)=1470円
という本を買いました。
2004年4月30日の発行です。
著者は倉敷の『珈琲館』で“主任”をなさっている方だそうです。

 

コーヒーの歌、といえば、
昔ひょんなことからコーヒーソング、紅茶ソング、喫茶店ソングのリストを作ったことがありまして、その後、1999年にWEBで公開いたました。
5-6-7 Oldies but Goodies and SONO-COLO:喫茶店・珈琲・紅茶ソング一覧
今でもときどき更新してるんですよ。

仕事の資料としてこれまで何冊かコーヒー・喫茶関連の文献を購入しております。
せっかくですので、ここでちょっとご紹介しておきましょう。


060901_02.jpg
柴田書店刊、伊藤博著、味覚選書『コーヒー讃歌』(1975年6月初版)
『第十二章 コーヒーと絵画・音楽』という項目があり、コーヒーソングということでは一番参考になりました。

 

060901_03.jpg
柴田書店刊、UCCコーヒー博物館編『コーヒーという文化 国際コーヒー文化会議からの報告』(1994年5月初版)
UCC神戸本社の新社屋落成を記念して1992年に開催された『国際コーヒー文化会議』。そのゲスト・スピーチを収録したのがこの本。
「ウィーンのコーヒー・ハウスの由来」「エチオピアのコーヒー儀式」「日本の喫茶店文化の変遷」等々、非常に興味深いテーマばかり。

 

060901_04.jpg
雄山閣出版刊、『全集 日本の食文化 第六巻 和菓子・茶・酒』(1996年10月初版)
全12巻中の第6巻。
残念ながら、コーヒー・紅茶については載ってません。
本来の意味での“喫茶”について知りたくて買いましたが税込4944円もしました。

 

060901_05.jpg
雄山閣出版刊、小菅桂子著『近代日本食文化年表』(1997年8月初版)
安政元(1854)年から昭和63(1988)年までの年表で、かなりの労作です。
コーヒー関連の初出は、明治11(1878)年、コーヒーの木を小笠原諸島および西街道各所に移植、の項目。

 

060901_09.jpg
雄山閣出版刊、草間俊郎著『ヨコハマ洋食事始め』(1999年5月初版)
幕末から明治初期の横浜における、西洋風な食事、食品、食習俗、およびそれらに関わる内外人の行動について分析しています。
第七章に「コーヒー店の出現」という項目があります。

 

060901_06.jpg

柴田書店刊、井上誠著『珈琲の書』(1977年2月初版)
箱入りで、なにやら中世ヨーロッパの錬金術秘伝書みたいな雰囲気です。
書名どおりコーヒーそのもの、その飲み方、飲まれ方について書かれておりますが、折々に著者の経験・体験談が語られていて、エッセイとしても楽しめるものとなっております。

 

060901_07.jpg060901_08.jpg

(左)小学館文庫657 小石原はるか著『スターバックス マニアックス』(2001年11月第5刷)
657円+税。
(右)ぴあ刊『STARBUCKS AtoZ』(2002年4月発行)
886円+税。
どちらもスターバックス コーヒー ジャパンの全面協力で出された、一種の啓蒙書(!)


個人的にはコーヒーよりミルクティー、ミルクティーより苦いお茶が好きでして、私的な興味だけでコーヒーの本を買うということはまずありません。
冒頭の『コーヒーソング20』も実は仕事の資料として購入いたしました。
ファミレスのおかわり自由のコーヒー、スターバックス型チェーンが、旧来の日本の喫茶店にどう影響を与えたかを考察する仕事です。
キーワードは淘汰と純化です。

 

2006年08月14日

サヨナラTOKYO

060814_01.jpg060814_02.jpg

過日、新宿紀伊国屋書店本店で、『荷風!』のVol.8『特集“昭和30年代”東京』と、vol.9『特集 新宿郷愁』の2冊を買いました。
たまたまレトロ本のフェアをやってましたもんで。
『荷風!』はもう買わなくていいかな、なんて思ってましたが、どうしてどうして。
資料的価値の高い内容を堅持しておりましたよ。
Vol.8は東京オリンピックと、その開催直前の都心のスクラップ&ビルド、すなわち景観の激変ぶりそのものをテーマとしております。
私自身、甲州街道でアベベや円谷に直接声援を送るというやり方で、大会にはしっかりと参加しておりまして、いわば私の人生の原点ともなったまことに印象深いイベントでありました。
すばらしいシーンがたくさんありましたが、中でも私の最も心に残るシーンは、整然と始められた閉会式の、あの入場行進が突然崩れたときの光景でした。
外人選手にかたぐるまされる日本選手。肩を組み、互いの健闘を讃えあって、再会を約すアスリートたち……。
第18回の五輪は商業主義・国際政治の介入の嚆矢となりましたから、あれは事実上、牧歌的友情が輝いた最後の瞬間でもあったのです。
さよならTOKYO、MEXICOでまた会いましょう!
電光掲示板にそのメッセージが輝いたとき、
私はなぜか、メキシコシティで選手たちに再会しなければならない、と強く強く感じたのでした。
アレから42年、私はまだメキシコを訪れてはおりません。

2006年03月23日

西田敏行の泣いてたまるかDVDコレクション

060323_01.jpg060323_02.jpg

3月7日、デアゴスティーニ刊『隔週刊 渥美清の泣いてたまるかDVDコレクション』全27巻がようやく揃いました(写真上左)。

register movement: 泣いてたまるかDVDコレクション
で書いたとおり、第1巻発売が2005年3月8日ですからちょうど1年と2ヶ月かかったわけです。
27巻中26巻はあおい書店四谷三丁目店で買ってます。同じところで買い続けるのが書店側にも都合がいいだろうと思いましてね。

やっと揃ってホッとしたのもつかの間、ひき続き西田敏行版『泣いてたまるかDVDコレクション』(写真上右)の刊行が始まりました。
ありゃりゃ、これも買わなくっちゃ。

2006年03月06日

1969年。総崩れし、燃え尽き、頽落へ回帰した年。

060306_01.jpg季刊『SIGHT』4月号 特集「1969年、レッド・ツェッペリンがロックの扉を開けた」「検証 ライブドア事件」 税込780円。
編集長の渋谷陽一といえば二十歳で雑誌『ロッキング・オン』を創刊した音楽系メディアの有名人ですね。
この総合誌『SIGHT』は1999年に『ロッキング・オン』の増刊号という形で創刊され今号まで続いておりましたが、さっき本屋で立ち読みしてたら“次の号からリニューアルする”なんて見開きの社告がなぜか黒枠で掲載されてて、ちょいとビックリしましたよ。
日本の右傾化を憂え、これからはリベラルの立場を鮮明にして、政治・思想・社会といったジャンルに誌面の多くを割きたい、ということのようです。

rockin'on official site
http://www.rock-net.jp/

2006年02月07日

昭和30年代パノラマ大画報

060207_01.jpg宝島社刊『昭和30年代パノラマ大画報 今よみがえる、ニッポンの青春!』1200円+税。
2006年2月15日発行。
監修:コモエスタ八重樫
制作:株式会社レッカ社
増補・改訂・編集:ケンコミュニケーション

