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三角定規は規矩準縄に非ずや ――成功、その後の身の処し方

青い三角定規が33年ぶり活動再開

 ミリオンセラー「太陽がくれた季節」を生んだ3人組フォークグループ、青い三角定規が、33年ぶりに本格的に活動再開することが10日、分かった。
 「♪君は 何を今 見つめているの」のフレーズで知られる同曲は、日本テレビ系ドラマ「飛び出せ! 青春」の主題歌として72年に大ヒット。同年の日本レコード大賞新人賞を獲得し、NHK紅白歌合戦にも初出場したが、3人の目指す方向性の違いから翌年に解散。西口久美子(55)は歌手、女優、司会などマルチな活動を展開。岩久茂(56)と高田真理(58)も独自の音楽活動に進んだ。
 再結成のきっかけは、12月に行われる西口の芸能活動35周年記念ディナーショーだった。5年前の30周年のときに、一夜限りの共演をしていた。今回は、誰ともなく「本格的にやってみようか」との声が出てきたという。「年を重ねて、やっとみんなが音楽を楽しめる心境になってきた。同じ団塊の世代の人たちに、自分たちの歌でエールを送りたい」と西口。今後は、早ければ年内にもオリジナルの新曲を発表する予定だ。
http://news.goo.ne.jp/news/nikkan/geino/20060811/p-et-tp0-060811-0006.html?fr=rk
 
青い三角定規元メンバー飲酒運転

 埼玉県警狭山署は12日までに、業務上過失傷害と道交法違反(酒気帯び運転)の現行犯で、同県入間市のフォークグループ「青い三角定規」の元メンバーで無職高田真理容疑者(59)を逮捕した。
 調べでは、高田容疑者は11日午後4時40分ごろ、入間市下藤沢の交差点をミニバイクに乗って右折した際、直進してきた自転車の女性(48)をはね、頭蓋骨骨折など1カ月の重傷を負わせた疑い。呼気一リットル中0・25ミリグラムのアルコールが検出された。
 同容疑者は「自転車が来るより先に右折できると思った。カラオケ店で酒を飲んだ」と供述しているという。
 高田容疑者は「青い三角定規」の男性メンバーとして1970年代に「太陽がくれた季節」などをヒットさせた。
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/flash/KFullFlash20060912051.html

シングル「太陽がくれた季節」青い三角定規
青い三角定規」は今年、活動を再開したばかりだったので、
残念ですねぇ・・・
「太陽がくれた季節」は1972年2月のリリース。
あのころの若者も今や59歳ですか。

 

◇    ◇    ◇

¶postscript―*

青い三角定規の元メンバー自殺か、遺書も

 26日午後4時ごろ、埼玉県入間市豊岡1丁目のマンションの敷地で男性が倒れて死んでいるのを住民が見つけ110番した。免許証などから人気フォークグループ「青い三角定規」の元メンバー、無職高田真理さん(59)とみられ、狭山署は飛び降り自殺とみて、身元確認を急いでいる。
 調べではマンションは12階建てで、男性はうつぶせで頭などから血を流していた。ショルダーバッグの中に知人あての遺書があるという。
http://www.nikkansports.com/entertainment/f-et-tp0-20060926-95713.html

飲酒事故に対する自責の念と、被害者への申し訳なさに加え、自分のせいでグループ再出発が中止になってしまったことがよほど堪えたのでしょう。
あの歌の心が生かされなかったのは残念でなりません。
(2006年9月26日)

¶postscript―*

元メンバー・西口久美子(55)が27日、都内で取材に応じた。
(中略)
「よもやこんなことになるとは。どうしたらいいのか…」。気丈に語ろうとした西口だが、動揺は隠せなかった。デビュー35周年を記念してグループ再結成を計画していた矢先の今月11日、高田さんが飲酒運転で事故を起こした。同13日に高田さんから謝罪の電話があり、「被害者の方にはできるだけのことをして」と話したのが最後の会話となった。通夜、葬儀は行わず、家族だけでだびに付される予定で、西口も故人の元を訪れるのは遠慮しているという。
 12月6日の目黒雅叙園が復活ステージになるはずだった。西口は「(ショーを)やらないのは簡単だけど、逃げるわけにはいかない」と前向きに語ったが、内容は未定のままという。
http://www.daily.co.jp/gossip/2006/09/28/0000123407.shtml

人が老いるのはこういう時でしょうか。
青春が誰にとっても切なく、また輝やかしいのは、必ず失ってしまうから、なのかもしれません。
(2006年9月28日)

 

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