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2006年06月29日

拝啓、更新を御無沙汰しましたが

鹿児島県鹿屋市で、花壇に設置されていた郵便ポストが盗まれました。
 ポストは地中に埋まっていたコンクリートの基礎部分ごとなくなっており、重さは40キロから50キロ程度あるということです。何者かが盗んだものと見られ、警察は窃盗事件として捜査しています。
http://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline3322960.html

大昔の筒型ではなく、箱の下にポール状の足が1本付いている、それも少し前の角の丸いものらしいですね。
マニアの仕業か、絶対届いて欲しくない郵便物を投函してしまった人の、やむにやまれぬ所業か、
どっちにしろなり行きが注目されますデス、ハイ。

郵便や手紙の歌はたくさんありますね。

資料を見ないで、今思いつく、私の好きな郵便ソングを挙げておきます。

第1位 手紙/由紀さおり
  2   プリーズ・ミスター・ポストマン/ザ・マーヴェレッツ
  3   あこがれの郵便馬車/岡本敦郎
  4   砂に書いたラブレター/パット・ブーン
(次点) 上海だより/上原敏

『上海だより』は捨てがたいトボケた味わいを持った戦時歌謡で、悲惨な中国戦線の状況を欺瞞し、内地の者に誤解させた点で、悪質ではありましたが、いわゆる一連の「たより物」の元祖となった点と、悲壮感溢れる曲調の多い戦時歌謡の中で際立って明るく、しかも完成度が高い、というところに、私はギズモ/グレムリン的な面白味を感じております。

2006年06月19日

俺が夕焼けだったころ

ビートルズの名曲「ホエン・アイム・シックスティー・フォー(64歳になっても)」を作詞作曲した元メンバーのポール・マッカートニーさんが18日、64歳の誕生日を迎えた。
(中略)
 しかしマッカートニーさんは先月中旬、2人目の妻で、地雷廃止運動家のヘザーさん(38)との離婚を発表しており、実際の人生はこの曲のようにはいかなかったようだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060618-00000054-kyodo-ent

森高千里「私がおばさんになっても」・・・?
いえいえ、
私の3大「 When I 」ソングは以下のとおりです。

  1   恋に落ちた時(When I Fall In Love)
  2   夢見る頃を過ぎても(When I Grow Too Old To Dream)
  3   わかるかなぁ わかんねぇだろうなぁ
(次点) 瞳を見つめて(When I look In Your Eyes)

2006年06月18日

いまや消費の主役

かつてのヒット商品、相次ぎ復活 狙いは団塊世代

 ウイスキーの「オールド」、大学ノートの「キャンパスノート」…。かつてのヒット商品が相次いで「復活」を果たしている。背景には、1000万人市場といわれる団塊の世代の購買意欲への期待感があるようだ。
(中略)
 ロッテは6月、「クールミントガム」と「グリーンガム」の「クラシックタイプ」の販売をスタート。クールミントガムには氷原に立つペンギンとクジラ、氷山の絵という昭和50年代後半の商品に使ったシンボルマークを再登場させた。
http://www.sankei.co.jp/news/060617/kei093.htm

ファッションのパターンがおおよそ出尽くして、あとはとっかえひっかえ、忘れたころに引っ張り出してきて流行らしきものを仕掛けていくしかなくなったのと、似てますね。
大げさにいうと、文明のどん詰まり感が、やっぱりあります。
あとはなにがあるんだろう…と、ふと思いに沈んでしまう昨今です。

2006年06月15日

イン・マイ・ルームでネット・サーフィン中、パソコンがシャット・ダウン、オー、ドント・ウォリー・ベイビーちゃ〜ん!

ビーチ・ボーイズのオリジナルメンバーであるブライアン・ウィルソン、マイク・ラヴ、アル・ジャーディンの3人が13日、約10年ぶりに公の場に揃って姿を見せた。
 3人は、1965年からツアーに参加するようになったブルース・ジョンストンと共に、2003年発売のベスト版「サウンズ・オブ・サマー/ザ・ベリー・ベスト・オブ・ビーチ・ボーイズ」が全米で200万枚を超えるヒットを記録したことを記念する「ダブル・プラチナ」プレートのプレゼンテーションのため、米キャピタル・レコードの屋上に集合した。
http://www.excite.co.jp/News/entertainment/20060614212325/JAPAN-217298-1_story.html

グループとしてどっちが好きかといえば、実は私はビートルズよりビーチボーイズです。
もちろんビートルズも大好きなんですけど、曲の向こう側に見えてくる風景の違い、たとえばリバプールの曇り空とカリフォルニアの青い空みたいな、そういうことですかね。
どっちが自分の気持にシックリくるかといえば後者なんです。

アメリカン・グラフィティには、以下のようなセリフがあります。

JOHN: I don't like that surfing shit. Rock 'n Roll's been going downhill ever since Buddy Holly died.
CAROL: Don't you think the Beach Boys are boss!
JOHN: You would, you grungy little twerp.