映画「三丁目の夕日」は団塊世代にかなり好評だったようですね。今後同じように彼らのフトコロへ照準を定めた商品がいろいろ出てくるでしょうが、じつは昭和30年代とか1960年代へのレトロスペクティヴは1970年代後半に最初のブームが起こってるんですよ。ワタクシなぞもその頃いろいろ企画を売り込んだもんです。
これからその第2波がきっと来るでしょう。前回と違うのは個人に焦点を当てるという傾向が強いこと。各人の個人的体験を透してあの時代を語るというのがポイントですね。このことはいづれ皆さんにも感じ取っていただけることと思いますよ。それはさておき――

この「昭和30年代パノラマ大画報」はカバーの返しに紹介されているとおり、1991年8月にJICC出版(現・宝島社)より初版発行された『1960年大百科 東京タワーからビートルズまで』(下左)を増補・改訂したものです。

060207_02.jpg060207_03.jpg

その後、これに年表を加えたものが、1997年12月、宝島社から 別冊宝島354『さよなら20世紀シリーズ [1960年大百科] 』(上右)として出されておりますから、
実際にはこれで3度目のリイシューということになります。
まぁ決定版ということでしょう。

060207_04.jpg宝島社における、このテの企画の原点は、やはり1975年6月1日発行「宝島」6月号(JICC出版局刊。第3巻6号=発売は1975年5月1日)の特集「ぼくたちの世代 SWINGIN' 60'S CATALOG」でしょう。北山耕平の「LOVE ME DO!」と、結城 杏の「OLD FRIENDS」の2つの文章に、写真・図表などを加え膨らませているため、時に本文が途中で何ページも飛んだりする、ちょっとクセのある編集なんですが、そこがマァなんとも宝島らしいんですね。
表紙には「植草甚一編集」と謳われてますがこの頃の実際の編集人は高平哲郎です。

060207_05.jpg同じ年の12月、やはり重要な一書が発売されております。
主婦の友社刊、小野耕世編 21世紀ブックス「CUSTOM版 60年代のカタログ」がそれです。
「思いでの、テレビ・まんが・CM・映画・歌謡曲・ポップス・ファッション……大行進!」との惹句そのままに、各ジャンルが鳥瞰的に網羅され、その方面に詳しいスペシャリストによって、思い入れたっぷりの註釈が加えられる、というスタイルでした。
いかにもアメコミ研究者である小野の編集らしく、日本で人気だったアメリカのテレビドラマが冒頭に来ています。もちろんトップは「スーパーマン」です。

さて、すっかり懐古ブームが定着した80年代、その余波消えやらぬ90年代には、同工のレトロ本が次から次へと出版されました。そのほとんどはビジュアル(グラフィック)中心で、テーマごとに細分化される傾向がありました。
たとえば「自民党抗争史」とか「ザ・全共闘」みたいなところまでいきましたから。
映画、テレビ、ラジオ、芸能、音楽、書籍、雑誌、イベント、雑貨、食品、楽器、車、バイク、鉄道、旅客機、船舶、兵器、風景写真、建築、スポーツ、ファッション、遊び、玩具、ブーム、事件、犯罪、風俗、言葉、思想、政治、経済、そしてコンピューターとインターネット、、、、
ネタ的には、ほぼ出尽くしたんじゃないでしょうか。
あ、一個足りないものがありました。反省(!)です。
        団塊世代が一番ニガ手なのがこれでした(笑)

2006年02月04日

脱力フレーズ満載

060204_01.jpg幻冬舎コミックス刊、幻冬舎発売『昭和へっぽこフレーズ大全 このへんでドロンします』税込1050円。
2005年4月30日発行。・・・あ、去年の春でた本なんですね。気がつきませんでした。
いわゆる死語のオモシロさを扱っておりますが、この本のエラいところは単語ではなく、あくまでフレーズで収集していることでしょう。
タイムスパン的にはかなり幅があって、戦前から昭和40年代くらいまででしょうか。さすがに今では違和感のある言い回しばかりですね。
昭和50年代の若い人の演劇やコントで、笑いを取るためのギャグとして、よくこういった言葉が使われてましたっけ。
ところで「あら、あんたカマトトね」っていうの入ってませんでしたネ。

2005年12月26日

SONGS

051226_01.jpg『レコードコレクターズ』2006年1月号 特集『シュガー・ベイブ「SONGS」』税込700円。

シュガー・ベイブの唯一のアルバム『SONGS』は私の愛聴盤のひとつです。
彼らの発想は当時の日本のミュージックシーンとしてはまったく稀有でレア。そのことが今でも高い評価を受けている理由の一つでしょう。
今回のCD再発を機に、私は、収められているそれぞれの曲がどのような洋楽曲につながっているのか、それを逆にたどって聞いてみようと目論んでます。

2005年12月04日

あゝ上野、アメ横、秋葉原

051204_01.jpg日本文芸社『荷風!』vOL.6 特集『あゝ上野、アメ横、秋葉原』。税込880円。
「上野・御徒町」と「秋葉原」は隣接する地域でありながら、今じゃまったく風情の異なる地域ですね。
今年(2005年)、デジタルシティ秋葉原はまた一段と小ぎれいになって、女性客・ファミリー客が押し寄せているとか。
一方、上野・御徒町は浅草と同質の文化圏。同じアダルト方面でもバーチャルでなく、あくまでリアルです。なかなか若い女性が来たいという雰囲気じゃありません。
秋葉原の文化圏と、上野・浅草の文化圏。私はどちらも面白いと思ってます。しかし足が向くのは秋葉原ですか。

2005年10月02日

ジェリー藤尾の真実

051002_01.jpg創美社発行、集英社発売、ジェリー藤尾著(小田豊二・聞き書き)『ともあれ、人生は美しい――昭和を生き抜いたジェリー藤尾の真実――』1800円+税。
ジェリー藤尾の半生記です。映画『偽大学生』に関するコメントはめったになく、これだけで私は買い求めてしまいました。

 

¶postscript―*

今夜放送されたテレビ東京の『名曲ベストヒット歌謡』で、ジェリー藤尾が登場、『遠くへ行きたい』を歌いました。
余談ですが、番組のCMで、昔のコカコーラのCMソングをそのまま使った横山剣出演の新作CMが流れておりました。
(2006年4月3日)

2005年09月23日

特撮ヒーローBESTマガジン

050923_01.jpg講談社刊『特撮ヒーローBESTマガジン』Vol.1 571円+税。
私はマンガ雑誌でいうと月刊『少年画報』末期〜週刊『少年チャンピオン』創刊〜月刊『COM』廃刊の世代でして、
マガジンやサンデーなどは毎週買うわけにもいかず、床屋で見たり、友人に貸してもらったりして読んでおりました。
『少年画報』は付録がたくさんあり毎月買いたかったのですが、経済的に許されませんでした。ちょうど「マグマ大使」の連載が始まったころです。楳図かずおの「笑い仮面」とか載っててスッゲー怖かったのを今でも憶えてますよ。

2005年09月12日

放送禁止映像大全

050912_01.jpg三才ブックス刊、天野ミチヒロ著『放送禁止映像大全』1365円。
『放送禁止歌』のテレビ番組・映画作品版、とでも云うべき本ですね。
放送禁止の理由は、歌にも共通する言語表現のほか、映像そのものやストーリー、題材、描き方など、多岐にわたっておりまして、そのあたりがたいへん興味深い。
しかも時代によって、OKだったりダメだったりと、ブレがある。その時代感覚がまた微妙で、面白かったりするんですよ。
いや、「面白い」っちゃ怒られるかな。

