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応援歌

野球やサッカーの応援で、『恋はワイルド・シング』 『狙いうち』 『エイトマン』など、懐メロのひと節を替え歌にして斉唱する、ということがありますね。
先日、CXのスポーツニュースをなにげに見てたら、とびきり懐かしいのが聞こえてきました。
ブルース・チャネルの『ヘイ・ベビー』です。

フジテレビ・サッカー・レジェンド 2
http://www.ponycanyon.co.jp/international/compi/pccy01626.html

『ヘイ・ベビー』を最初に聞いたとき、歌ってるのはてっきり黒人だと思いました。
声が黒人ぽいということもありましたが、サウンドがどこか土臭く、いかにも南部の雰囲気。しかもイントロのハーモニカ(デルバート・マクリントンが担当)がかなり黒っぽい・・・
でも白人だったんですねぇ。
白人ブルースシンガーというよりはブルーアイドソウルの先駆けのひとりと云うべきでしょうか。

シングル「ヘイ・ベィビー」安村昌子
ボビー・ヴィー、ホセ・フェルシアーノ、ボビー・G・ライス、リンゴ・スター、ドニー・ロアーズ、アン・マレーなど、いろんな人がこの歌をレコーディングしているようです。
日本ではこの人、安村昌子の『ヘイ・ベィビー』。オリジナルと同じ年、わずか三月(みつき)遅れの発売ですから正真正銘のカバー盤です。

ブルース・チャネルはテキサス州ジャクソンヴィル出身。5歳で歌とギターを始め、一家でダラスに引っ越してから人前で歌うようになったそうです。17歳のとき、ラジオショー『ルイジアナ・ヘイライド』のオーディションに受かって大いに名を売り、友人の女性と共作した『ヘイ・ベビー』が1962年3月、ビルボード第1位のヒットとなりました。
1964年のヒット『ゴーイング・バック・トゥ・ルイジアナ』は、『プカプカ』や、宇崎竜童の初期の作風と共通する、いかにも日本人が好みそうなニューオーリンズのムードでした。

 

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