AMERICAN GRAFFITI
by GEORGE LUCUS, GLORIA KATZ, WILLARD HUYCK
GROOVE PRESS BC-373 P.51

     ※ 川本三郎氏の訳書では「grungy little twerp」は「小生意気なガキ」

ロックンロールはバディ・ホリーが逝ってからダメになった、ビーチボーイズなんかガキンチョの歌だと、登場人物ジョン・ミルナーに言わしているわけです。
しかし、あのエンドタイトル前の“青い空”からは、映画の作り手側がビーチボーイズに深いリスペクトを懐いているであろうことが感じられます。
ジョン・ミルナーは1964年6月、酔払い運転の車に轢かれて死んだことになってます。この年、ビートルズ旋風が全米を席捲、日本では東京オリンピックが開催されました。

2006年06月14日

なんである、アイデアル、また言っちゃった!

60年代、タレント植木等さんが「なんである、アイデアル」とつぶやくCMで有名になった洋傘メーカーのアイデアル(東京都)が自己破産申請の準備に入ったことが12日分かった。
 民間信用調査会社の帝国データバンクによると、9日に営業を停止した。負債総額は13億5000万円程度になる見込み。業績のピークは91年8月期で、売上高は約24億円あった。安価な輸入品に押されるなどして、05年8月期は約5億円程度まで落ち込んだ。
http://www.asahi.com/business/update/0613/052.html

生産拠点を海外に移さなかったんでしょうか?
なんか、寂しいですな。

なんであるアイデアルONLINE
http://www.kasa.co.jp/
http://web.archive.org/web/*/http://www.kasa.co.jp

2006年06月09日

大橋節夫死去

ハワイアン音楽の大御所で歌手の大橋節夫(おおはし・せつお)さんが、7日午後8時37分、呼吸不全のため亡くなった。81歳。
(中略)
 慶応大学在学中にスター・ダスターズを結成し、1947年に卒業後、バンド名をハニー・アイランダースと改めた。「小さな竹の橋で」「南国の夜」などのヒットを放ち、バッキー白片さんと並ぶハワイアンブームの立役者となった。
 正統的ハワイアンを志向する白片さんに対し、クラシックやジャズ、日本民謡もハワイアン風に編曲して歌った。
http://news.www.infoseek.co.jp/entertainment/story.html?q=08yomiuri20060608i312&cat=35

シングル「赤い貝殻」大橋節雄
(写真左)
手元にあるシングル盤『赤い貝殻』。
稲村ジェーンのころのサザンにこのメロディを彷彿とさせる曲がありました。

大橋さんは元海軍中尉で特攻隊員。
出撃6時間前に終戦を迎えたそうです。
端正な風貌にマッチするかのようなシャープな感性は、あるいはそうしたギリギリの体験によって研ぎ澄まされたものなのかもしれませんね。

最初のバンド「セブン・スターズ・ハワイアン」(南映楽団)のころは、アンディ・アイオナを手本にしていたとか。
私がアンディ・アイオナのSP復刻盤を買ったのは1970年代ですから大橋さんに遅れる事30数年というタイムラグで聞いたことになります。

2006年06月05日

漫画界きってのサッカー通

イーブック イニシアティブ ジャパンは、漫画「ワイルド7」「ケネディ騎士団」等で有名な漫画家・望月三起也氏のブログ「サッカー狂が吠える。」を開設する。電子書籍販売サイト「eBookJapan」の新コンテンツとなる。
 望月三起也氏は、タレントの明石家さんま氏・木梨憲武氏を中心とした、芸能人サッカーチーム「ザ・ミイラ」で、監督兼プレーヤーとして活躍。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060605-00000024-rbb-ent

望月三起也氏。懐かしいお名前です。
「等で有名な」とありますが「ワイルド7」も「ケネディ騎士団(ナイツ)」もかなり昔の作品。若い人は知らないでしょう。