2005年09月02日

アメリカは魔女狩りの宗教裁判があった国

050902_01.jpg日本テレビ放送網刊、アル・ハイン著、富永和子訳『奥様は魔女』1333円+税。
1965年、アメリカで出版されたノベライゼーションで、本邦初訳だそうです。
あのスピード感を文章にするにはいささか無理があるかなぁ、、、できればセリフとト書きだけのシナリオも読んでみたいな、、、、と思いました。
毎度言いますが、同時期のライバル番組『ザット・ガール』のほうは、どうかそっとしておいて下さいね。若い人たちに知られたくないし、企業の商売に使われるのは忍びないですから。

cf. 「奥さまは魔女」映画化

2005年08月13日

『スパイダース ありがとう!』

050813_01.jpg主婦と生活社刊、井上堯之著『スパイダース ありがとう!』1400円+税。2005年1月発行。
そろそろ店頭在庫がなくなりそうなので気になってた本です。
副題に『がん克服から、再出発へ…実力派ギタリストの波瀾万丈』とあるとおりの内容なのですが、個人的にはスパイダース参加前後の井上さんに興味があって購入しました。
私は当時GSの中でスパイダースが一番好きでしたねぇ。
ムードコーラスみたいなブルー・コメッツ、女性ファンのために存在してるみたいなタイガースに較べると、いかにもミュージシャンらしかったし、明るいキャラが自分の気分にはぴったりでした。

2005年07月29日

横浜のブルースを聞け!

050729_01.jpg日本文芸社刊『荷風!』vol.5 特集「“横浜”のブルースを聞け!」838円+税。
「新宿」「吉原・向島」「浅草」「銀座・有楽町」と続いてきた『荷風!』。だんだん薄くなっていく気もしますが、書き手がいいのか中身は濃いようです。

過去の事象は確定していますから否定しようがないのは当然です。ただその価値や意味を論評することは出来るわけで、それがプラス評価一辺倒である必要も必然性もないですね。マジに「昔は良かった」とだけは云いたくない・・・でも、私はあの時代が一番好きなんです。

 
「横浜事件」10月に公開で再審初公判

 第二次大戦中、雑誌編集者ら60人が治安維持法違反容疑で逮捕された「横浜事件」の再審の初公判が、10月に「公開」で開かれることになりました。

 「横浜事件」では、30人以上が有罪判決を受け、元被告や家族が3度にわたって裁判のやり直しを請求、今年3月に再審開始が確定していました。

http://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline3083455.html

治安維持が叫ばれている昨今にこそふさわしい再審なれど、検察の意図は那辺に?

2005年07月02日

昭和浪漫ロカビリー

050702_01.jpg平凡社刊、ビリー諸川著『昭和浪漫ロカビリー 聞き書き:ジャズ喫茶からウエスタン・カーニバルへ』1600円+税。
まさに書名通りの内容です。
ホントはこういうのはテレビでやってほしいところですね。『人に歴史あり』みたいなかんじで。

ひところ竹中労が聞き書きの本、つまりインタビュー本を次々出してたことがありました。この方法はなかなかたいへんで、喋る方は都合の悪い話はしませんし、どんどん脱線するし、うろおぼえで日にちや人名が違ってたりするんですよね。テープを起こして言葉を整えるだけじゃ本にはできません。
この本もそのへんのご苦労があったと思いますよ。

2005年06月19日

「誰も知らない」ビートルズの5日間

050619_01.jpg産経新聞社刊『カムジン』7月号 特集「誰も知らないビートルズの5日間 日本滞在103時間完全プレイバック」』650円
この本、婦人雑誌のところに並んでました。表紙を見るとたしかにそんな感じなんですが、中身はシュミシュミおじさんの世界です。
新聞社系の雑誌ならではの独特のレイアウト、広告が印象的です。
正直いうと今、買ったことをほんの少し後悔してます。

2005年06月13日

ヒット曲でつづることば物語

050613_01.jpg日本放送協会刊『NHK知るを楽しむ(木)日本語なるほど塾』683円。
大塚明子氏の『ヒット曲でつづることば物語』(6月)
佐々木瑞枝氏の『留学生から見たニホンゴのトホホ』(7月)

これまで歌謡曲を分析した本はずいぶんと出てまして、私もけっこうそういうの持ってます (*^_^*)
得心のゆく分析もあれば、なかには平岡正明氏のように思い入れや妄想を爆発させたものもあり、歌謡曲の時代を生きた私としては大いに楽しませてもらってますよ。

2005年06月11日

燃えつきた東京

050611_01.jpg中目黒ブックセンターにて、JTB発行『60年代「燃える東京」を歩く』1500円+税を購入。
ビートたけし、日高恒太朗、須藤靖貴、山崎マキコほかの人たちが、1960年代の事件・イベント・話題の現場を再踏査するという趣向。
写真・図版・地図・コラム・当時の記事などを駆使した重層的編集で、楽しく読めるようになってます。
こりゃやっぱり、実際に歩いてみるしかないでしょ。

2005年06月09日

東京都や新宿区がツブした60's新宿カルチャーについて

050608_01.jpg
東京人7月号 特集『新宿が熱かった頃 1968-72』900円。

あいかわらず怪しい広告の載っている雑誌です。900円という売値で、実売どれくらいでしょうか。売れても売れなくてもいいのですから、気楽といえば気楽です。
今回はあのころの新宿がテーマ。時代の勝利者たちはいまや権威です。彼らの語る勝者の歴史に改めて耳を傾けるのもいいでしょう。

 

◇    ◇    ◇

せっかくですからここで、うちの資料室にある新宿関係の書籍を紹介しておきましょう。

050608_02.jpg
関根弘著『わが新宿!』1969年 財界展望社。
大正9(1920)年生れの編集者で詩人の著者が、あの時代の新宿をまさに当事者として活写した記録。写真や地図、年表もあり史料価値絶大。

 

050608_03.jpg
三田和夫著『新宿慕情』1975年 発行=正論新聞社出版局、発売=恒友出版。
元讀賣新聞社会部記者で正論新聞を創設した著者によるエッセイ集。
事件記者時代に出会ったさまざまな人間たち、事件を回想しています。ちなみに当時の正論新聞社は丸山明宏(美輪明宏)が借りていた部屋のとなりだったそうです。
 

050608_04.jpg
田辺茂一著『わが町・新宿』1976年 サンケイ出版。
ご存知、新宿「紀伊国屋書店」社長(故人)。映画『新宿泥棒日記』に出演なさってましたね。本書は1975年1月からサンケイ新聞(産経新聞)に連載していた随筆をまとめたもので、氏は当時70歳。なにしろ回想録は明治から始まるんですよ。まずはこれを読んで、おおまかな新宿の歴史のアウトラインを把握したいところです。
 

050608_05.jpg
野坂昭如著『新宿海溝』1979年 文藝春秋。
自伝的長編実名小説。
「新宿の深いネオンの海を回游する文士、編集者の群れ。文壇を仰ぎ見つつ酒場の片隅で耳傾けていた、あの遠い日々。獣道を共に辿った多くの友人との邂逅、そして別れ――」(腰帯の宣伝文句より)
巻末に登場人物・登場店名の索引があります。
 

050608_06.jpg
森泉笙子著『新宿の夜はキャラ色 藝術家バー・カヌー』1986年 三一書房。
1960年代前半に、作家・芸術家・文化人がたむろしていた新宿のバー「カヌー」の物語。実に多士済々な顔ぶれ。表紙のADはなんと常連客だった埴谷雄高。
 

