大橋節夫死去
ハワイアン音楽の大御所で歌手の大橋節夫(おおはし・せつお)さんが、7日午後8時37分、呼吸不全のため亡くなった。81歳。
(中略)
慶応大学在学中にスター・ダスターズを結成し、1947年に卒業後、バンド名をハニー・アイランダースと改めた。「小さな竹の橋で」「南国の夜」などのヒットを放ち、バッキー白片さんと並ぶハワイアンブームの立役者となった。
正統的ハワイアンを志向する白片さんに対し、クラシックやジャズ、日本民謡もハワイアン風に編曲して歌った。
http://news.www.infoseek.co.jp/entertainment/story.html?q=08yomiuri20060608i312&cat=35
(写真左)
手元にあるシングル盤『赤い貝殻』。
稲村ジェーンのころのサザンにこのメロディを彷彿とさせる曲がありました。
大橋さんは元海軍中尉で特攻隊員。
出撃6時間前に終戦を迎えたそうです。
端正な風貌にマッチするかのようなシャープな感性は、あるいはそうしたギリギリの体験によって研ぎ澄まされたものなのかもしれませんね。
最初のバンド「セブン・スターズ・ハワイアン」(南映楽団)のころは、アンディ・アイオナを手本にしていたとか。
私がアンディ・アイオナのSP復刻盤を買ったのは1970年代ですから大橋さんに遅れる事30数年というタイムラグで聞いたことになります。