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文化放送が24日午後1時までの放送を最後に、個性的な姿で半世紀以上親しまれた東京都新宿区の四谷局舎を離れ、港区浜松町に移る。旧局舎は取り壊され、マンションになる予定だ。数々の事件や学園紛争、深夜放送全盛期と、ラジオが元気だった時代の証人が、姿を消す。
(中略)
実は、文化放送の母体はカトリック聖パウロ修道会だった。カトリック放送局を目指したが認可が難しく、51年に現在の局舎を建て、翌年、宗教色のない「日本文化放送協会」(56年、文化放送に改組)として放送を開始した。
だから修道会の拠点でもあった。第5スタジオは聖堂を兼ね、副調整室の下は聖歌隊席だった。
(中略)
やはり67年入社で、深夜放送で親しまれた作家の落合恵子さんはまず、68年10月、新宿で学生と機動隊が衝突した「騒乱罪」事件を思い出す。
(中略)
70年11月25日、局舎に近い市谷の陸上自衛隊駐屯地に何者かが乱入したとの一報で、報道部員が駆けつけた。演説が始まったのでマイクを向けると、なんと三島由紀夫。落ちていた木の枝にマイクを縛って掲げ、全演説の録音に成功した。
http://www.asahi.com/culture/update/0718/018.html
QR。番組の仕事で頻繁に訪れた時期がありました。
ニッポン放送のような傲慢さ、TBSのようなエリート意識をあまり感じさせない、雰囲気のいい局でした。今はどうですかね。
母体は修道会だそうですが、現在は別の教団と懇意のようで、いろいろ事情があるみたいです。