050608_07.jpg
伊ノ部康之著『新宿・どん底の青春』1992年 朝日新聞社。
昭和26(1951)年、役者志望の青年達によって始められた酒場「どん底」は2005年現在も盛業中です(ビックリ!)
どん底
http://yama.ne.jp/kaname/home/donzoko/
演劇人・映画人・作家に愛された伝説の酒場の“青春時代”を描くドキュメント。
 

050608_08.jpg
太田篤也著『新宿池林房物語』1998年 本の雑誌社。
1964年に北海道から上京した著者が、努力の末、新宿で店を開くまでの青春記。60年代新宿の喫茶店、バー、飲み屋などが多数登場する。
 

050608_09.jpg
渡辺英綱著 ラピュタ新書002『新編 新宿ゴールデン街』2003年 ふーじょんぷろだくと。
ゴールデン街の酒場「ナベサン」経営者でもある著者が振り返る、戦後の新宿。
 

050608_10.jpg
窪田篤人著『新宿ムーラン・ルージュ』1989年 六興出版。
森繁、由利徹、三崎千恵子、市村利幸らを輩出した、ご存知新宿ムーラン・ルージュ。その最後の文芸部員であり、「七人の孫」や「マリーの桜」など数々の名作ドラマを書いたシナリオ作家の著者がつづる“センチメンタル・ジャーニー”。
 

050608_11.jpg
小津豊子著『光は新宿から』1998年 K&Kプレス。
敗戦直後の新宿にいち早くマーケットを開いた関東小津組組長・小津喜之助の評伝。
著者はその長女。
 

◇    ◇    ◇

¶postscript―*
こんな連載記事を見つけました。
asahi.com:記事一覧 - マイタウン東京 - 中央線の詩
(2006年4月16日)

2005年06月01日

宅録できるジミヘン

050601_01.jpgサウンド・デザイナー6月号。特集『宅録できるジミヘン&ヴァン・ヘイレンの録り方』。800円。
この雑誌は初めて買いました。内容は録音機材のノウハウや紹介が中心のようです。
この号の特集は一読タイアップと分かる企画で、いくつかのエフェクターやアンプ・シュミレーターを用いてジミヘンやヴァン・ヘイレンの音に近づく方法が解説されています。
実は私はジミヘンをはじめ60年代のサイケデリック・ロック、アート・ロック関係が大好きで、ついついこの本を買ってはみましたが・・・サテ、ギターというものを手にしたこともなく、何か買った意味があったのかと、今はちょっと悩んでおりますよ。

 
¶postscript―*

Hendrix 'pretended to be gay' to get out of army

29/07/2005 - 07:13:51
Rock legend Jimi Hendrix pretended he was gay to get out of the US Army, a new biography reveals.
Hendrix was discharged from the 101st Airborne division in 1962, launching a musical career that would redefine the guitar, leave other rock heroes of the day speechless and culminate with his headlining performance of The Star-Spangled Banner at Woodstock in 1969.
http://212.2.162.45/entertainment/story.asp?j=109936890&p=yx99374x4&n=109937451

ジミヘンがゲイのフリをして除隊させてもらっていた、との新事実!?
(2005年8月1日)

2005年05月05日

繁華街の代名詞

050505_01.jpg日本文芸社刊『荷風!』Vol.4 特集「今と昔の“銀座”“有楽町”」』838円+税。
銀座というのは特別な街ですね。ありていに言うと、
商売してる人たちの『格上』意識と、客のそれに迎合するスノッブさが相俟って、今も独特のムードを醸しだしてる街、
という感じです。いや、そればかりじゃない。売る側が裕福な客層に特化した面もあるでしょう。要するにその両方ですな。客を値踏みする商売人の眼力はさすがに銀座、一流は一流を識る、というところでしょうか。
中学・高校時代、私は
テアトル東京、テアトル銀座、並木座、丸の内東宝、有楽シネマ、スバル座、日比谷映画劇場、有楽座、スカラ座、
等々に通いつめたものです。日劇でミュージカルも見ました。ほんとは銀座地球座、銀座名画座にも行きたかったんですけどね、いかにも未成年然とした顔の私は入れてもらえなかった(笑)
夜の銀座は……夜の銀座は今もそういえば、知りませんね。懐具合をすぐに見透かされちゃうような、その程度の人間だからでしょうか。有楽町に近い地域には安い店もあるにはありますが、いつも馴染み客ばかりで敷居が高い。自分の世界じゃないなー、という気がします。

ところで、雑誌『荷風!』が今後も続いていくとしたら、永井荷風に関連する街というのは限られてるでしょうから、その題名は今後はだんだん象徴的な意味合いになっていくんでしょう、きっと。次号は横浜だそうです。

050505_02.jpg『荷風!』には毎号、ご当地ソングと、その街が舞台となっている映画についての記事が載ります。今号は銀座・有楽町ということなんですが、うちの本棚を探したらこんな本が出てきました。
保田武宏(やすだ・たけひろ)著『銀座はやり歌 1925―1993』(1994年・平凡社刊)。
巻末に『銀座の流行歌一覧』という厖大な量のデータが収録されております。これはかなり凄いんですけど、題名や歌詞に一回でも銀座と出てくるものは全てピックアップしてますので、歌の「“銀座”度」というのが不明なんですね。
たとえば
春日八郎の『東京ウエスタン』のように、ネオン街の代名詞として、銀座の砂漠をひとり行く…みたいな使われ方をしてるのもあれば、
瀬川伸の『銀座ラプソディー』のように、銀座の街そのものをしっとりと歌い上げているものもあるわけで、
一概に銀座のご当地ソングと括っていいものかどうか、という問題があります。

CD「銀座浪漫」オムニバス『荷風!』Vol.4でも紹介されているオムニバスCD『銀座浪漫』。レコード会社を超えてコンピレーションされております。マストバイです。

2005年04月26日

沖縄ミュージックがわかる本

050426_01.jpg洋泉社MOOK『決定版CDガイド 沖縄ミュージックがわかる本』1260円。
外来音楽に影響された戦後の沖縄サウンドに興味があります。
たとえばアメリカだとニューオリンズR&Bとかシカゴ・ブルースとか、地域性で語る音楽というのがあります。日本でそういうことが云えるのは沖縄だけじゃないですかね。
その意味で、ヒットを狙うあまり本土に迎合するようなことだけはしないでほしいと思います。

2005年03月18日

文庫化された『笑伝 林家三平』

050318_01.jpg新潮文庫 神津友好著『笑伝 林家三平』500円。

昔、私が作っていたラジオ番組で、三平さんがテイチクで録音した『オコチャノチャ』という歌(SP盤)を流したことがありました。SP盤ということはつまり昭和33年より前の録音ということで、まだ大ブームが来る前の貴重な吹き込みではあるのですが、歌としてもかなり素敵に可笑しい出来で、私のコミックソングBEST40の38位くらいには入ろうという歌でした。
私が三平さんを見たのはTVの中だけ。けっきょく“ナマ三平”は見ず仕舞です。

2005年03月17日

ナイアガラ・レーベル設立30周年

050316_01.jpg050316_02.jpg

ちくま新書526 吉見俊哉著『万博幻想――戦後政治の呪縛』903円。
戦後日本における万博の仕組み、本質、政治的・経済的・文化的役割を解明していく、ちょっと難しい本です。この内容をこの価格で読めるのですから有難いですね。

『レコードコレクターズ』4月号 特集:大滝詠一/ナイアガラ・ムーン 700円。
映画『イン・ザ・プール』のテーマソングに使われる大滝詠一の『ナイアガラ・ムーン』。ボーナス・トラックも含めCDで再発売されることを受けての特集です。

大滝詠一の全てをお見せします

 シンガー・ソングライターの大滝詠一(56)が、21日に発売するナイアガラ・レーベル設立30周年記念アルバム「ナイアガラ・ムーン」で、レコーディング時の全音源を初公開したボーナストラックを収録した。
 1975年発売のアルバムの再発売盤で、自身が設立した東京・福生スタジオで収録した当時の息づかいが聴ける貴重なトラック集となっている。大滝がメーキング時の音源を公開するのは初めてのこと。
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/mar/o20050309_40.htm

大滝詠一公式サイト
http://www.fussa45.com/

2005年03月04日

与太郎戦記

ちくま文庫 春風亭柳昇著『与太郎戦記』780円+税。
私の大好きな落語家でした。噺家というとどこか芸術めいていて偉そうなので、やっぱり落語家って呼びたい。
芸はもちろん人間的にも立派な方で、日本演芸家連合会長、落語芸術協会理事長までつとめたエラい人なのに、エラそうなそぶりをまったく見せない、というところがリッパなんですよ。小朝が惚れた師匠だというのも解ります。

日本文芸社刊『荷風!』Vol.3 特集「レトロな“浅草”」880円。
なんだかんだいって第3号まで出ましたね。少しずつ特集とは関係ない記事も増えてきました。このシリーズどこまで行くか、行けるのか。荷風というタイトルが逆に足かせになってしまう可能性もありますよ。

050304_01.jpg050304_02.jpg
050304_03.jpg050304_04.jpg

学習研究社刊 歴史群像シリーズ『図解 誰かに話したくなる社名・ロゴマークの秘密』952円+税。
社名の由来やロゴマークの変遷を扱った書籍はこれまでもありました。このムックはそこから一歩も出るものではありませんが、体裁といい活字の大きさといい、たいへん読みやすいということはあります。

講談社刊『Rock In Golden Age ロック栄光の50年』Vol.1 480円。
以前、同社は『日録20世紀』シリーズを出して、大量の返品を抱えたことがあったようですが、今回はそこそこ行けそうです。団塊世代のみならず、古典を知ろうとする若い人にもアピールしてる感じです。まぁ、狙いどおりといったところでしょう。レコード会社の広告がバッチリ入りますしね。
できれば、「まとめ」ではなく、新しいネタも入れて欲しいところですが、取材費とかかかってしまいそうですね。ムリですかね。

60〜70年代ロック復権!ムックが次々発売 オトナが熱狂「ビートルズ、クイーンがきっかけ」
http://www.zakzak.co.jp/gei/2005_03/g2005031708.html

『謀殺下山事件』と『三鷹事件』が文庫本になってました。
どちらもすごく分厚くて、買おうかどうか迷ってしまいます。

2005年02月28日

Hotwaxとはレコード盤のことです

ウルトラ・ヴァイヴ発行、シンコーミュージック・エンタテイメメント発売『Hotwax 日本の映画とロックと歌謡曲 Vol.1』1989円。
ありがちなマニア本。もちろん大歓迎です。資金の続く限り作り続けて欲しいですね。

050228_01.jpg050228_02.jpg

太田出版発行、篠原章著『日本ロック雑誌クロニクル』2079円。
ロックを扱った日本の活字媒体を総ざらえしております。労作です。

2005年02月25日

週刊100人 ユーリ・ガガーリン

050225_02.jpgデアゴスティーニ・ジャパン刊『週刊100人 歴史は彼らによってつくられた No.089 ユーリ・ガガーリン』560円。
このシリーズは初めて買いました。
人類初の宇宙飛行士。
宇宙といっても地球の周囲なんですけど、東西冷戦に翻弄され、34歳の若さで墜落死するという、1960年代らしいその悲劇性が忘れられません。

2005年02月23日

レイの霊に礼っ!

050223_01.jpg『レコードコレクターズ』3月号 特集:レイ・チャールズ。700円。
映画『レイ』とのタイアップ特集です。
昔、湯川れい子さんがアトランティックの頃よりABC時代のほうがいいと書いて中村とうようさんを唖然とさせた、という話がありました。レイ・チャールズ自身はPOP化路線を白人市場への参入としてむしろ歓迎すらしていたようですが。
ちなみに私のお気に入りは『夜はお時間(ザ・ライト・タイム)』です。

2005年02月17日

「次なに握りましょう?」「ガレージじゃなくて、ホレあれだ、シャコ」

050217_01.jpg株式会社DOLL発行『DOLL』3月号、特集『60's US GARAGE PUNK』580円。
こういう特集をするたびに、私のような『DOLL』をふだん買わず、『DOLL』に載ってる今のバンドを絶対聞かない、そういう者が『DOLL』を買ってしまうんですよ。
私は二度目です。

2005年02月13日

虚ろな「愛」

050213_01.jpg050213_02.jpg

洋泉社MOOK『つくば科学万博クロニクル』1260円。
ぴあ発売『2005年日本国際博覧会 愛・地球博 公式ハンドブック』700円。

つくばには行ってません。70年の千里万博のときほど盛り上がらなかったということもありました。
『つくば科学万博』で提示された未来もそうでしたが、いつの時代でも未来に対する予測は実際とはズレてしまうものです。そこがまた面白いのかもしれません。
愛・地球博。ホームレスを排除しておいて「愛」を謳うのも虚しいかぎりですね。山を切り開き、大量に木を伐採し、海を汚してまでやるんだったら、せめて木造パビリオン以外認めないくらいの、何か<見識>を見せてほしかったと思います。

2005年02月11日

新婚さんいらっしゃい!

050211_01.jpg050211_02.jpg

廣済堂出版刊『廣済堂ベストムック71号 新婚さんいらっしゃい! 雑誌になってもいらっしゃ〜い!』980円(写真左)。
角川書店刊『別冊ザ・テレビジョン ザ・ベストテン』980円(写真右)。

特定のテレビ番組をテーマにしたムック2冊。
『新婚さんいらっしゃい!』は現在も続いていて34周年目。番組初期の情報が少々掲載されているので買いました。
『ザ・ベストテン』は1978年に始まり89年に終ってます。80年代なぞは私にとってボロクズのような時代ですが、ま、これは仕事の資料ですかね。2004年12月の発行ですから、もう書店にはないかも。

2005年02月03日

私が今住んでる場所はかつて「緑岡町」と云ったらしい

050202_01.jpg実業之日本社刊『東京 懐かしの昭和30年代 散歩地図』1680円。
昔の地図と今の地図を左右のページで対照させるという企画はこれまでにもありました。この本でいいのは、風景写真や当時の新聞のテレビ欄など、地図以外の部分で結構充実してる、というとこでしょうか。
価格的にも1680円はお値ごろですね。これが1900円だとかそれ以上だと、特段必要にならないかぎりは買わないでしょう。
昔の歌を聞きながら、こういうのを眺めてると、ふと、あの時代に入り込んでしまうことがあります。あの頃おりおりに感じたひんやりとした空気がとつぜん背中や肩の後ろに、すっと貼りついてくるです。

2005年01月20日

あの時代への恋慕の情、已みがたし

050120_01.jpg徳間書店刊、森永卓郎著『「所得半減」経済学 「昭和30年代」に学ぶしあわせ術』1400円。
サブタイトルにあるとおり、経済問題そのものよりも生き方論・人生論にウェートを置いた内容になってます。
この人の予言する「年収300万円時代」が来るかどうかは知りませんが、「昭和30年代」の生活感覚に戻ろうというメッセージにはシンパシーを感じますね。きっと同年代だからでしょう。

2005年01月19日

元ロカビリー歌手の人形師

050119_01.jpg講談社現代新書1633 四谷シモン著『人形作家』880円+税。
2002年11月発行。
著名な人形作家四谷シモンさんが元ロカビリー歌手だったことは以前より知ってましたが、具体的な情報がありませんでした。
今日、本屋でたまたまこの書を見つけて、即購入。佐々木功の前座バンド「ロリポップ」で歌っていた由。写真も載ってます。

2004年12月09日

ファッション薀蓄事典

041209_01.jpgリブロ青山店にて、アポロ出版刊、邑游作著『ファッション薀蓄事典』1238円を購入。
各時代の流行について詳説されており、時代考証に役立ちそうです。

2004年11月22日

年中行事が好きなキミはA型さん?

041122_02.jpg幻冬舎刊、合田道人著『【怪物番組】紅白歌合戦の真実』1575円。
『動揺の謎』をものした紅白フリークの著者が丁寧に解き明かす「国民的番組」のバックステージ。

以前より私の胸中には、各年の紅白のエントリー曲を違う歌手に歌わせ、対決を再現してみたい、という壮図が巣くっております。
小さなステージで、出演者も客もほんとうに歌の好きな人だけ集めて、コッソリやったら面白いかもしれませんネ。

041122_03.jpgこれは本屋においてあったパンフレットです。
主に映画雑誌で活躍したカメラマン早田雄二が撮影した女優185人の、そのグラビア写真を集大成した限定出版本『昭和の大女優 早田雄二作品集 永久保存版』。
価格はなんと税込み79800円!
お金が余ってる人はぜひ買うべきでしょう。・・・え? アタシ? そりゃムリだ。

2004年11月20日

レトロアメリカン スタイルブック

041119_01.jpg函覆┐ぁ暴佝納甸『別冊Lightning vol.12 レトロアメリカン スタイルブック』998円。
THE GREAT '50sと題し、ジーンズ、アロハ、スカジャンをメーンに特集しています。
若い人向けにつくった教科書という感じですね。
スタイルとして楽しむのなら、こういうことでいいのでしょう。

2004年11月16日

香山滋・著『ゴジラ』

041116_01.jpg山下書店渋谷南口店にて、ちくま文庫 香山滋著『ゴジラ』945円を買いました。
昔と違って文庫本もけっこうなお値段ですね。
映画版に関連する雑誌掲載記事なども収められていて、とりあえずは“買い”です。


041116_02.jpg『ゴジラ』は以前ハードカバーで買ったことがあります。
奇想天外社刊、香山滋著『小説 ゴジラ』は1979年8月発行で、定価780円でした。
『ゴジラ』『ゴジラの逆襲』のほか、ちくま文庫版でも解説を寄せている竹内博の『香山滋とゴジラ』、資料『ゴジラ映画作品リスト』が収録されております。

041116_03.jpg

教養文庫版『香山滋傑作選 I、II、III』は1977年7月から順次刊行されたもので、ゴジラこそ収録されてませんが、香山滋という作家を知るには申し分ない内容となっております。

2004年11月06日

ペット・サウンズ・ストーリー

041106_01.jpgストレンジ・デイズ刊、キングズレイ・アボット著、雨海弘美訳『ビーチ・ボーイズ ペット・サウンズ・ストーリー』2381円+税。
ブライアン・ウィルソンの音楽的背景についての記述がわたし的には本書購入の決め手になりました。
余談ですがペットサウンズ・グリーンをトップページに用いたサイトを知っております。
https://pointex.biz/~mai/
デザインとしては難しい色ですねグリーンというのは。

041106_02.jpgピエ・ブックス刊、ポイズン・エディターズ著『'60sモダンスポットガイド イン トーキョー』1600円+税。
ファッション、雑貨、家具を中心に、'60s年代のセコハン物あるいは'60sテイストの新品を扱うショップが紹介されています。
ウチのご近所もけっこうたくさん載ってました。

2004年10月28日

坂道美学入門

041028_01.jpg講談社刊、タモリ著『タモリのTOKYO坂道美学入門』1680円。
一部で話題になってる本ですね。
『笑っていいとも!』をいつも見てる人でもこの本を買う人は少ないでしょう。
多忙なタレントが東京中をブラブラ歩いたとも思えません。リサーチャーが厳選した坂を、スケジュールを入れて、検分しに行ったのでしょう、きっと。
アスファルトと建物で覆われちゃってる今の東京じゃ、地面の重畳起伏くらしか自然を感じさせる要素がないんです。逆にそれくらいしかないから、よけい愛おしさを覚えるんじゃないでしょうかね。

2004年10月22日

笑ってる場合ですYO!

041022_01.jpg『レコード・コレクターズ』11月号 特集『ビーチ・ボーイズ――スマイル』600円。
ブライアン・ウィルソンの『スマイル』が日本でも発売された、ということで、表4にはしっかり広告が。

Brian Wilson :: Official Web Site
http://www.brianwilson.com/

MSNBCのニュースで、サム・シェーンのインタビューに答えるブライアン(4分)
37 years later 'Smile' released
Sept. 28: Legendary singer Brian Wilson talks about his new album “Smile,” which was released Tuesday, with MSNBC-TV’s Sam Shane.
http://www.msnbc.msn.com/id/6114308/

そりゃそうと、、、
進研ゼミのCMで『若者たち』が使われております。
歌っているのは元「真心ブラザーズ」のYO-KING(ヨーキング)。

ブライアンの新録『スマイル』がYO-KING版『若者たち』みたいだったら・・・・
あー心配だ。

進研ゼミTVCM紹介「若者たち篇」
http://www.benesse.co.jp/zemi/tvcm/

2004年10月19日

小林旭 マイトガイ スーパーグラフィティ

041018_01.jpg白夜書房刊『小林旭 マイトガイ スーパーグラフィティ』税込2000円
スチール、ポスター、
レコードジャケット、
出演映画のデータ。
資料価値大。

2004年10月11日

ラブ・サウンズ・スタイル読本

041011_02.jpg愛育社刊、濱田高志:監修『ラブ・サウンズ・スタイル読本』1575円。
国産イージーリスニングのディスクガイド。初回のみ初CD化音源4曲を収録した8cmCD同梱。
各社共通CD企画『Love Sounds Styleシリーズ』全8タイトルと連動した内容だそうで。
本の判型がCDサイズでちょっと読みにくい気がします。

2004年09月23日

バーニング第一号タレント

040922_01.jpgモッツ出版刊、本郷直樹著『エルヴィス・プレスリーと呼ばれて バーニングプロ第一号タレントの告白』1365円。
和製プレスリーといってもカンバック後の、あの白いジャンプスーツ時代のプレスリーで、元祖「和製プレスリー」は佐々木功(ささきいさお)ですね。
それはともかく――
デビュー当時の本郷直樹は大型新人のスケールは確かにありましたが大味な印象でした。西城秀樹のような表現力、郷ひろみのようなチャーム、野口五郎のような陰影にいささか欠けるきらいがあり、デビュー1年後、1972年のアイドル当たり年には人気の中心から徐々に離れていった観がありました。
俳優としてはカタキ役で生彩を放っておりましたね。

この本は赤裸々な告白あり、業界の裏事情ありで、かなり興味深い内容です。面白い、と言っては失礼かもしれません。悪戦苦闘、チャレンジの日々、福祉政策への関心。著者のありのままの現在に対して、私は敬意を表したいと思います。

2004年09月15日

平凡パンチ1964

040914_01.jpg平凡社新書 赤木洋一著『平凡パンチ1964』882円。
著者は『平凡パンチ』『平凡パンチデラックス』『アンアン』などの創刊メンバーで、のち平凡出版(現・マガジンハウス)の代表取締役社長にまでなった人物。

ハヤカワ文庫のエヴァン・ハンター著『暴力教室』が店頭に並んでました。表紙タイトルの下に「完全版」と表示されております。ハテ?訳が完全なのかしらん?・・・まさか著者自身が原著に新たに手を加えた?!
昔、ハヤカワ・ポケミスで買った同著と読み比べる気には、しかし、なりませんねー。
その気力はありませんよ、あたしゃ。

2004年08月27日

肴は炙ったユリイカでいい

040827_01.jpg青土社刊『ユリイカ』9月号 特集『はっぴいえんど』1300円。
過日「はっぴいえんど」のムックが出ましたね。まだ買ってません。
こっちは月刊誌なんで店頭から消える前に購入。それにしてもユリイカがねぇ〜、、、まさか「はっぴいえんどBOX」とのタイアップ企画?!
日本語ロックというところで松本隆氏へのインタビューがしょっぱなにきています。

2004年08月14日

エイコーラ、エイコーラ、♪とーちゃんのためーなァら…

040813_01.jpgレコード・コレクターズ9月号 特集「ブリティッシュ・フォーク/トラッド」
ブリティッシュ・フォーク/トラッドは、私が不得手なジャンルのひとつ。
ウチのレコード棚にあるのはせいぜいロニー・ドネガンくらいです。
トラディショナルの「スカボロー・フェア」をサイモンとガーファンクルが自作とクレジットしたと書いてあるのを読んで、私は丸山明宏が「ヨイトマケの唄」の「とーちゃんのためならエーンヤコーラ・・・」のところまで“自作”として著作権登録していることを連想しました。そのために、あの労働歌のメロディを使おうとすると著作権に引っかかるようになってしまったのです。

2004年08月09日

昭和30年代を歩く

040809_01.jpg三推社・講談社発行『ベストカー情報版 懐かしいあの頃に出会える 昭和30年代を歩く』1143円+税。
いきなり別冊でこういうムックを出すという必然性というか流れがよく判りませんけど、情報の鮮度もまとめ方も高レベル。
編集者たちのセンスの良さが伝わってきます。


040809_02.jpgサンデー毎日8月15・22日号。特集『元祖にんげんワイド 黄金の70年代 青春のテレビ』。
サンデー毎日って毒気が無くってツマラナイという人が多いですね。「合格者出身校一覧」のたぐいのデータ記事以外、なんかセールスポイントがあるのかと。独占インタビューと称して一方的に喋らせるだけの、どう見てもタイアップとしか思えない記事を平気で載せちゃったりしますしね。私もほとんど買うことはありません。
今回は“あの人は今”的特集なんで、はじめは立ち読みで済ますつもりでしたが、まぁ資料だと思って買っておくことにしました。

富士レコード社から暑中見舞いのはがきが届きました。日野てる子の「ワン・レイニーナイト・イン・トーキョー/夏の日の想い出」のシングルジャケット写真が貼り付けてありました。
このレコード店へ行くようになってから、おそらく二十数年以上は経ってると思います。

¶postscript―*
終戦記念日の今日、テレビ東京が『昭和30年代を歩く』の内容をそのまま番組にしたようなのをやってました。
日曜ビッグバラエティ『今甦る懐かしき“昭和”30年−50年代…日本が元気だったあの時代』(20:54〜22:18)昭和に会える場所&町々▽思い出の味と物に再会▽学生街の喫茶店&神田川&給食▽昭和復活
(2004年8月15日)

2004年08月05日

東京という街の折返し地点、いやサ時点

040805_01.jpg『東京人』9月号 特集『東京オリンピック1964』。
まもなくアテネ・オリンピックだからって、じゃぁ東京五輪の特集をやろうという発想がいかにもこの編集部らしいですね。900円もする雑誌ですよコレ。
私だったら10月号でやりますけど(笑)

2004年07月23日

プロレス事件50年史

040723_01.jpgあおい書店四谷店で、週刊ゴング7月2日号増刊『ゴングmini文庫 プロレス事件50年史 』を買いました。
税込680円です。
この本、文庫本サイズなのですが、接着剤によるいわゆる「無線綴じ」らしく、ノドをいっぱいまで開くと綴じ部分が取れ、紙が抜けてしまいます。このサイズでこういう体裁にするのは、ちょっと感心できません。つーか、寒心に堪えませんネ。
製本はともかく、中身は充実しております。この第1巻では昭和25(1950)年から昭和47(1972)年までの、大小さまざまな事件が簡潔にまとめられています。
今のプロレス・格闘技ファンがほとんど知らないような出来事、たとえば、ロバート・ホワイティング著『東京アンダーワールド』でも詳述されている“ネブラスカの野牛”ゴージャス・マックの帝国ホテル宝石強盗事件についても、一章が割かれております。
ゴージャス松野(松野行秀)の名の由来が実はこのゴージャス・マックだった、ということは、私がここで補足しておきましょう。

映画「シルミド」で鍛えられた肉体美を披露したソル・ギョングさんが、今度は伝説のプロレスラーを描く日韓合作映画「力道山」に出演。72キロの体重を95キロまで増やして撮影に臨み、「腹の出た変わり果てた姿に」(スポーツ朝鮮紙)と話題を呼んでいる。
 演技派として知られるギョングさんは、どんな配役にも自分の体と心を合わせられる変幻自在の「カメレオン俳優」。昨年夏に力道山役が決まって以来、1日4時間の運動をした後、プロテインを飲んで筋肉を増やし、酒を飲んで腹を膨らまして体を改造したという。
http://www.asahi.com/culture/update/0724/ 003.html

この映画は多分日本でもヒットするでしょう。私はぜひ見たい。

2004年07月03日

浮世あまから峠道

040703_01.jpg山手通りが第二京浜とぶつかるちょっと手前を右折して坂を上っていきますと、中原街道に入ります。
最初の十字路、26号線通りとぶつかる交差点が、東急目蒲線「武蔵小山」駅前から伸びている巨大アーケードのある商店街「パルム」の、一方の端となります。
武蔵小山商店街パルムホームページ
http://www.t3.rim.or.jp/~palm/
本日午後3時すぎ、私はそこに居りました。
写真のとおり、そのドーム型の屋根は3階くらいの高さがあります。
かなり長い商店街で、店舗数も多く、生活に必要なものはここだけでほとんど手に入ってしまいます。
私は2度往復する間に、書店を3軒、古本屋を2軒、仏壇屋を2軒確認しました。もっとあるのかもしれません。つまりはそういう規模の商店街なのです。今日は土曜日だったせいかかなりの人出で、渋谷の某デパートなんかよりよっぽども混んでました。
せっかく来たので周辺もブラつこうと思ったのですが、あいにく出かけたのが遅かったため今日はもう時間切れ。ザンネンです。

040703_02.jpg中原街道を挟んで「パルム」とは反対側、戸越銀座の入口に古書肆「小川書店」があります。
軍事、演芸、映画関係が充実しており、文庫本も作者別にまとめられている、かなりマジメな古本屋です。洋雑誌ではなぜか「ポピュラー・メカニクス」「ポピュラー・サイエンス」が積まれていて、SFファンのまとめ買いを待っている状態だったりします。
私はそこで、廣済堂出版刊・榎本よしゑ著「浮世あまから峠道 エノケンと泣いて笑って五十年」(1986年)を1500円で買いました。エノケンはお酌するのもされるのもキライだったそうです。私と同じですね。
ほかにもロッパの「悲食記」(復刊)や改造バイク写真集など、欲しいのが数冊あったのですが、重たくなるので諦めました。次回行った時まだあったら買うかもしれません。

2004年06月01日

カヴァー&トリビュート

040601_01.jpgあおい書店四谷店にて
(株)音楽出版社刊『カヴァー&トリビュート A級傑盤セレクト100』1400円+税
を購入しました。「資料買い」です。
ローカル盤の時代ならいざ知らず、現代においてカバーやトリビュートという形で商品化する意味というのはあまりないのではないか、と思っております。

カバーといえば、メロン記念日が、あの「ぎーらぎーら」の『涙の太陽』をカバーしてますね。けっきょくエレキのあの時代だからこそ生まれたという歌の「出自」「器質」を全て洗い流して、いかに賑やかに粉飾しても訴えるところが少ない気がするのですが、あなたはどう感じますかね?

ちょうど今、CX『めざましテレビ』を見ながら書いております。テーマ曲は『手のひらを太陽に』。
このテイクの、「とぅぇーのひらうぉー、とぅぁいようぬぅぃーー」の部分に代表されるような歌い方。
サザンの桑田あたりを嚆矢とする「唱法」なワケですが、あれは私はいまだにダメです。
私が“現代”と折り合いが悪い・そりが合わない、というこれもひとつの事例ではあります。
こういうことって、数え上げたらきりがありません(笑)。

2004年05月27日

毛沢東はモータウンを知っていたか?

040527_01.jpgいつものようにイカすモダンジャズの流れる、山下書店渋谷南口店にて、
『レコードコレクターズ』6月号 特集「60年代のモータウン」 600円
を買いました。
困ったときのモータウン、ビーチボーイズ。ということでそこそこ売れるでしょう。

2004年05月10日

ジャズ・レコード黄金時代

040510_01.jpgあおい書店四谷店で
スイングジャーナル2004年5月臨時増刊号『ジャズ・レコード黄金時代』1990円
を買いました。
同誌に掲載されたレコードレビュー(1958〜1970年)の集成です。当時における評価ということになりますが、モダンジャズ黄金時代を追体験するということからすると、これ以上のテキストは他にはないでしょう。
ちなみに表紙の人物は植草甚一氏です。

2004年04月24日

セントラルアパート 1962-86

040423_01.jpg 河出書房新社:刊、君塚太:編著『原宿セントラルアパートを歩く』2000円+税。(写真右)
 昭和30年代がトキワ荘なら40年代は原宿セントラルアパートでしょう(ホントか?)。
 アパートといっても結構なマンションです。リキマンション、コープオリンピアなどと並んで、当時のあこがれのマンションでありました。業界人の事務所や雑誌の編集室が梁山泊の豪傑のように蝟集していたこのマンションも今はすでに無く、著者は入居していたクリエイターたちの述懐をペーパークラフトのように組み立てることによって、040423_02.jpgそこに横溢していた熱気を感じとり、そして伝えようと試みております。
 ところで、この書にも出てきますが、セントラルアパートに事務所を開いていた写真家・浅井慎平が『原宿セントラルアパート物語』という自伝小説を書いておりまして、1997年、集英社から単行本で、2002年には幻冬舎文庫(写真左)で、出版されています。『原宿セントラルアパートを歩く』と併せて読んでみると、このマンションの実相に、より肉薄できるのではないかと思いますよ。

2004年04月22日

風都市伝説

040422_01.jpg音楽出版社刊 CDジャーナルムック『風都市伝説 1970年代の街とロックの記憶から』1905円+税
日本のロック・ポップス史に一陣の風のように登場し、ニューミュージックの旋風を巻き起こして、やがて吹き去っていった音楽プロデュース集団“風都市”。その全貌を多くの関係者の証言により描き出した労作です。
151ページ、伊藤銀次の語る大滝詠一のエピソードひとつだけでも、私はこの本を買っていたと思います。

2004年02月09日

日本のロック

040209_01.jpg今日もまた店内にダンモ流れる渋谷・山下書店まで足をはこび、
宝島社刊『ROCK“名盤”入門!1956〜1980』1500円+税
宝島社刊『聴け!伝説の日本ロック 1969―79』1500円+税
を買いました。
040209_02.jpg私は70年代以降の日本のロックについてほとんど知りません。
というのもその時代、1930〜60年代のブラックミュージックや、ロックンロール、ポピュラーヒット、スタンダードナンバーなどにドップリつかっており、日本のロックを等閑視していたのです。
しかし、職掌がらそのようなわけにもいかず、この齢(トシ)になって、ようやく勉強し直そうという気になったのでした。

2004年02月07日

刑事コロンボ 完全事件ファイル

040206_01.jpgBOOK 1st.渋谷店で、
宝島社刊『刑事コロンボ 完全事件ファイル』1500円
を買いました。
版権・使用料の関係でほとんどが写真ではなくイラストですが、内容はかなり凝っていて、資料価値は高いと思われます。

ヨーロッパの本格推理小説、アメリカのハードボイルド、日本の土俗的探偵小説、社会派ミステリーなど、どれも大好きな私は、『太陽にほえろ!』が始まった時には少なからず落胆したものですが、このコロンボと出逢って、テレビの刑事ドラマでも作りようによってはこんな素晴らしくなるんだ!…と、いたく感動した憶えがあります。

2004年01月29日

豊多摩郡

040129_01.jpg面積のわりにパソコン関係が充実している、あおい書店四谷店にて、
草思社刊・アイランズ著『東京の戦前 昔恋しい散歩地図』1600円(写真右)
PARCO出版『ビックリハウス 131号』800円(写真左下)
を購入。
040129_02.jpg『東京の戦前 昔恋しい散歩地図』。
昭和6年の地図をつかっていますが、その地図でもウチの住所は赤坂区ではなく「豊多摩郡渋谷町」のはずれ。つまり青山ではないのでした。とほほほ…。
『ビックリハウス』
当時私は『宝島』派で、それもごく初期です。シロートの投稿で盛り上がるなんて深夜放送みたいだな、と感じておりました。

2004年01月28日

戦後政治のタニマチたち

040128_01.jpg店内にモダンジャズが流れる渋谷の山下書店にて、今日は、
週刊エコノミスト 創刊80周年記念『戦後日本企業史 経済大国を築いた人々』1200円
040128_02.jpgちくま文庫 なぎら健壱著『日本フォーク私的大全』760円
を買いました。
あの時代のフォークは苦手なのですが、『戦後日本企業史』だけだと払いが中途半端なので、ついでに買っちゃいました。(なぎらさん、ごめんね)

つぎは『戦後日本政治史』の発刊をキボー…します。